試合について
試合結果
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
スターリング、トロサール、ワニエリ
ライス、パーティ、オーデガード
MLS、ガブリエル、サリバ、ティンバー
ラヤ
サブは、メリーノ(69 スターリング)、ジョルジーニョ(75 パーティ)、カラフィオーリ(76 MLS)、KT(89 トロサール)
スタートの11人はもっとも無難というか、予想しやすいセレクションだった。
残っているシニアアタッカー3人をスタートさせたため、ベンチにはアタッカーはひとりのみ(バトラー・オイエデジ)という苦しさ。結果的には、メリーノがCFでプレイしたのでひとりだけではなくなったのだが。
ベンチにはベン・ホワイトがひさしぶりに入った。
スタートで注目したいのはMLSで、彼はこれでPLでのスタートが8試合めでアーセナルでは19才未満の選手で最多ということ。カラフィオーリがフィットしている現状を思うと、それでも彼がポジションをキープしているのはかなりすごいことだろう。
今回の彼は、チームを救うクリアもやっている。あの無理っぽい体勢から。
サブは、もちろんメリーノが大当たり。これは後述。
2-0になったすぐあとに、KTがLWに入っている。メリーノの9、KTのLWは、今後のオプションになりそうだ。KTはもっと早く観たかった。
マッチスタッツ
Sky Sportsより。
ポジティヴな数字はほとんど後半に記録した。前半のアーセナルはショッツとSoTが、それぞれ4と1。正直、かなり起伏のない観ていて楽しくない試合だった。ぼくは試合中のメモには、クロスやショット、コーナーなどを記録していて、前半はいつになくスカスカだった。
攻撃モメンタムのチャートを観ても、アーセナルがボールを持って支配していたとはいえ、攻撃はいかにもおとなしい感じがある。試合が退屈に見えるのもうなずける。
終盤のメリーノの2ゴールで、終わりよければすべてよしみたいな雰囲気になっているが、もしあのゴールが決まっていなければ、たいそう後味の悪い試合だった。レスターのチャンスはあまりなかったからアーセナルが敗けていた可能性は低いと思うが、ゴールできなければドロウ。彼らに勝てなかったら敗けも同然である。
とくに前半は、なぜにあのようなパフォーマンスだったのかはよく分析する必要がある。
Opta AnalystによるxGは、0.22 vs 1.49。
メリーノのふたつのゴールは、ふたつの大きなチャンスから。決めるべきチャンスで決めた。それが本来ストライカーに求められるもの。