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英プレミアリーグが“Netflixスタイル”のストリーミングサーヴィス開始を認める

今朝知って驚いたのがPLが独自に「Netflixスタイル」のストリーミングサーヴィスを検討しているというニュース。

The Premier League will launch a Netflix-style streaming…

数年前、日本で『DAZN』が始まったときは、スカパーのような既存のペイTVを駆逐する「黒船来航」と騒がれたものだが、もしPLが既存のサーヴィスに競争できるリーゾナブルな価格設定で市場に参入すれば、DAZNのようなサーヴィスすらマイナープレイヤーにしかねない、それ以上の破壊者になるかもしれない。

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PLのチーフエグゼクティヴが「Netflixスタイル」のストリーミングサーヴィスの数年以内の開始を認める

くだんの『The Athletic』の記事によれば。

The Premier League chief executive Richard Masters has admitted it is inevitable English football’s top flight will launch a Netflix-style streaming service in the coming years — a move that could result in lower subscription costs for fans… and greatly increased revenues for clubs.

PLのチーフエグゼクティヴであるリチャード・マスターズが認めるのは、英国のトップフライトのフットボールが、Netflixスタイルのストリーミングサーヴィスを数年以内に始めることは避けられないということ。それはファンにとってはより安価なサブスクリプション価格になるかもしれず…… そしてクラブにとっては大いなる収入増につながる。

サーヴィスを始めるに当たっては、イニシャルコストなどの大きな投資のリスクはある。しかしもう時間の問題だろうという。

ただし、マスターズによればいきなりTVライセンスのビジネスを止めることはせず、当面はそれとミックスするつもりであるようだ。

そこまで大規模なサーヴィスをいきなりグローバルで始めるリスクもあるので、当面はシンガポールのような狭い地域に限定して実験を始めるとも。

“I’m not saying it will happen in the next cycle, or when it will happen, but eventually the Premier League will move to a mix of direct-to-consumer and media-rights sales.”

マスターズ:それをつぎのサイクルから始めるとは云わない。しかしPLはいずれ「ダイレクト to コンシューマ」と「メディアライツセールス」のミックスで動くことになるだろう。

自前でライヴ中継を始めるとなれば、ふつうにこれまでのパートナーからは反発されそうな案件だが、どうもこの流れは止まりそうにない。

なぜなら可能性・将来性が段違いだからだ。

見込まれる甚大な収入増

現在、PLクラブの収入にとってTV収入がかなり大きな割合を占めているのは知られているとおり。

TV放映権料収入は具体的には、伝統的な放送事業者(NBCやSky Sportsなど)やストリーミングサーヴィス事業者(AmazonプライムやDAZNなど)に、3あるいは6シーズン単位で放映権をライセンスすることで利益を得ている。その利益が、たとえば19-20シーズンでは年間に£3Bn(£3000M)以上。

それが、もしPLがファンから直接金を受け取るような、Netflixタイプの<サブスク>ストリーミングサーヴィスを始めるとどうなるか。

現在PLのファンは全世界で2000万人いると云われているという。仮にサーヴィス価格を、現在英国でも登録できる「NBA Pass」の£10から、Sky SportsやNBCのバンドルパッケージより安価に設定したとする。

その結果、理論的には年間£24Bnの収入が見込まれ、現在のTV収入のおよそ「8倍」になるという。。なんてこったい。

もちろん自前のサーヴィスなら、システム・インフラその他のコストはかかってくるが、そんなものは問題にならなさそうな劇的な増え方だ。

ちなみに「24ビリオンパウンズ」は、ざっと日本円で3,395,250,187,200。3兆円? ケタがわからないw(※思わずNetflixの売上を調べてしまったが2兆円ほどらしい。Netflixより多いってこたないよね?)

6 Comments on “英プレミアリーグが“Netflixスタイル”のストリーミングサーヴィス開始を認める

  1. 正に最先端コンテンツですね。
    DAZN でもかなり満足なんですがね。
    プレミアの全試合とゆうことは、各カップ戦なんかもカバーされるのでしょうけど、ヨーロッパの大会は別なんでしょうね。だとしたら今のままでいいのかなと思います。ただ新コンテンツが始まればDAZN もいろいろありそうですね。

  2. 英語実況は試合をめちゃくちゃ盛り上げるので聴ける設定が欲しいです
    日本語だと粕谷さんのイラつくコメントしか聞けないので

  3. 愚かなプレイが、永遠に世界中からチェックされるというのは良いこと。レフリーも若がえざるを得なくなる。サッカーにとっては良い事。サポーターにとっては地獄だろう。

  4. 延々と大音量で実況し、絶叫し、訳の分からないことをまくしたてる地上波の実況アナや、
    解説とは思えないノータリンM木Y太郎ら。
    それと、芸能人応援団バカ騒ぎに辟易としています。

    それに比べると、スカパーやDAZNの無駄話の多い、冷静な実況は好きですよ。
    粕谷氏については・・・

  5. 今の放送だと試合後に中継がすぐ切れてしまうのが少し残念なので、
    (例えばテタさんが選手を労ってる途中で切れたりすると、もうちょっと観ていたかったなと思ってしまいます)
    そこら辺もファンサービスしてくれるようになると良いなぁと思います。(私だけかな…)

  6. 1リーグあたり500円くらいにならないと今の複数コンテンツを2000円以下で楽しんでる層はコストが上がっちゃいますね...
    DAZNが来てからまたサッカーを観るようになった自分としては今の形で満足してます。

    実況・解説に関しては叫んでるわけでもないのでそれほど不満はありませんが、英語バージョンもあると良いというのは同意です。

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