ポート・ヴェイルについて
リーグワン(※英国3部)のチーム。1876年創設ということは、英国最古のチームのひとつでは。アーセナルFC(1886)よりも古い。今回の試合が行われるキャパ1.6万人のVale Parkの場所はマンチェスターの下あたり。
現在、リーグワンでは24チーム中19位と苦しんでいる。シーズンスタートの4連敗のあと2連勝。
リーグカップの4thラウンドでは、アウェイでバーミンガムに勝ち抜けている。
彼らのスクワッドをざっと観た感じ、とくに有名選手はいないようだ。この夏にアストン・ヴィラからGKがローン移籍している(Joe Gauci)。
ちなみに、TMによると現時点でのポート・ヴェイルのスクワッド総MVは、€10.18m。ノーガードひとりと同等か、ちょっと安いくらい。アーセナルのそれは€1.33bnなので、文字通り桁違い。ゼロの数がふたつくらい違う。100倍の戦力差。
1998年、ポート・ヴェイルがアーセナルのダブルを阻止
When Port Vale nearly ended our double dream in 98
97/98シーズンのFAカップで対戦。アーセナルとしては、彼らと歴史的因縁もあるようだ。
試合のみどころ
まずはケガしないこと。なんなら試合に勝つより重要。アーセナルは今シーズン毎試合でケガ人を出しているというのだから、ここまで100%の記録。そこはかなり気をつけないと。
今シーズンはふたつのトップチームを持っていると云われるアーセナルで、この試合はBチームのプレイが期待されているところではあるが、この事態ではところどころAチームの選手も混ざらざるを得ず。
なかでも残念なのはヒンカピエ。彼のプレイは90分の試合のなかで観たかったなあ。
あとのみどころは、やはり今シーズンはバックアップになってしまっているキッズたち。
ここではMLSとワネーリは当然スタートが予想されるだろう。とくにMLSはアルテタがMFとして認めるような会見コメントもありで、起用法には注目したい。これまでどおりのInverted FBなのか、あるいはMF起用があるのか。もしそれがLCM(L8)なんてことになれば、かなり興味深い。
それとマックス・ダウマン。なんだかフルネイムで呼びたくなるひと。
彼は前回のPL試合はスクワッド外で(※その前日のU-21でプレイ)、フィットネスは問題なさげ。この試合では当然スクワッドに含まれるはず。仮にスタートしなくても、サブとしてどこかで入ってくるだろう。シニアチームでの初ゴールもあるかもしれない。楽しみだ。
キックオフは、日本時間で9月25日(木)4:00。明日の早朝。
どうか誰もケガをしませんように。なむなむ。
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