試合について
試合結果
ホーム・アウェイ2試合でのアグリゲイトスコアは9-3となった。
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
4-3-3
KT、メリーノ、スターリング
ライス、ジョルジーニョ、ジンチェンコ
MLS、ガブリエル、キヴィオール、ホワイト
ラヤ
サブは、カラフィオーリ(64 ライス)、トロサール(64 メリーノ)、ティンバー(79 ホワイト)、オーデガード(79 ジンチェンコ)、マルティネリ(79 KT)
前回のマンUから7人を変更。ローテイションは思ったとおりだが、予想11はだいぶ外してしまった。
まずGK。ネトがここでも出てこないとは。彼はCLジローナでの低パフォーマンスもあったりとやや不安もあるが、このような試合でも彼を出さないのなら、もしこのあとラヤになにかあったら、どうするんだろう。毎試合がファイナルというが、正直この試合はファイナルでもなんでもなかったので、セカンドGKのマッチフィットネスのためにはうってつけの試合だった。
バックラインは、キヴィオールがRCBへ。ベンジャミンがRBへ。キヴィオールはLCBで予想したけど、彼が右に入ってビッグガビとコンビを組むやりかたは以前にもあったな。ベニーは、まあ最高のパフォーマンスではなかったものの、長いケガあけでこれからだろう。彼をスタートからプレイさせられたのはよかった。
MFは、ジンチェンコが驚きのオーデガード役。これは云われてみればもっともメイクスセンスな変更。アルテタがこれまでついぞやらなかったこと。アルテタは、いまごろになって「彼のポジションを見つけた」みたいなことを云っているのは、正直すこしモヤモヤする。彼をMFで使ってほしいというのは、これまでずっとファンが訴えていたことだ。
フロントは、左にKT、中央にメリーノ、右にスターリング。このチームにはいったい何人のLBがいるのか(笑い)。正解:キウイを含めたら4人。
しかし、このフロント3はけっこう笑える。よく見るとDFとMFが入っているという間違い探し。ピュアアタッカーがひとりしかいない。しかもスターリング。
サブは、レギュラーがつぎつぎに出てきた。あの試合展開では、勝つためにシニア選手を入れるよりなかったのかもしれないが、結局勝てず。ここまでベンチを温めつづけてきたオイエデジやカビアのようなアカデミー選手たちにはちょっと気の毒だった。彼らももしかしたらCLでプレイできるかもと、淡く期待はしていただろうに。
マッチスタッツ
互角。この試合が面白かったのは、PSVはやる気まんまんだったからだろう。ファーストレグなんてなかったみたいにプレイしていた。試合前、PSVはすでに勝負が決したこの試合はだいぶロテイトするという話もあったが(実際?)、競争力はファーストレグとあまり変わらなかったように見えた。
Opta AnalystによるxGは、1.25 vs 1.48。お互いに一進一退で、くんずほぐれつなランニングxG。最後はアウェイチームが上回った。
Optaとは集計の数値が違うが、The xG Philosophyによると、2レグスの総xGはほぼ同等という。それで9-3。いわゆるひとつの決定力。
On aggregate:
Arsenal (3.69) 9-3 (3.57) PSV
— The xG Philosophy (@xGPhilosophy) March 12, 2025