ジローナについて
ラ・リーガで現在8位。CLで31位。アーセナルとは今回が初めての対戦になるようだ。
わりと最近までノンリーグクラブだったところ、City Football Groupの一員となり(金に物をいわせて)ブレイク。去年は、レアル、バルサにつぐ3位フィニッシュ。ラ・リーガでたった4年でCLクラブにまでなったという。さすが金があればなんでもできますね。
PL的にもよく知られている選手としては、マンUから移籍したDonny van de Beekや、ToTでプレイしたBryan Gilらがいる(※彼はケガをしているよう)。
Sverre Nypan獲得あらそい
ジローナといえばもちろんこの冬に話題になっているローゼンボルグのSverre Nypan(18)の獲得をアーセナルと競っている間柄でもある。
この件、ここ数日のメディアでは、いつの間にかシティではなくジローナが獲得を目指していることになっていて、やはり小狡いやりかただと思う。ジローナは彼らと同じオーナーグループで、実質シティが彼を手に入れるのと変わらないのだから。ナラティヴ。
ちなみに、ジローナの勧誘としてやはりファーストチームフットボールの機会を提案しているということ。そりゃ、どう考えてもアーセナルよりは可能性あるわな。
フォーム
リーグの直近6試合は、LLWWLL。
CLはここまで勝てたのはSlovan Bratislava(H)のみ。あとの6試合はすべて敗け。そのうち5試合でゴールができていない。
ただ、CLのグループフェイズは相手も悪かった。PSG、フェイエノールト、PSV、リヴァプール、ミランなど。最終戦もアーセナルである。これは、ドロウのツキがない。
チームニュース
Ladislav Krejcí、Miguel Gutiérrez、Bryan Gilがアウト。
試合結果予想
BBC Sport (Chris Sutton’s prediction) N/A
Sky Sports (Jones Knows) N/A
WhoScored.com 1-3
試合のみどころ
アーセナルはすでにトップ8フィニッシュを決めているものの(99.99%)、このあとラウンドのことを考えると絶対に勝ってトップ4を決めたいということで、消化試合かと思っていたら意外にプレッシャーがかかる試合になっていた。
いっぽうで、ジローナはすでに敗退が決まっているため、こちらは失うものがない。ホームでプレッシャーなくプレイできる強みはありそうである。
もっとも、CLのここまでのお互いの結果を見れば、チームのクオリティ差はやはりあるだろう。なにか事件でも起きないかぎりは、アーセナルが勝てる相手に違いない。
アーセナルで懸念されるのは、やはりスクワッドの疲労。
アーセナルは、1月はこの試合を入れて9試合プレイしている。ホームが多かったとはいえ、29日間で9試合というのはさすがにちょっと詰め込みすぎだ。このあと、中三日でPLシティ(H)、中二日でカラバオカップのニューカッスル(A)までは、まったく気が抜けない。
とくに疲労が心配なのは、ハヴァーツ、ライス、ティンバーあたり。彼らはとりわけチームのハードワーカーであり、9とRBはかわりの選手がいないという状況で、とくに負担が重くなっている。
ウォルヴズ以降では、とくにハヴァーツの疲労が指摘されていて、もしチームで唯一の9である彼がこの試合でケガをするようなことがあれば、アルテタも批判を免れない。とはいえ、彼は仕事はきっちりしてくれるしできれば外したくはない。ハヴァーツを使うかどうかは、じつに難しい判断だ。
アーセナルのキープレイヤーはメリーノにしよう。今回スペインでラ・リーガのチームと対戦するということで、スペイン代表である彼の注目度は高い。アルテタが云っていたように、彼がこのところチームにフィットするきざしを見せ始めていたことは確かで、この試合は、さらにそれを確固たるものにできるようなパフォーマンスを期待したい。
キックオフは、日本時間で1月30日(木)早朝5:00。
勝ちましょう。
COYG!
Your Arsenal
Your Arsenal