試合について
試合結果
※このブログの毎回の試合レビューで、結果(ゴール)について言及していないことがけっこうあることに気づいて、今回から試合結果の情報を入れることにしました
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
トロサール、ハヴァーツ、マルティネリ
ライス、パーティ、ワニエリ
MLS、ガブリエル、サリバ、ティンバー
ラヤ
サブは、カラフィオーリ(46 ワニエリ)、KT(87 マルティネリ)
サリバがフィットしてスタートするサプライズ。そして、メリーノがノック、オーデガードが病気でアウトも驚いた。
そして、ワニエリがオーデガードのR8ポジションでスタート。LBではMLSもスタートし、このふたりが同時にPLでスタートするのは初めてだった。なんなら記念すべき試合になるはずだったのに。
MLSの疑惑のレッドカードが前半終了間際の43分。後半からワニエリにかわって、カラフィオーリがLBに入った。
この日も、ベンチにはアタッカーがスターリングしかおらず、攻撃のサブは試合終了が観えている87分にKTをLWに入れるくらいしかできなかった。これは、ひきつづきかなり苦しいスクワッド事情というよりない。
ところで、KTはほんの短い時間ながら、LWからなかなかいいクロスを入れたりもあり、彼はもうWGのひとりに数えてもいんじゃないかと思えてきた。そうすれば、アタッカーのオプションは増える。
この試合でも、終盤は全員かなり疲労が観えていて、ただベンチに座らせておくよりは使っていくべきだと思う。
マッチスタッツ
Sky Sportsより。
両チームに退場者が出ている試合で、スタッツをあれこれ云ってもしかたないか。
アーセナルの退場は43分、ウォルヴズの退場は70分。だいたい、30分くらいは11 vs 10でプレイしたことになる。
それにしても、ウォルヴズの弱さ。いや、10人になってからのアーセナルのタフネスもみごとだったから、彼らの弱さといっていいのかどうかわからないが。
とにかく、11 vs 10で互角に見えてしまうというのは、さすがにどうかしているように思えた。ひとり減れば、どんな相手でもだいたい圧倒されるのがふつうで、今シーズンのアーセナルが10人になった試合では、内容的に今回がもっとも拮抗したんじゃないだろうか。もし途中からこの試合を観始めたひとがいたら、片方のチームがひとり少ないようには観えなかったのでは。
なんならアーセナルは、退場者が出たあとのほうがプッシュしている。
Opta AnalystによるxGは、0.58 vs 0.99。アーセナルがウォルヴズの倍はチャンスをつくっている。
74分のカラフィオーリのゴールのxGは、0.10。
相手DFがボックスで待ち構えているなかで右からネリの左足クロスは、それまでにも何度も挑んでいたシンプルなクロスに見えてあまり可能性も感じなかったが、こぼれ球をカラフィオーリが狙いすまして決めた。冷静。ボールはそこしかないという、狭いトンネルを抜けていった。いわゆるハーフヴォリー。シティでのあの劇的ゴールといい、彼は持ってるな。スター。