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【マッチプレビュー】24/25 EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(4/Dec/2024)12月はじまる

こんにちは。今週はミドウィークにもPL。12月らしくなってきた。

アーセナルのMD14対戦相手は、もちろんマンチェスター・ユナイテッド。エミレーツに迎える。

キャプテンの復帰以降、目覚ましい変貌を遂げ3連勝を記録するわれらに対し、新マネジャーRuben AmorimのマンUは、先日のエヴァトン(H)で彼の就任から3試合めで初めてのPL勝利したばかり。その試合に大勝したとはいえ、彼らのクオリティはいまだよくわからない。

ただ、ひとつ確実に云えることは、いまのアーセナルの勢いを止めるには、どんなチームでもそうとう苦労するだろうこと。ましてや、エミレーツである。

ぼくは、この試合でアーセナルがマンUをコテンパンにしてくれることを大いに期待している。長い歴史のなかで見れば、彼らのようなメガクラブが低迷している期間などほんのわずか。やるならいま。



アルテタの試合前コメント「ハイパーエナジーが必要」

昨日行われたミケル・アルテタの試合前記者会見。 AFC公式サイトより。

(パーティ、メリーノ、カラフィオーリ、ガブリエルについて……)

アルテタ:午後にMTGがある。今日トレイニングセッションを行って、選手の様子を観て、何人かに制限させた行動もある。そのMTGにのあと、誰がフィットしているか、起用できるか、スタートするかを決める。

(FAカップのサードラウンドでマンUを引いた……)

ドロウとはそういうものだ。誰もが当たりうる。われわれはホームでプレイするし、これもまたビッグマッチになるだろう。サードラウンドやフォースラウンドでビッグチームと対戦するのは、ここ数シーズンとちょっと似ているが、われわれもクラブの歴史的にやってきたことをやりたい。それに、いずれにせよFAカップを勝つためにはビッグチームを倒す必要がある。楽しみにしているよ。

(Ruben Amorimとの再会……)

クラブには彼の指紋が見える。彼のやりたいことはすぐにわかる。彼はとてもはっきりしているひとだと思う。スポルティングで大成功し、彼があそこで何年にもわたり達成してきたことは素晴らしい。とくに彼のやりかただ。彼のやりかたとチームのプレイ。

彼はクラブと選手にエナジーをもたらし、新しいアイディアをもたらす。それはつねにポジティヴなもの。だが、われわれは自分のやるべきことに集中する必要がある。

(2023年にEL敗退したときのリヴェンジ……)

リヴェンジではない。つねに新しい機会というだけ。相手に勝とうが敗けようが、いずれにせよやりすごすのはかなり難しい試合。われわれは、そのことを学んだ。何日か前にもわれわれはスポルティングとプレイしたし、2年前とはかなり違っていた。だから、それに意味はない。

(去年の12月の結果を避ける……)

そうじゃないと願う。もちろん、スケジュールや自分たちの状況はあるし、それには適応せねばならない。われわれはいまもとてもよく競えている。しかし、望んでいる一貫性はなかった。われわれはいい調子だし、いまは勢いもある。明日の夜は美しい試合にしよう。

(ジョルジーニョがサカの可能性に太鼓判……)

彼らは毎日いっしょにいるし、ドレッシングルームもいっしょ。だから、選手やチームメイトたちにとりそうしたことばは、いつもとてもポジティヴだ。それが示すのは、いかに彼らがサカのことを信じているかということ。選手たちが彼のなかにある可能性を信じている。

(選手たちがサカに“pesudo (※ポルトガル語でbig feet)”と愛称をつけている……)

(笑い)それは何度か聞いたことあるね。ブラジリアンのグループからだね。

(この3試合のパフォーマンスにおけるカギとなったもの……)

全員が重要だと感じること。われわれはシーズン最初からずっとこの状況にいて、つねにスクワッドのことを話している。全員の重要性が重要だと感じられ、自分たちのなかにクオリティがある。そして、われわれは、これからもそれへの適応をつづける必要がある。なぜなら3月までは、3日ごとの試合というスケジュールがあるから。

だから、チームが反応したことはとても喜ばしいし、チームがやっているプレイもうれしい。それで非常に納得できるかたちで試合に勝っている。とてもポジティヴ。

(オーデガードのようにカムバックした選手をほかに知っている?……)

知らない。それについて考えるなら、だが正直いうと、わたしは驚いていない。なぜなら、彼の自分の面倒の見方があったから。彼の話しかた、トレイン、チームに戻る1週間か2週間前の彼のチームへの眼差し。あれは、とてもシャープだった。

そして、もちろんチームには彼に対するとても大きな自信や信頼がある。それもまた大きなインパクトになっている。彼らがいかに彼を頼っているかが。

(あなたがマネジャーとして学んでいること?……)

この仕事の予測不可能なところ。わたしはシーズン中にこの新しい仕事に飛び込み、非常に特殊な状況もあった。社会的にもそうだし、とくにこのクラブでも。そして、そのあとはCovidだ。

計画は好きなようにできるが、結局フットボールは自分たちが想像もしていなかったところへ連れて行かれる。だから、いろいろなことに対処しなければならない。だから、起きたことを受け入れ、直面し、向かっていくのだ。

(あなたのエミレーツ・ステディアムでのハイライトは?……)

まず最初は、デビューしたスウォンジー戦。そこで、このクラブでプレイできることの美しさを実感した。なんて美しいステディアムなのかと。それに、雰囲気の変化も。ホームで自分たちのサポーターの前でプレイする気分、彼らのもたらすエナジー、そこはこんなにも素晴らしいのかと思った。

(それはいま変わった?……)

それが違うように感じるのは、おそらくはわたしがピッチにいないから。わたしはサイドラインにいて、そこが違う。しかし、みんなそのことについて話している。その経験があり、ここをホームだと感じる。そこがとても大きな違いになる。

それは、明日まさにわれわれが必要とするものだ。ハイパーエナジー。全員がそれに乗り、すべてのボールを選手たちとともにプレイする。そして、チームもまたそれに反応する。

(サカのアウトプットについて……)

そうだね、数字に関しては変化はある。だが、われわれはブカヨにはつねに変化を観ているから。毎年、彼はなにかべつのものをもたらしている。彼は自分のゲイムに新しいことを加え、どんどん安定している。

そして、いまあなたが云ったように、彼のゴールとアシストの数字はとても素晴らしい。彼はもう進化する以外ないし、もっとよくなっていく以外にない。

彼がそれをつづけていくための正しい選手たちが周囲にいるということもある。そしてなにより、彼自身それを望んでいるから。

(サカをロナウドの数字を再現できる?……)

そこを観ていくのはいつもいいことだ。クリスチャーノのキャリアのスタートでは、おそらく彼がマンUに入ったとき、誰も彼があんなふうになるとは思わなかったのではないか。だが、繰り返すように、それが彼のメンタリティなんだ。彼のワークエシックであり、いかに彼が自分のスキルを伸ばし、チームとケミストリをつくったか。

そして、支配的になれるキャパシティのあるチームでプレイしたこと。それがとてもとても重要だ。だから、わたしはBもその状況があると思っているし、彼はそこに向かっている。それは、いいことだと思うよ。

(ジョルジーニョの貢献……)

あれが彼のクオリティ。わたしがつねに云ってきたのは、彼の最大のクオリティはほかの選手たちをよくするというキャパシティだということ。

昨シーズン、それはスタートから同じだった。いくつかの試合があり、長い時間はプレイしていない。わたしはいつも彼に伝えていた「準備をしていてほしい。なぜならそのときが来るから」。

今日プレイするかもしれないし、明日プレイするかもしれない。そして、彼の準備はトップなのだ。だから、彼がプレイするときには、彼はつねに準備ができている。

(ジョルジーニョの存在はもうひとりコーチがいるような……)

それは、彼がナポリにいたときからわたしが思っていたことだ。あのとき、わたしはコーチとして初めて彼をスカウトした。そして、彼にはその素質があった。

いま彼は、もうしばらくコース(コーチング)を履修しているので、もう準備はできているはずだし、とても優秀なコーチになるはず。

(いまやエミレーツはより敵対的な場所になった?……)

イエス。ある時間では。まだ進歩できる部分もたくさんある。われわれは、それをチームとしてもできるし、それにチームとどうつながるか。

それについて議論していることはたくさんある。なぜなら、基準が変わっているから。エミレーツの年齢層も変わっているし、サポーターのために最高の雰囲気と経験をつくるために、われわれも継続して進化をつづける必要がある。

(雰囲気をさらによくするためにクラブはほかに何ができる?……)

それはわたしの仕事ではないのだが、わたしもたくさんのことができる。しかし、そのための素晴らしいチームがわたしにはいる。

(ステディアム拡張の可能性……)

それはクラブの課題であり戦略。そういったことに答えられる準備が整えば、クラブからお知らせがあると思う。

(ニコラス・ヨヴァーのパーソナリティ?……)

彼は、特別なひとだよ。もちろんわたしともとても親しい。わたしは、シティでは彼とかなり衝突したこともある。わたしはそこにかなり進歩の余地があると思っていたから。わたしは彼に連絡して、ペップにも彼がここに来てくれるよう頼んだ。それ以来、わたしたちはかなり親しくしている。

われわれは、はっきりとしたヴィジョンを共有しているんだ。みんなまとめてどうやりたいか、全体をどうつなげ同調させ、効果的にワークさせるか。そこに注力しているものはほかにもたくさんいて、長い時間をつかっている。だが、彼がチームにとりとてもとても重要なひとりであることは間違いない。

(トレイニングでセットピースにはどう取り組んでいる?……)

分けて考えていない。それはすべてつながりがある。だから、それをつなげようとしなければならない。別々のプレイの連続ではない。だから、われわれの取り組みは、実際の試合に近いものだ。

(あなたは試合中にも選手たちにそれに取り組ませる?……)

イエス。もちろん守備パートでも。セットピースで守らねばならないとき、もちろん起きたあとでは遅い。いかにして、それをうまくやるか、それはわれわれがつねに議論していること。

(マンUはタイトル争いに加われる?……)

まだシーズンの早い時期だ。どのチームも5-6試合連勝する余地はある。なぜなら、すべてのチームが毎週勝つことがかなりタフで、難しいから。だから、わたしはまだ何でも起きると思っている。

(いまマンシティのどこがもっとも脆弱に観える?……)

もし状況をひっくり返して勝ち始めることができるチームがあるとするなら、彼らは除外できない。なぜなら、あのチームにどれだけのクオリティがあるかわかっているのだから。

今回マンUとの対戦ということで、サカとクリスチャーノの対比のくだりが注目を集めていた。ジョルジーニョもサカのバロンドールにお墨付きを与えていたりして、ふたりを比べるタイミング。

ところで、アルテタがクリスチャーノのマンU時代を述懐しているが、ぼくも彼のマンUでの最初のころをなんとなくおぼえていて、たしかにアルテタが云うように、当初彼を観ていても後にあんなに大成功するとは思わなかった。たとえばいまのマルティネリみたいな? かなり期待はされているが、実際はまだ荒削りで。進歩するべき部分も多い。それがあれよあれよという間に、メッシ&クリロナ時代みたいになってしまった。この教訓は、サカはもちろんネリだってこれから伝説的選手になる可能性はあるってことだな。よかったよかった。

 

会見の後半。

以下サマリー。

  • Saka debut: Not that day. When I understood the skillset, long term that wasn’t his position.
  • How has saka changed?: You can tell. The way he presents himself, talks. He’s got a massive role in the team. He’s earned the right to be that way.
  • United/Arsenal rivalry: The way we’re competing. The tension raises. It makes it special.
  • Harder for rivalries to be born: This league is no comparison, it wasn’t that open.
  • Nicer for an old school rivalry: I saw a lot of respect there. Wenger always talked of respect for Ferguson.
  • Saka chemistry with Odegaard: They can be in this case. I’ve seen centre backs and midfielders. Naturally there’s a chemistry that is unbelievable.
  • Odegaard importance: He brings and energy that is difficult to see. He earns his trust. The way he’s pushing the standards higher credit to him.
  • Anyone else comparible?: There are many others.
  • Differences you’re seeing?: The fact we’re winning and scoring changes the dynamic.
  • Reach another level to close the gap to Liverpool?: The level is to win win win. There is another level for sure.
  • Gabriel relaying information for set piece goal: There are certain players who are accountable for relaying.
  • What does Amorim have to do to rebuild United?: Have a strong belief that he is the right man. Make sure everyone follows you.
  • Saka has less attention now: There’s always knock on effects. We have to find other ways.

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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