ズビメンディの基本プロファイル
以下TMより。
- Name in home country: Martin Zubimendi Ibáñez
- Date of birth/Age: February 2, 1999 (26)
- Place of birth: Donostia-San Sebastián Spain
- Height: 1.81 m
- Citizenship: Spain
- Position: Midfield – Defensive Midfield
- Foot: right
- Player agent: IDUB GLOBAL
ズビメンディってやっぱりめずらしい名前みたいで、選手名で検索しても彼の名前しか出てこない。
年齢は26才で、アーセナル的にはオーデガードやライス、ハヴァーツといったチームの中心選手たちと同年代。
右足のCMで、おもなポジションは6。アーセナルではもちろんパーティの代替となる。
身長181cmは、まあふつうか。
エイジェントカンパニーIDUB GLOBALについては、顧客は世界的な有名選手は彼以外にはあまりいないようだが(わしが知らないだけ)、コーチはXabi Alonso、Andoni Iraola、Ernesto Valverdeといった名前が。もしかして、全員ミケルと同郷か?
ズビメンディを知るための12の事実
1. おなじみの生い立ち Familiar upbringings
マーティン・ズビメンディはこれからミケル・アルテタの下でプレイするが、かつての彼らにもつながりがある。
ふたりはバスクカントリーのSan Sebastian生まれ。 Antiguokoというチームでプレイするなど、プロフットボールへのルートという部分でも似たような経歴がある。
この有名なユースチームには著名な卒業生も多く、ボーンマスマネジャーのAndrei Iraolaや、レアル・マドリッドのXabi Alonsoらもいる。
2. Euro2024のインパクト Euro 2024 impact
Euro2024の決勝イングランド戦でRodriが退いたとき、後半に向けては多くの観客がスリーライオンズの有利を信じた。
Rodriのサブはズビメンディ。彼がそれをスペイン有利な流れへと変えた。彼は92%のパスを成功させ、リカヴァリー3、5つのデュエルに全勝し、結局La Rojaは後半に2ゴールを決めてベルリンで2-1勝利した。
3. 節目のとき Milestone moments
Antiguokoを去ったあとソシエダアカデミーを経て、彼は2019年4月にデビューを果たした。最初のゴールを決めるまではほとんど3年ほどかかったが、それはELのRBライプツィグ戦でのことだった。
プロでの最初のゴールにそれほどの時間がかかったものの、つぎはその17日後にやってきた。ラ・リーガでのアラヴェスで決め1-0勝利。
4. 3ダース Three Dozen
マーティンはアーセナルの25/26シーズンには36シャツを着けることになる。この数字は、彼のハートに根ざしたものだ。
彼は2019にヘタフェ戦においてソシエダでデビューしたときにそのジャージーを着けていた。そのあと彼は36を着けて52試合プレイ。その後は3、4と変更していった。
5. アーセナルコネクション Arsenal connection
マーティンにはアーセナルのチームメイツのなかによく知った顔が何人かいる。彼は、ソシエダでメリーノとオーデガードとプレイしていた。また、スペインNTでもラヤ、それにメリーノともプレイしている。
6. メリーノマジック Merino Magic
アーセナルのスクワッドに何人か彼の馴染の選手がいるなかでも、ひとり際立つのはミケル・メリーノだ。彼らはクラブと国で169試合ともにプレイ。11,229分ピッチで過ごしている。
このふたりは、ソシエダでも2ゴールでリンクアップしている。
7. オリンピックの夢 Olympic Dreams
オリンピックでは、多くの選手がナショナルチームの機会を得られるわけではない。だが、彼には2020の東京でのオリンピックでの機会があった。
彼はそのコンペティションで5試合でプレイし、ファイナルではガビ・マルティネリのブラジルに敗れたものの、銀メダルを獲得した。
8. 地元のヒーロー Hometown hero
彼のデビューシーズンに先駆けて、マーティンはソシエダの1987年以来のメジャートロフィとなる、2019-20 Copa del Reyの勝利に貢献した。ファイナルでは、バスクのライヴァルであるアスレチック・クラブ戦で90分プレイし1-0勝利。POTMに輝いたメリーノのとなりでスタート、そのチームには元ガナーのナチョ・モンレアルもいた。
9. スペイン人つながり Spanish Link
アーセナルには、何年にもわたりともに成功を楽しんできたスペイン人スターたちがいた。スペインからは合計16人。そのうち7人がクラブで100試合以上プレイしている。
セスク・ファブレガス、マヌエル・アルムニア、ホセ・アントニオ・レイエス、サンティ・カソルラ、ナチョ・モンレアル、ヘクター・ベレリン。そして、われわれのマネジャーであるミケル・アルテタ。
10. チェス王者 Chess champ
フットボール以外では、マーティンにはチェスの才能もある。彼が子どものころからプレイしているゲイムだ。
11才のとき、彼はGipuzkoa chess championshipsでU-12カテゴリで優勝。チェスへの思い入れについて彼は云う。「すべてをコントロール下に置くことが要求されるゲームだね。スポーツでもミドフィールドが決定的なのは、つまりそれがプレイのスタイルを決めるからさ」。
11. ラインブレイキング Breaking the lines
ロウブロックを破ることは、勝ちと敗けの違いになりうる。そして、それをやるためにはラインブレイキングパスが絶対だ。
24/25シーズン、ラ・リーガで彼よりも多くラインブレイキングパスを成功させた選手は3人しかいない。彼の238のラインブレイカーより、多かったのはレアル・マドリッドの3人だけ(Luka Modric, Federico Valverde and Aurelien Tchouameni)。
12. バスクから来たもの Basque Joiners
マーティンはSan Sebastian出身だが、今回バスクカントリーから来ているのは彼だけではない。今夏最初のサインとして契約したケパ・アリザバラガも、その地域の出身だ。
ケパの生まれはOndarroa。San Sebastianとおよそ60kmの距離。
以上。チェスのことは初めて知った。なるほどなあ。頭脳明晰。
ズビメンディがアーセナルにもたらすもの
これはべつのエントリにしようかね。選手としての彼は語るにせよネタが豊富すぎる。
超優秀なCMがアーセナルにやってくるということだけ。
バロンドールのRodriにかわってスペインNTの心臓部でお仕事を任されているのだから、クオリティはほとんど世界最高峰。ヨーロッパのメガクラブが軒並み彼をほしがるのも道理である。
期待しかねえぜ。
マーティン、Welcome to THE ARSENALだっ!