スラヴィア・プラーグについて
チェコの国内リーグで現在トップ。
ちなみにチェコの国内リーグである「1. Liga」は、某所のワールドランキングでは29位というリーグクオリティ。UEFAのクラブ係数(Association Club Coefficients: 過去5年クラブのヨーロッパ成績で計算)では、チェコは加盟55カ国中10位なので、けっこう悪くない。

今シーズンの彼らは、CLインテル(A)に敗けただけ。リヴァプールに敗けただけのアーセナルに似ている。ただし、彼らはドロウが少なくない。
スクワッドの半数以上をチェコ人がしめるなか、日本人のDaiki Hashiokaという選手がいる。
そして、スラヴィア・プラーグとわれらのゆかりといえば、トマス・ロシツキ。現在ロシツキは、彼らのスポーティングダイレクターを務めている(※追記:筆者はスパルタと間違えている)。アーセナルがアンドレア・ベルタにSDを決める前には、ロシツキもその候補者のひとりと云われていた。
彼は、今年5月には心臓の問題で集中治療室に入ったというニュースもあった。いまそのことがあまり話題になっていないので、もう大丈夫ということか。45才。
チームニュース
Ivan Schranz、Tomás Holes、Jindrich Stanek、Igoh Ogbu、David Douderaがアウト。
フォーム
国内リーグの直近6試合で、DWDDDW。敗けてはいないが、これではなあ。
ホームの7試合ではW5 D2 L0で、これはたしかに悪くない。
CLでは、Bodoe/Glimt(H)でドロウ、インテル(A)で敗け、アタランタ(A)でドロウ。まだ勝ちがない。
彼らのリーグフェイズは、アーセナルのあとビルバオ、ToT、バルサといったクラブを残す。ノックアウトラウンドへの勝ち抜けは厳しそうだ。
Head to head
この対戦は、過去に4度。UCLとUEL。
スラヴィア・プラーグはアーセナルに対し、W0 D2 L2。
前回20/21シーズンのEL QFの2レグスでは、このチームだとガブリエルとマルティネリ、サカがプレイしている。アーセナルはホームで痛恨のドロウをやったあと、アウェイで大勝し、QFを勝ち抜けている。
Jindřich Trpišovskýの試合前コメント「アーセナルは世界一調子がいいチーム」
ボスコメ。
JT:(アーセナル)彼らは成熟したチーム。試合をよくコントロールし、相手にフィニッシュもさせない。
彼らには素晴らしい選手たちがいて、おそらくは世界一のセットピーステイカーはデクラン・ライス。
わたしからすると、現時点でおそらく彼らが世界一ベストフォームのチームだろう。たとえばホームでのアトレチなど彼らのどの試合を観ても、いかに彼らが洗練されているかがわかる。アトレチのDFも素晴らしかったが、彼らは4-0で敗けた。
アルテタはコーチとしてもう長いことそこにおり、スクワッドにはコアもある。そこにさらにヨクレスとエゼという、ふたりのワールドクラス選手も補強された。
(ゴールを決めてアーセナルの7連続クリンシーツを終わらせる)彼らとわれわれが比較されるのはご褒美だ(※現在5連続クリンシーツ)。ジャイアントチームにゴールを決めたときはつねにセレブレイションがある。2倍記憶される。Béřa (Jan Bořil)なんて、バルセロナでゴールを決めたことをいまだに話しているくらい。
試合結果予想
BBC Sport (Chris Sutton’s prediction) N/A
Sky Sports (Jones Knows) N/A
WhoScored.com 0-2
キックオフは、日本時間で11月5日(水)2:45。ロンドンは17:45という時間らしい。お勤めのひとはTVに間に合わない?
なにごともなく勝っていただければ幸い。
COYG!













