ニューカッスルについて

アルテタの会見で、「最近のニューカッスルとのライバル関係について」という質問があった。そんなもんあるのかね。議論な試合があったり、アーセナルが敗けたり、ただムカつくってだけかと思う。

カラバオカップの彼らは、このSFにたどり着くまでに、フォレスト（A）、ウィンブルドン（H）、チェルシー（H）、ブレントフォード（H）の4試合で勝ち上がってきた。

現在はリーグカップを含めて6連勝中と絶好調。このなかには、ちょうどアーセナルがこれから戦うヴィラ、ToT、マンUのPL試合が含まれる。PLテーブルでは5位。まあ強い。

なかでも連日メディアを賑わせているのが、Alexander Isak。彼もかなりのフォーム。PLで18試合プレイしてG13 A4。アーセナルでは7ゴールのハヴァーツがトップスコアラーで、彼のゴールはそのほとんど倍である。

彼は、もちろんアーセナルのドリームターゲットで、もし今シーズン彼がアーセナルのチームにいたら、いまごろわれらは同じポジションではなかっただろう。ニューカッスルは彼に£150mの値札をつけるとかなんとか。

彼らが来シーズンのUCLを逃すようなことがあれば、彼のようなスター選手も移籍のチャンスはあるんだろうが、そんな非現実的な大金は誰にも払えない。

チームニュース

Emil Krafth、Jamaal Lascelles、Callum Wilson、Nick Pope、Fabian Schär、Anthony Gordon、Bruno Guimarães（5枚カードのサスペンション）がアウト。

Sven Botmanがダウト。

Bruno Gがいないのはけっこう大きい。

前回の対戦について

11月のPLアウェイ。1-0敗け。オーデガード不在で苦しんでいたとき。アーセナルは、PLで敗けたのはこれが最後。これ以降はひとつも敗けていない。

【マッチレビュー】24/25 EPL ニューカッスル vs アーセナル（2/Nov/2024）噛み合わない歯車 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction）  N/A

Sky Sports (Jones Knows）  N/A

WhoScored.com   2-1

試合のみどころ

ぼくは、この試合はなんだか勝てそうな予感があまりしていない。アーセナルの試合で始まる前からそう思うのは、最近めっきりなくなっていたが今回だけはどうも。

相手もケガ人が少なくないし、もうしばらく敗けていないエミレーツだし、この試合でわれらに有利な部分ももちろんなくはない。だが、それよりもアーセナルはチーム状態が悪すぎるだろう。ブライトンでのあのヘロヘロ状態を観たら、たいして時間が経っていないこの試合で、90分間の元気ハツラツなパフォーマンスを期待するのはちょっと難しいと思う。

ハヴァーツやオーデガードのスタートを予想してはみたものの、そもそも彼らのフィットネスは大丈夫なのか？

いっぽうニューカッスルは、6連勝中のファインフォームで勢いもありエナジーも満タン。エミレーツでも当然勝つつもりで挑んでくるだろう。彼らは屈強なMFが大きな強みで、フィジカルバトルも当然あり。ここではフィットネスやフィジカリティは、ふだんの試合以上に要求されるはず。そういう試合にアーセナルのチームが万全の準備ができているとはとてもいい難い。

むしろ、ここで疲れた身体にムチを打って、さらに誰かがケガしてしまうんじゃないかと心配すらしてしまう。そんなことになれば、このあとのPLへの悪影響は必至。リヴァプールにならってマンUにポイントを献上するなんて死にたくなる。カラバオカップのためにPLが犠牲になるという最悪の状況。それは避けたい。

そういう意味では、アルテタも云うように、エミレーツのビッグアトモスフィアが試合を左右する重要な要素になりそうではある。アツい声援でエナジーが注入される。そして選手が活躍し、スタンドも盛り上がるという好循環をつくりだすことができれば。そこはみどころ。

省エネで勝てるような相手ではないが、こんなひどいチーム状況でも、なんとかして勝てる道を見つけてほしい。なむなむ。

 

キックオフは、日本時間で1月8日（水）早朝5:00。明日の朝。寒い。

COYG!

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