ボーンマスについて
PLで34試合を消化し、50ポインツの10位。7位フィニッシュまでがヨーロッパ(ECL)とすると、アストン・ヴィラまで7ポインツ差。残り4試合でかなり厳しいが、この試合で勝つようなことがあれば最後まであきらめないだろう。
Antoine SemenyoやJustin Kluivertなど攻撃のタレントもいるが、アーセナルファンとして注目は、LCBでスタートが予想されるDean Huijsen(20)。アーセナルも彼を狙っているクラブのひとつというし、PLでもこの夏の移籍ウィンドウでもっとも注目される選手のひとりという。身長が195cmもあり両足使いというミケル好み。彼のパフォーマンスには、注目しよう。
フォーム
PL直近6試合は、W1 D3 L2。
彼らは、2月に入ってからのPL10試合でたったの2試合しか勝てていないというバッドフォームに陥っている最中。短期的に見れば直近4試合で敗けてはいないものの、11月末から1月末までは11試合無敗をやっていたフォームからすると、突然に悪くなりはじめた。
アウェイでは3連続ドロウ中。しぶとい。
今シーズンの彼らはトップチームに強いという特徴がある。ここまでにPLで勝ったなかには、アーセナル(H)、シティ(H)、ToT(H)、マンU(A)、ニューカッスル(A)、フォレスト(H)が含まれる。
チームニュース
Enes Ünal、Ryan Christie、Luis Sinisterraがアウト。
Head to head
アーセナルは、ボーンマスにPL直近6試合でW4 D1 L1。
アーセナルはホームでのボーンマスには直近8試合すべてで勝利。23 v 6のアグリゲイトスコア。
前回の対戦について
サリバの疑惑のレッドカード。アウェイで2-0敗け。ほかのチームなら出ないレッドカードもアーセナルなら簡単に出ることを証明した試合のひとつ。
【マッチレビュー】24/25 EPL ボーンマス vs アーセナル(19/Oct/2024)レッドカードFC | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
ボーンマスの戦術について by エイドリアン・クラーク
AFC公式サイトより。
AC:Iraolaは今シーズンPLのどの試合でも4-2-3-1を使っている。彼はチームにバックからのプレイを求めていて、ボールを早く動かす。しかし、彼らがもっとも危険になれるのはターンオーヴァーとトランジションから。スピードを使ったダイレクトアタックを行う。
ボーンマスは非ポゼッションでもとても強く、アグレッシヴなチームだ。プレッシングは彼らの中核となる強みであり、ゴールキックからマントゥマンで行く。MFを高くし、高いエリアでボールを奪おうとする。
ボーンマスよりファイナルサードでボールを奪い返しているPLチームはない。Lewis CookとRyan Christie(※アウト予定)がリーグでもっとも効率のよいボールウィナー。しかしながら、疲労が出てくるときには、相手チームにバック4を置き去りにされてしまう。
彼らは両フランクからの攻撃を好むチームでもあり、LBのMilos Kerkezはとくにダイナミック。このハンガリー人はオーヴァラップを好み、ボックスにクオリティの高いクロスを放つ。そしてウィンガーのAntoine Semenyoがサイドのチャンネルに走り込む。Justin Kluivertも要注意だ。