ついこないだエメリ氏のエントリを書いて彼は人格者だなんて云ったのに。。
ウーナイが『France Football』のインタヴューに応えて語ったという、アーセナルについてのコメントにファンは非難轟々。別のエントリを書いていたのだけど中断してこちらを紹介しよう。
ウナイ・エメリのインタヴュー「アーセナルでのことはわたしだけの責任ではない」
『France Football』に応えた。via GFFN Senpai。オリジナルのインタヴューではPSGなどについても語っているようだが(VARがなかったせいで失敗したと語りそっちはそっちで盛り上がっている様子笑)、ここはアーセナルに関わる部分のみ。
エメリ:アーセナルはわたしが加入する前から2年間、下り坂にあったクラブだった。われわれはこの下降を止めたし、ELファイナルやPLでも5位に入るなど、むしろクラブを構築し始めてすらいた。最後の5試合でたったの1ポイントしか取れなかったのは事実だが、トッナムにあと1ポイント差しかなかった。CL出場はもう手中にあったのに、結局はうまくいかなかった。
しかしいいシーズンだったんだ。そのまま進歩を続けていくという考えもあった。しかしコシエルニ、チェク、ラムジー、モンレアルという4人のキャプテンを失ったこと。われわれが今シーズン正しい方向にとどまるために、彼らのパーソナリティが失われたことは痛かった。
そして、何人かのスターがいいアティチュードを持っていなかったこと。彼らは自分たちが与えられる以上のものを求めた。
そういったことを考慮しても、われわれが望んだ新アーセナルになるための過渡期を成功させるには時間が必要だったのだ。たとえばニコラ・ペペ。彼はクラブの選択だったが、あきらかに適応の時間が必要だった。
しかし、わたしはそういった雑な批評も、批判の矢面にも立たされたことも受け入れる。なぜならわたしは過去にもそういった審判から利益を得てきたから……。
もちろんわたしにも責任の一部はある。だが、チームはわたしが去ってから必ずしもよくなっているわけではないじゃないか。
いろいろウケるw
ペペの獲得は自分の意向じゃなかったとさらっとしゃべっているな。。もし彼がいま大ブレイクしていたら、こんなふうに云ったかね?
批判的に顧みられるエメリ時代
タイミング的には、奇しくもドゥバイで「スターたち」がエメリ時代と対比してアルテタについて語っていたりと、このインタヴューに関係なく、エメリ時代が顧みられる空気は少なからずあった。
Özil and Laca under Arteta. You love to see it pic.twitter.com/k1iew1LFFX
— GoonerViews (@GoonerViews) February 10, 2020
エジルとラカゼットがアルテタの時代になってからのもろもろのインプルーヴメントについて語っている。
彼らだけでなく、アルテタがやってきてから選手たちが口々に似たようなことを話しているのは、マネージャーが変わり、いかにチームにポジティヴな変化があったのかの証拠だろう。
成績不振でマネージャー交替となれば、関係者がポジティヴを語るのは当然だが(エメリのときだってみんな未来への期待を語ったものだ)、お世辞を云われることも少ないウーナイには多少同情したいような気分にもなるっちゃなる。
まあ、私が悪かった、すまんと思ってる、と素直には言いませんよね…
次のクラブでも選手を掌握できなかったりしたらさすがにヤバそう。