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【マッチレビュー】24/25 UCL R16 アーセナル vs PSV(12/Mar/2025)お仕事完了でQFへ

試合の雑感

まずはお仕事完了。それが最重要。ケガ人もなかった。

ラスト16のドロウにおいては、PSVよりもフェイエノールトのほうがよかったと思ったが、結果的にはPSVが相手のほうがだいぶよかったのかもしれない。ほどほどに攻撃してきてくれて、守備はあまり上手じゃない。アーセナルが自信をつけるにはぴったりの相手だった。

QF進出以外でこの試合の論点といえば、まずジンチェンコのMF。しかも10(8/10)というオーデガードのポジション。これは、画期的だった。彼はああいうふにファインゴールも決めたので、うまくいった印象はかなりある。

ただ、このチームのなかでのあのポジションにはまだ慣れていないのか、走る量に戸惑ったと試合後に述べていたり、チームプレイの関与もさほど多くなく、実際タッチも少なかった(28)。オーデガードのようなしつこいほどのボールの要求もなかったし、自分がチームの中心という自覚には乏しかった。オーデガード役にはそれがほしい。

それでもアルテタは彼にだいぶ満足しているようなので、ワネーリがおもにRWでプレイしているいま、今後オーデガードのバックアップという新しい役割を彼が与えられても驚かない。残りシーズン、試合終盤で、オーデガードに変わってジンチェンコ登場という場面が増えそうな。

それとスターリング。今ごろかよ~と思わずにいられない活躍。UEFAが選ぶMOTMにも選出された。

ジンチェンコへのラストパス、右サイドで縦にふたり突破してからのライスへのカットバックで2アシスト。彼にはゴールチャンスもあったが、それはならず。あのカウンター/独走から失敗には、大きなため息が出てしまったが。まあ、あれを決めてくれる選手はいまのアーセナルにはいないかもしれない。ネリだってふつうにしくじるやつ。

アルテタの試合後会見でも話題になっているように、注目すべきは彼が試合中にどんどん自信をつけていくように見えたことだろう。30才にもなってそんなムラがあってどうすると思ういっぽう、フットボーラー(あるいはスポーツマン全般)の精神的な部分の大きさを思わずにいられなかった。同じ選手でも気持ちが違うだけで、あれだけ見違える。

残念ながら、この試合終了間際のラフなタックルでカードが出たことで、彼はつぎのQFファーストレグはサスペンションとなった。※ティンバーとネリもあと1枚らしい

CLのサスペンションは、PLには適応されないため、週末のPLではチャンスがある。と思ったら、チェルシーか。親クラブでプレイ資格なし。この勢いを維持したかったのに、ついてない漢である。

 

この試合については以上

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