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【マッチプレビュー】24/25 EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル(9/Mar/2025)かかる5連勝記録

マンUについて

PLでは27試合を消化して、33ポインツの14位。2位のアーセナルとは21ポインツ差。

彼らは、13位のToTとポインツで並んでいるというのがウケるが、GDは雲泥の差がある。ToTの+14に対しなんと彼らは-6。GDテーブルなら、さらに下がってリーグ15位である。

ここまでのリーグの得点(33)と失点(39)は、どちらもビッグ6ではワースト。納得のリーグポジションとなっている。

いま彼らは深刻なケガ人の危機に見舞われており、ダウトも含めて10人の離脱者はリーグでワースト2位の多さ。それも彼らのフォームに深刻な影響を及ぼしているだろう。

それと、今シーズンはELでプレイする彼らであり、木曜にスペインでアウェイのソシエダと戦ったばかり(1-1)。火曜にオランダでPSVと戦ったアーセナルがこの試合まで中四日の間隔があるのに対し、彼らはこの試合まで中二日しかないことが、フィットネスの差となってあらわれるかどうか。

フォーム

PLでは直近6試合でW2 D1 L3。

なんと彼らはここまでの27試合でシーズンを通してPLで2連勝したことが一度もなく、わりと勝ち・敗け・分けを繰り返している安定した不安定っぷり。いや、敗けのほうは3連敗が一度、2連敗を三度やっているので、そちらのほうがやや安定している。

ホームのOTでの成績は、アウェイにくらべると勝ち(6)は多いが、敗け(7)もアウェイより多い。ドロウはひとつのみ。勝つか敗けるか、はっきりした試合をやる。

トップチームとの結果は、シティ(A)に勝ち、ヴィラ(A)、チェルシー(H)、リヴァプール(A)にドロウ。アンフィールドで引き分けたのはすごいが、目立った結果はそれくらいか。

リーグカップはToTに、FAカップはフラムにそれぞれ敗退した。

チームニュース

Mason Mount、Jonny Evans、Lisandro Martínez、Altay Bayindir、Amad Diallo、Kobbie Mainoo、Patrick Dorgu(レッドカードのサスペンション)、Harry Maguire、Manuel Ugarteがアウト。

Toby Collyer、Luke Shawがダウト。

昨日のRuben Amorimの会見によると、ケガ人続出でスクワッドにはもうロテイトする余地がないということ。アーセナルみたいなことになっている。

それと、ELではプレイ資格なしだったチド・オビ(17)がこの試合のスクワッドに含まれる可能性があるようだ。

Head to head

マンUは、アーセナルとのPL直近6試合でW1 D0 L5。

現在マンUはアーセナルに4連敗中。最後に彼らがPLでアーセナルに勝ったのは、2022年9月@OTで3-1。

ただし、今年1月のFAカップのサードラウンドでは、1-1からのペナルティシュートアウトで、アーセナル相手に勝ち抜けている。

アーセナルは、今回勝つと1979年以来のOTでの2連勝となる。

前回の対戦について

12月のエミレーツ。2-0勝利。ちょっとセットピースに頼ってしまった。

【マッチレビュー】24/25 EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(4/Dec/2024)セットピースゴール炸裂で4連勝 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

1月のFAカップ。エミレーツだったのがよけいに痛い。ネリもケガした。Please No More Red.

【マッチレビュー】24/25 FAカップ アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(12/Jan/2025)ゴールできなさすぎ | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

Ruben Amorimの試合前コメント「わたしはアルテタのような時間はもらえない」

試合前会見で、アーセナルファンのあいだで物議を醸していた部分。

RA:わたしはアルテタにあったような時間は(クラブから)もらえないだろう。クラブが違う。アルテタの対処のしかたは、誰にとってもインスピレイションになっている。わたしには、彼のような時間は与えられないだろうがね。

われわれは日曜にサヴァイヴする必要がある。チームはソシエダ戦での最後の30分はかなり疲れていた。日曜のためにしっかり準備して、この重要な試合のことを考える。

この発言には反発しているアーセナルファンが多いようだが(ミケルはすぐにFAカップを取ってクラブの信頼を勝ち取ったのだからお前といっしょにすんなと)、しかしある意味では正しいとも云えると思う。

あんなに頻繁にコーチを取り替えるチェルシーのようなクラブだったら、アルテタがここまで生き残っているような気はしないし、マンUもそうだろう。アーセナルではヴェンゲル以降たった2人しかいないヘッドコーチが、マンUはファーガソン以降いったい何人いたか。そういう意味では、我慢強いアーセナルのボードとオーナーシップがいて、それがアルテタのここまでを支えたのもたしか。

ただ、結果が出ないときも、アルテタはひとを説得したり納得させるだけのカリスマみたいなものがあるんだよな。結果以外のところで、本人の能力を疑わせないサムシング。このあとも信じつづければ、いつか報われると思わせるものがある。

そういうものが誰にでもあると思ったら大間違いで、だから、Amorimがアルテタと自分を環境の違いだけで比較しようとするのは、ちょっと傲慢な姿勢ではある。これは、自分たちの能力自体は大して変わらないと云っているようなもので、アルテタをもっとリスペクトしていたら、彼を自分よりもっと優秀だと認めていたら出ない発言だ。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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