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エゼとカシオ

先日、アーセナル加入が発表されたエベレ・エゼが、ファンにお披露目されたまさに当日に着けていた腕時計が話題になっていたのをご存知か。

時計オタクのグーナーというひとがredditにポスト

すみません、どうでもいい話で。

時計オタクであり、グーナーでもあるわたしは、エゼのお披露目のとき、彼の手首に巻かれた緑色の時計に目を奪われた。

超リッチなフットボーラーが大勢いるこの時代、成功の証として高級時計を身につけるのは当然だろう。とくに、新しいカラーに身を包んだ姿を初めて世界中が目にする、このような大きな機会には。

しかし、エゼが身につけることにしたのは? 誰でも買える20ポンドの時計。なんて素晴らしいんだ! 地道で謙虚な彼の人柄がうかがえる!

今の自分があることに感謝し、それを誇示する必要がないほど恵まれていることに満足している人物。

彼にはもうこれ以上に好感が持てない!

なんと、このモスグリーンの腕時計が£20(※約4000円)で買えるカシオ製だったという説。£20mちゃいまっせ。

高給を稼ぐプロフットボーラーといえば、とかく車や服(ハイブランドのロゴがでかでか入ったやつ)に金を使う成金ぽさが見え隠れしてしまいがちな人種。そういう偏見を覆しそうなエゼの腕時計。これには彼の人となりがあらわれているとかいないとか。



エゼはチープカシオが好き?

お披露目の日にエゼが着けていたのは、これか? MQ-24B-3B。Amazonジャパンのアフィリエイトリンク。以下リンクも。今日の価格は2,800円(税込)なり。日本だと£20どころか、£14。

そういうことが話題になっていたなか、そして、昨日Sky Sportsがアップしたエゼのインタビュー by Audiですよ。

なんと、ここでも着けているオレンジの腕時計もカシオだという。F-91w。

F-91wってこれやぞ。今日の価格は1,540円(税込)なり。オレンジはないみたいだ。昔980円とかで電気屋の店頭で売ってたような。

ぼくは腕時計には全然くわしくないが、このタイプが外国人に非常に人気なアイコニックなやつだということはなんとなく知っている。しかし、エゼのようなPLのスター選手が好んで着ける腕時計じゃないよなあ。

ちなみに、ぼくも彼が着けていた緑の安そうな腕時計のことはちょっと気になっていて、なんでそれが気になったかというと、ぼくもたまたま必要性があって少し前にチープカシオを買っていたからなんよね。まったくの偶然。

購入したのはこれ↓

携帯電話のおかげで、いまどき腕時計ってしないじゃないですか。趣味のひと以外。スマートウォッチみたいなやつが普及しなければ、大人でも何年も着けてないひとなんてざらにいると思う。わしもそれ。

それが、たまたま腕時計が必要な機会があって、最初はG-SHOCKを買うつもりだったのだけど、これを観たら見た目も大して違わないし(違うか)、いつも着けるわけじゃないからこれでいいかなと。約2,000円だった。

よっしゃこれでエゼとおそろだ。

「カシオを着ける庶民派のエゼ」 by Esquire

ところで、この件を『Esquire』UK版が記事にしていた。「エゼの飾らないカシオは庶民派の証」。

この記事によると、彼のIGにアップされている写真を観ても、とくにチープなカシオを好んでいる様子がわかるという。

エゼが大金を稼ぐフットボーラーである一方で、これは非常に理にかなっている。腕時計の選択というのは、そのひとの人となりをとても物語るものだから。そしてカシオというのは庶民のブランドだ(a brand of the people)。エゼに完全にフィットする。

彼はローカルコミュニティを支援していて、2024年にはEze Foundationもスタートさせた。学校で若い人々にチャンスと経験を与えるチャリティであり、Eze Invitationalにより運営されている。

光学的なことはさておき、カシオの時計はいつだってbangだ。手が届きやすい価格の地味な選択肢かもしれないが、だからといってアイコニックでないわけではない。

カシオの腕時計を身に着けている映画のキャラクターを考えてみよう: 『Back to the Future』のMarty McFly、Heath Ledgerが演じた『The Dark Knight』のJoker、『Saltburn』のOliver Quickなど。

そして、IRLのメンズウェアのプロたちも気に入っている。Tyler The CreatorやRyan Gosling、George Clooney。オバマ大統領だってカシオのファンだ。

「腕時計の選択というのは、そのひとの人となりをとても物語る」。わかる。そしておお、Tyler, The Creatorの名前が。わしも最近よく聴いてる。

 

そのほか、エゼの成金ぽくないエピソードとしては、アーセナルでの最初のインタビューで彼が明かした妻の仕事のこと。あれはぼくも驚いたし、そのことに反応していたファンも少なからずいた。

彼の妻はICU(集中治療室のこと?)で働くナースという件。それで仕事中の彼女に、アーセナル移籍のことを連絡するのに躊躇したとエゼは話していた。

巨万の富をすでに築いているプロフットボーラーの家族といえば、もう十分に裕福であり財政的に働く必要もなく。妻が専業主婦として生活するのが当たり前だと思われるが(いやしらないがたぶん)、病院で働く看護師といえばふつうにこの世のもっともタフな職業のひとつ。いわゆるエッセンシャルワーカーだ。暮らしの心配がなくとも、彼のもっとも近い家族がそのような仕事をつづけていることの意味。

だから、彼や彼の家族は一般的なプロフットボーラーのいる家庭とかスーパースターの家族とはちょっと違うんだなと。うなるほどの金があっても浪費せず、自分たちの時間を誰かのために使おうとしているし、チープなカシオを好んでいることからもわかるように、ブランド品を買うみたいな贅沢にはあまり関心がないのかもしれない。

いやあ、なんだかエベレの人となりがまた理解できたみたいでよかった。

 

最後にお聴きいただきましょう。カシオ好きのTyler, The Creatorで、SWEET / I THOUGHT YOU WANTED TO DANCE。後半のレゲイが好き。

このひとは9月に日本でLiveをやるそうで。日本でも大合唱があるんだろうか。

 

おわり



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