試合について
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
マルティネリ、ジェズース、サカ
ハヴァーツ、パーティ、オーデガード
MLS、ガブリエル、サリバ、ティンバー
ラヤ
サブは、トロサール(24 サカ)、カラフィオーリ(58 MLS)、ライス(58 ハヴァーツ)、メリーノ(86 ティンバー)、ワニエリ(86 ジェズース)
スターティング11は、水曜のリーグカップからジェズースがポジションをキープ。そして、ハヴァーツがMFへ。
試合前、ファンのあいだではジェズースの9は歓迎されていたが、ハヴァーツの8には否定的な反応が多かった。去年、彼は8でうまくいかず、9にポジションを移してブレイクしたところがあるから。うまくいかないとわかっているのに、また戻すのかと。
それとぼくがスターティング予想を外したのはLBで、MLSがスタートした。ベンチスタートだったカラフィオーリのフィットネスによっては彼のスタートはなかったろうが、それでもキヴィオールやKTより優先されているという事実。彼は、PLでフルデビューとなったエヴァトンからPLでの連続スタートで、アルテタのなかでの評価の高さをうかがわせる。
サブは、前半にサカがハムってしまったため、トロサールINでLWへ。マルティネリがRWに移動。
後半は、カラフィオーリとライス登場。このサブの直後に4点めを決めて試合を殺した。そのスコアラインの影響もあるだろうが、その後、ライスが入ったことでチームプレイはだいぶ安定することになった。やはり頼れる漢。
それにしてもカラフィオーリは大丈夫そうでよかったな。78分、相手のバッドタックルに絶叫して悶絶。リプレイでは、あの反応が大げさに観えないほどの足裏の危険なやつだった。あれはレッドカードのタックル。ストレイトレッドの可能性だから、ちゃんとVARチェックされたんだろうか。
ダメ押しの5点めが決まったあと、メリーノとワニエリが入った。ワニーにもっと時間をプリーズ。
マッチスタッツ
Sky Sportsより。
最近の試合は、アーセナルが一方的に支配して攻めつづけて、それでいてゴールがなかなか入らないみたいな試合が多かったのが、今回はかなり接戦だったという印象がある。
スタッツ的にも、ショッツ(15 v 14)、SoT(6 v 6)、コーナー(3 v 3)、ビッグチャンス(2 v 4)と、両者でわりと似たようなアウトプットだ。
チャンスも、アーセナルが4点めを決めて試合を殺すまではほとんど同等だった。チャートを見るに、前半はホームチームがチャンス量で上回っていた時間すらある。
が、結局勝負の分かれ目は、実際につくったチャンスをゴールにコンヴァートできたかどうか。アーセナルはSoT6でG5なので、超高効率だった。
Arsenal (2.34) 3-2 (0.35) Crystal Palace
— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) December 18, 2024
あとは、ラヤの功績も称えないといけない。彼のいくつかのセイヴがなければ同じスコアラインではなかった。とくに21分、サリバのエラーが招いたMatetaのビッグチャンス(0.49xG)。あれが決まっていれば、試合はもっともっとケイオスになって結果だって違っていた可能性がある。ラヤは、ビッグチームに必要な仕事をしてくれた。
試合後はジェズースやライスらの称賛の影に隠れているが、Sky Sportsが選んだMOTMはラヤである。