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【マッチプレビュー】25/26 EPL アストン・ヴィラ vs アーセナル(6/Dec/2025)気力と体力の限界に挑む

アストン・ヴィラについて

PLで14試合を消化して27ポインツの3位。

マネジャーはもちろん、元アーセナルのウナイ・エメリ。ここでもいい仕事をしている。スペインでもそうだったように、彼はやはりビッグクラブのプレッシャーがないほうが仕事ができるようだ。

いまのヴィラのチームには、かつてアーセナルとリンクされた選手が多い。Watkins、Tielemans、Buendia。古くはMingsやOnanaも。

とくにWatkinsは、アルテタが気に入っていたようだが結局移籍は実現せず。本人も残念に思っていそうである。すでに29才になった。彼のことを思うと、結局アーセナルは彼ではなくヨクレスを買ったということなんだろう。裏抜けタイプの9という意味では、キャラクターがかぶっているところがある。

フォーム

アストン・ヴィラはPLの直近6試合で、WLWWWW。4連勝中。

彼らはPLでスタート5試合に勝てなかったところから(W0 L2 D3)、そのあとは9試合でW8 L1というファインフォームに。ホームでは5連勝中である。

リーグカップはすでに敗退。ELは5試合でW4 L1とまずまず。ウーナイはELマスターだから。

チームニュース

Ross Barkley、Tyrone Mingsがアウト。

エミマルがダウト。彼は、前回のブライトン戦でウォーミングアップ中に背中をやったらしい。エメリも昨日の試合前会見で「彼はトレインできていない」と彼のダウトを認めている。

Head to head

アストン・ヴィラは、アーセナルとのPL直近6試合で、W2 D1 L3。

ヴィラ・パークに限ると、これがW3 L3と勝率が上がる。とはいえ、アーセナル的にはPL試合でヴィラ・パーク(とSelhurst Park)より多く勝っているアウェイスタジアムはないということ(14)。

ウナイ・エメリの試合前コメント「(アーセナルは)高いスタンダードに選手たちが応えている」

試合前会見。

UE:われわれは、いまの自分たちの進歩、競いかた、ポインツの奪いかたにとても満足している。そして、明日はアーセナルとプレイできるとても大きなチャンス。彼らは、ここまでのベストチームだ。

わたしは、彼らがPLタイトルの本命だと思う。なぜなら、彼らはパフォーマンスも競いかたも素晴らしいから。

明日までの準備については、まず休むこと。2日前にもプレイしたから。われわれがここに戻ってきたのは水曜の夜遅くだ。選手たちも多少疲労はあるだろう。100%回復はしていない。

しかし、われわれには明日の12:30まで時間がある。休んで、ゲイムプランを準備する。

(ヴィラはタイトルの挑戦者?)先のことはわからないもの。われわれはその都度の試合に集中しなければならない。もしわれわれが勝てば、当然つぎの試合に向けてもポジティヴになれる。もし勝たなくとも、われわれは何も変わらない。

われわれの競争は毎試合にある。そして、ときどきは以前の自分たちを思い出すのもいいことだ。2ヶ月前のわれわれはどん底にいた。いまはトップ(グループ)にいるが、2ヶ月のあいだにまた落ちていくかもしれない。それがフットボールであり、PL。

明日は自分たちが本命だとは思わないが、われわれだって彼らに勝てることはわかっている。

(アーセナルとの試合は特別?)特別ではない。わたしはスペインにいたとき、ヴィヤレアルでも彼らと戦ったし、アストン・ヴィラでも何度も対戦している。

わたしがいたときの選手はもうふたりしかいない。サカとマルティネリ。

われわれはプロだ。そのときの仕事に集中しなければならない。いまはアストン・ヴィラに集中している。

もちろんアーセナルにはとても感謝している。彼らの進歩、要求、忍耐にも。アルテタはじつに素晴らしい仕事をしているよ。彼がセットした価値。スタンダードをどんどん高くしている。

彼らの試合を観ると、ゴールを決めたときの感情すらわかる。彼らがいかに感情を見せるか、いかにすべてに対し高い要求があるか。それが彼にある秘訣だ。彼が要求したスタンダードに選手たちが応えている。

アストン・ヴィラの戦術について by エイドリアン・クラーク

AFC公式サイトより。

AC:今シーズンのエメリは、4-2-3-1をもっとも使っている。だから彼がそこを変えたら驚く。彼らのチームは非常にオーガナイズされており、アグレッシヴ。アーセナルがポゼッションするとき、彼らはミドルサードを選手で埋めるだろう。ヴィラはハイラインを敷くので、オフサイドトラップの裏がアーセナルが狙うべきエリアになる。

今シーズンのヴィラはロングレンジのゴールが多い。彼らの17のリーグゴールのうち(※現時点では20)、ボックスの外からのゴールが9。これはリーグベストで、その距離からのショッツの15%を決めている。

またダイレクトフリーキックもある。彼らにその機会を与えると、Morgan RogersかEmi Buendiaのシューティングレンジになる。

RogersはG3 A3で、間違いなく彼らのデインジャーマン。彼はNo.10か、あるいは最近はLWでプレイしている。だから、彼がどこでプレイするかはわからない。しかし、昨シーズンのこのフィクスチャでは、彼はOllie Watkinsのうしろで中央エリアからパワーとペイスを見せつけた。

彼らの問題はチャンスクリエイション。xGとビッグチャンスでリーグ15位。だが、スタッツに惑わされるべきじゃない。テーブルで3位にまで上り詰めたのは、彼らが自信満々にプレイしているからであり、彼らを彼らのファンの前で倒すのはかなり難しい。

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