試合について
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
4-4-2
ハヴァーツ、トロサール
マルティネリ、メリーノ、パーティ、サカ
ティンバー、ガブリエル、サリバ、ホワイト
ラヤ
サブは、ジェズース(46 メリーノ)、ジンチェンコ(82 ティンバー)、ワニエリ(82 トロサール)、オーデガード(90 ハヴァーツ)
ライス/ホワイトのほかは、ニューカッスルと同じ11人。このバッドフォームのなかで、積極的あるいは戦術的になにかを変えて悪い状況を打開してほしいと思ったが、本質的には同じチームを継続。まあアルテタならこうするか。
ちなみにインテルのほうは、ベンチを観るとスタートしてもおかしくなさそうなキープレイヤーが何人もいて、この試合で大胆なロテイションをやったのか、あるいは国内リーグとCLでチームを分けているのか。よくわからないが、ケガ人も少ないしで、スクワッドデプスの厚さはアーセナルよりもあっただろう。
アーセナルは、リードを追う後半の開始からジェズースを入れた。彼はそのまま9へ。
82分にジンチェンコとワニエリ(遅い)、90分にはハヴァーツが相手選手と激突&流血して交代を余儀なくされ、超ひさしぶりのオーデガード登場。奇跡を信じた数分だったが。
マッチスタッツ
Sky Sportsより。
Opta AnalystによるxGは、1.19 vs 2.22。
インテルの後半はショッツ1だから平坦なのは当然。
ちなみに、彼らのxGはペナルティが含まれている。1.19のうちの大半はそれなので、それがなければ半分以下のチャンス量しかない。そういう意味では一方的ではあった。こんな試合で敗けないでくれー。
今回は、興味深いスタッツがほかにもあって、Opta Joeによると、今シーズンのCLでアーセナルよりファイナルサードにおけるプレスのインテンシティが高いチームはないということ。ハヴァーツがトップ。
1 – Arsenal have made more high-intensity pressures in the final 1/3 than any other team in the UEFA Champions League this season (543), while Kai Havertz (146) has made the most of any player. Relentless. pic.twitter.com/z8FyhYSv91
— OptaJoe (@OptaJoe) November 7, 2024
それと、ベンさんことJames Benge。
After four games (including arguably their three hardest in the group stages) Arsenal have allowed just four non-penalty shots on target. One of these was the rebound from a penalty. Their non-penalty xG allowed is the lowest in the UCL. The backline is still looking strong.
— James Benge (@jamesbenge) November 6, 2024
CLのここまでの4試合で、アーセナルはNP-SoT(non-penalty shots on target)を計4つしか許していないということ。しかも、そのひとつはペナルティからのリバウンド。これはCLでベスト(最少)という。
つまり、フロントはインテンスなハイプレスをつづけているし、バックも強固な守備で相手にチャンスを許していない。
こういう結果の試合だからすっかり暗い気持ちになっているが、そういう基礎はなくなっていないし、今後に向けてはそこまで悲観的になる必要はないと云えるかもしれないデータ。