試合のみどころ
ケガ人がたくさんいるなかでチームセレクションが難しいなと。ヨーロッパでもプレイするわれわれは、しばらく週3試合がつづいており、選手のプレイ時間を管理しないとまたケガ人が出てしまう。そういう悪循環を招きたくはない。
アルテタはリーグカップの重要性を毎度語っているものの、やはりシーズンの全試合でフルパワーというのは難しいので、優先順位をつけざるを得ないんじゃないか。
カラバオカップはPLチームにとってはもっともプライオリティの低いコンペティションで、逆に云えば敗退してもダメージはもっとも小さくて済む。
まあ、試合に勝ちたいというアルテタの気持ちもわかるけども。とくに、いまの勢いを止めたくはない。
そういえば、このラウンドはPLチームにとってタフなドロウが多く、われらと似たようなジレンマを抱えているかもしれない。すでに昨日行われた試合を含めて、ここでPLチームと戦わないPLチームは、ブレントフォード、フラム、シティの3チームのみ。リヴァプールとパレス、ニューカッスルとToTとか、ファイナルでもおかしくなさそうな。
そんななかで期待したいのは、やはりバックアップ選手たち。
間違いなくこの試合でプレイしそうなのが、ケパ、モスケラ、ヒンカピエ、MLS、ホワイト、ノーガード、ワネーリ。彼らにはスタートからプレイできる貴重な機会であり、ここでアルテタに印象づけたい。
個人的には、ヒンカピエにもっとも注目している。ケガもありやや出遅れたアーセナルライフではあるが、もうちょっと長い時間彼がプレイするところを観たかった。もし彼がスタートするなら、アーセナルで初めてとなる。
それと、もちろんマックス・ダウマンも。アルテタが彼をスタートさせてくれたら最高なのだが、ダウマンがスタートするよりも、サカやライス、ズビメンディがスタートする可能性のほうが高いように思える。
彼は昨日のU-21試合のスクワッドにも含まれなかったので、当然この試合のスクワッドには含まれるはず。ファーストチームといっしょにトレイニングもしているという。
ケガ人の多さからして、ベンチにはアカデミー選手も入るかもしれない。AFCユースウオッチャーのジョージ・バード氏によると、昨日のU-21でダウマン以外に不在だったのが、Louie Copley(MF)とAndre Harriman-Annous(FW)。彼らはファーストチームのトレイニングにも参加していたというので、この試合でベンチに入るかもしれない。とくにFWはオプションがないので、Harriman-Annousにはチャンスがありそう。
うまいことケガしないようにやっていただきたい。
キックオフは、日本時間で10月30日(木)早朝4:45。
COYG!













