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【マッチプレビュー】25/26 EPL アストン・ヴィラ vs アーセナル(6/Dec/2025)気力と体力の限界に挑む

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction)  0-1

Sky Sports (Jones Knows) 1-1

WhoScored.com  1-2

なぜSkyの予想はいつも偏るのか。

BBC Sport(Chris Sutton):アストン・ヴィラがタイトル争いに加わっていることなど、誰も話していない。だが、この試合で彼らが勝てばそれも変わるだろう。

ヴィラはシーズンのスタートは苦しんだが、いまの彼らは信じられないほどのラン。これはアーセナルにはマジなテスト。

水曜のブレントフォードでアルテタはサカとエゼをベンチに置いた。彼らはわたしのFantasyチームの背骨だ。

サカとエゼは土曜には戻るべきだが、アルテタにはこのようなビッグマッチで慎重になるクセがある。先週のSBでのドロウを観ればわかる。

多くのひとがあれをいい1ポイントだと観たが、元選手として云わせてもらえれば、10人相手に1時間プレイしたあと、ドロウの結果なら失望する。

アルテタのマインドセットは違う。これは批判ではない。なぜならそれは彼らには効いているから。彼らはとてもプラグマティックなのだ。

わたしはいまも彼らがリーグを勝つと考えている。あのケガ人にも対処できるほどのスクワッドデプスで、彼らが最強チームだと思う。しかし、彼らがあとになってあのチェルシー戦や、8月に敗けたリヴァプール戦を思い返すときが来ないとは限らない。あのとき、もっとやれていればと。

わたしは、彼らがそれをVilla Parkでも繰り返すとは思わない。もっともありそうな結果はさらなるドロウだ。そうなれば、アーセナルはアウェイで3連続ドロウとなる。

だが、わたしがここでドロウの予想をしたくないのは、週末のビッグゲイムだからだ。わたしには、アーセナルがうまいこと勝ちを見つけると思う。

ヴィラもたしかにやるだろう。しかし、アーセナルが彼らを無力化し、ゴールする道をみつける。

Jones Knows(Sky Sports):アーセナルは、ガブリエルが不在のときにはセットピース守備のメトリクスが、かなり落ちる。その数字は無視できないほどだ。

アーセナルはガブリエルが不在の直近10試合で、相手に7つのセットピースゴールを許し、試合ごとにデッドボール状況から約3ショッツを許している。

ふだんからコントロールと組織を誇るチームとしては、これは目立つほどの下落。

いっぽうアストン・ヴィラは、セットピースがもっとも訓練されたチームのひとつで、そこから8ゴールを決めている。これはリーグ3位。いかに相手にプレッシャーをかけパニックを誘いゴールを決めるか、そのノウハウがある。

もしヴィラが多くのデッドボールの機会を得るなら、アーセナルに問題を起こすだろう。

最近、Sky Sportsのほうの予想コメントは無視していたんだけど、興味深い指摘だったので。

試合のみどころ

アーセナルは、直近2試合アウェイでポインツを落としている。サンダランドとチェルシー。今シーズン唯一の敗け試合もリヴァプールのアウェイだった。もちろん、一般的にもホームよりアウェイのほうが不利だから、それもおかしなことでもないが、これにはいろいろ考えさせられる。

そして今回のアウェイ試合。絶好調の相手。これは間違いなくタフな試合になるはず。

お互いにハイラインということで、ひとつのみどころはその駆け引きになるだろう。

WatkinsはPLを代表する裏へのランが大好きなFWであり、アーセナルはちょうどバックラインが不安定になっているところ。彼は喜んでアーセナルのハイラインにチャレンジするだろう。彼は前回のブライトンで2ゴールを決め、本人の調子もすこぶるよいようだ。CBのふたりにはビッグテストになる。

いっぽうで、アーセナルもヨクレスがプレイするならヨクレスが(スタート予想はしてないけど)、あるいはマドゥエケ/マルティネリが終始裏のスペイスを狙うはず。

ぼくはラヤのロングボールのファンではないし、できればあの頻度での放り込みはやめてほしいと思っているが、この試合でヴィラがミッドブロックをやるなら、ミドルサードを省略する長いボールは有効だと思う。

カウンターやトランジションは、この試合の大きなみどころになる。

それと、セットプレイ。アーセナルはガブリエルが不在の影響もあるのか、セットピースFCから脱却してしまったようだ。最近は「アーセナルはオープンプレイに依存しすぎでは?」という懸念(笑い)も。

セットピース(守備)といえば、ブレントフォードの試合が記憶に新しい。チームとしての実力差はかなりあるはずなのに、相手にあれだけの量のセットピースの機会を与えてしまった。なんでもないスローインもことごとく脅威になったこともある。そこで運よく失点こそしなかったものの、ヴィラはもっとうまくやるかもしれない。

アーセナルは、なるべく彼らのセットピース機会を減らしたい。どうやって? それはわからない(素直)。

この試合は、お互いに中二日の試合で、前回の試合からの回復量もカギになる。とくに運動量が落ちるだろう後半以降。ヴィラもアーセナルのように前回の試合で多少チームを変更しているようだが、試合のなかでどちらがよりフィットネスを維持できるか。アルテタは、早めのサブも考えてほしいところだ。たまにはイーサンも使ってほしい。

 

キックオフは、日本時間で12月6日(土)21:30。今晩。

この峠をなんとか乗り越えろ。

COYG!



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