今回のブログはなにから書き始めていいのか、しばらく悩んでしまった。
アーセナルはマンUと延長含めて120分プレイし決着つかず。結局ペナルティ戦で敗け、初戦のサードラウンドでいきなりFAカップを敗退した。
アルテタは、つねづねアーセナルとしてFAカップの重要性を説いているが、2020年に優勝して以降、毎年3rd/4thラウンドで敗退している。むしろFAカップに弱い。No more red.
それにしても、今回もまたなんというひどい試合だったのか。
ホームで、相手がひとり少なく、あれだけのチャンスをつくって、ことごとくゴールできず。ペナルティまで外すし、すでに困ってるポジションでまたケガ人まで出た。しかも重症ぽい。泣いてる顔を蜂に刺されているときに、頭上からどでかい金ダライが落ちてきたみたいな。
とにかく信じられないような試合だったが、ほんとに信じられないか?と問われれば、そんなことはないのかもしれない。ケガみたいな不運な要素はしかたないとして、フィニッシュについては、いままでわかっていながら放置してきた問題が出てしまったところはある。先日敗けたリーグカップのニューカッスルで感じたこととほとんど同じ。
これでアーセナルは3試合勝ちなしになった。しかもホームで2連敗(※厳密には今回はドロウなのか)。
ここまで来ると「勢い」の逆に働く「逆勢い」みたいなものを感じてしまうな。やることなすことが悪いほうへ転がってしまう。いや、今回の試合は運/不運でいえば、ホームのアーセナルは相手のレッドカードやペナルティなど、十分運に助けられた部分はあった。しかし、それでもだめだった。
問題が根深い。
アルテタの試合後コメント「試合に勝てなかったことは驚き」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFC公式サイトより。
- この試合を楽に勝てなかったことにかなり驚いている
- 非常に受け入れがたい。わたしは選手たちを愛している
- 水曜はまたべつの機会がある。ふさわしいものを得るためにタイミングもいいかもしれない。サポーターにふさわしいものをもたらす
- 正直彼らにこれ以上なにを求めればいいのかわからない。対戦したふたつのチームともビッグチームで。だがわれわれは十分なゴールができなかった
- 現実を受け入れねば。しかし挑戦を怠れば現実は変わらない。もっと強くならねばならない
- ビッグチャンスを逸し、ペナルティを逸し、3-4のオープンなチャンスを逸した。相手には何もやらせていない。理解できない
- (ジェズース)ガビーはまた悪いニュース。よくは観えない。とても心配している
試合後会見。AFC公式サイトより。
- (パフォーマンスについて)勝てないことに驚いた。われわれにふさわしい結果を得ていない。だが、ボールをネットに入れることについてはある要素があった。あれだけのチャンスやペナルティがあってもゴールはなかった
- わたしはこれ以上選手やチームを誇らしく思うことはできない。ニューカッスルも今回もすごかった。報われなかった
- (ハヴァーツを選んだこと)彼も含め全員を愛している。何が起きようとも3日ごとの彼らのパフォーマンスは素晴らしい
- わたしはこの2試合の結果で見失うことはない。どちらの試合もふさわしくない結果
- どこをよくできるか。それにトライする。とても難しい。とても感情的な部分。自信に関係することでもある。選手たちに要求するのは非常に難しいものでもある
- (ペナルティのあとの事案)わたしは自分の選手とチームについてしかコメントしない
- (FWが必要?)ノー。さまざまな選手がさまざまなやりかたでミスしているから。自分たちの選手が最高レヴェルでパフォームすることに集中している。それ以外はわれわれにはなにもできない
- (ジェズースのケガ?)大きな心配。彼はすごく痛そうにストレッチャーで運ばれていった。ヒザを気にしていて、いいようには観えなかった
- (ワールドカップのときと同じケガ?)べつのヒザだと思う。心配なのは彼のフィーリング。とても痛そうにしていた
- (これを心理的な問題にならないようにする)だがこれが結果。こういうパフォーマンスでなくひとつのショットに頼るようなことはしたくない。わたしはチームがやろうとしていることを信頼している。それで大きなトロフィを勝てるのか? わからない。だが、このレヴェルでこういうプレイをしているチームは世界でもとても少ない
- (NLDに勝つプレッシャー)この2試合の勝敗に関わらず、サポーターにとってシーズン最大の試合。われわれにも大きな意味がある
- (要求される週になっている)云っている意味はわかるが、あのふたつのビッグチームに対して3日でやったことは際立っている。それが、わたしがこの結果から得ることだ。とても失望しているが、そこだけを考えられない。わつぃは、とてもとてもとてもアンフェアな結果だと考えている
- (ペナルティを外したオーデガードがシュートアウトで最初に蹴った)チームのなかで責任とリーダーシップを取っている。彼の名前はシートにも筆頭にある。わたしがそうしたいから。それこそが望まれる選手。困難があってもどう反応するか。彼はキャプテンでリーダー
- (ステディアムでサポーターを盛り上げる)わたしも以前にやっている。必要な雰囲気を出したい
- (ジェズースは病院へ?)ノー。彼は帰宅した
マーティン・オーデガードの試合後コメント「自分も十分ではなかった」
Odegaard – ‘It’s not good enough’
諦めたくなりますね。ノーモアレッドユニは何かの呪いか?
アルテタを信じてはいますけど、初年度のエメリの漁夫の利FA杯だけ…
ああもうあああああああああ
「アルテタが9にスペシャリストよりも、なんでもできるジェネラリストを求めた結果でもある。」
↑獲得できた結果がそうなだけで,求めていないわけではないのでは?