リヴァプールについて
PL35試合で82ポインツ。2位とは15ポインツ差。彼らが超安定していたのは否定しないので、今年のチャンピオンにふさわしいとは思う。が、今シーズンのタイトル争いは彼らにはマジで楽ちんだったろうな。
キープレイヤーの契約延長。しかし高齢
ところで、すこし前、交渉が難航していたというSalahやVVDの契約延長が大きなニュースになっていて、彼らのファンも当然とても喜んでいたが、ぼくはむしろこれはライバルチームとしては悪くないと思ってしまった。
だって、チームの世代交代がそれだけ遅れるってことだから。Salahがこの6月で33才、VVDも7月に33才。いくら優秀でも、これ以降はピーク以上のパフォーマンスは期待しにくいだろう。いや、わからんけど。しかし、彼らがチームに残れば、それだけ新しい若い選手の活躍の場が限定されるのはたしかだ。
そして、そのいっぽうではまさにピークのTAAのようなスターボーイの退団が決まったのが象徴的。老いた選手が残り、若き選手が去った。しかもチーム生え抜き。アーセナルならサカが慰留を振り切って自ら移籍を決めるようなもの。想像しただけで憎くなってきた(笑い)。
短期的にはもちろんいまのチームの強さがある程度今後もつづけられるメリットは大きいだろうが、中長期的にはデメリットもありそう。
正直、リヴァプールにはマンシティほど長いリーグ支配はないと思う。
フォーム
PL直近6試合は、W4 D0 L2。
彼らはシーズンを通してPLでは3回しか敗けていないが、そのうち2回がつい最近。それだけ、気が緩んでいるというこったね。
とくに先週のPLチェルシー(A)はすでにタイトルが決定したあとで、ぼくは試合は観ていないが、絶対勝たなきゃいけない試合の真剣さはなかったんじゃないか。
ホームでは、現在7連勝中。
チームニュース
Joe Gomezがアウト。
ケガ人すくない。
今シーズンのリヴァプールとアーセナルのタイトル争いにおいては、ケガ人の多さがカギになったという説は根強い。
アーセナルがケガで失っている選手は、リヴァプールのおよそ2倍。
彼らのキープレイヤーはAlissonがしばらくいなかったくらいで、SalahもVVDもずっとフィット。そこもアーセナルとはだいぶ違うところ。
Head to head
リヴァプールは、アーセナルとのPL直近6試合で、W1 D3 L2。
アーセナルにとっては意外に悪くない。互角以上の結果。この間、フレンドリーとFAカップは両方リヴァプールが勝ってはいるが。
だがしかしアンフィールドに限っては、リヴァプールがPLでアーセナルに最後に敗けたのは2012年9月。アルテタがまだアーセナルでプレイしていた時代。
つまり、アーセナルは今回勝てば、対リヴァプールで13年ぶりのPLアウェイ勝利となる。
前回の対戦について
エミレーツで土壇場で追いつかれドロウ。ビッグガビが負傷。