♫A loan again, naturally~(またローンなのか~やっぱり~)
どこからともなく聴こえてくるギルバート・オサリバンの調べ。。名曲よね。。
さて、既報どおりアーセナルFCがブラジルのフラメンゴからCB、パブロ・マリ(26)の獲得を正式に発表。デイヴィッド・オーンステインがTwitterでブレイキングしてから数時間後のことだった。
Pablo Mari to join the club on loan
フラメンゴが希望していたパーマネントではなく、シーズン終了までのローンということ。そして驚きの条件は買取義務なし。という噂。
先週末には本人がメディカル+契約のためにロンドンを訪れながらサインせずに一時帰国するなど、交渉には両クラブ間で紆余曲折があったようだが、ひとまずはアーセナルが求めるほうの条件(ローン+買取Op)で着地した模様である。
ミケル・アルテタの記念すべき最初のサインとなったスパニッシュ・ディフェンダー。
ひとまずはWelcome to The Arsenal!だっ。
Who is Pablo Mari?
オフィシャルサイトでプロファイルやキャリアはもろもろ紹介されているし、インタヴュー動画もある。
もう日本語メディアなんかでも翻訳もあるだろうし(しらんけど)、公式な情報はとりあえずそちらをフォロウしていただくとして。
基本プロファイル
一応基本だけ抑えておこう。情報はいつものTMより。所属はArsenal。もうアップデートされてる。仕事早い。
Pablo Marí – Player profile 19/20
パブロ・マリ。26才(8月生まれで今年27才)。193cm。スパニッシュ。NT歴なし。ポジションはCB。左足。
アーセナルにとって左足のCBはなんとトマス・ヴェルマーレン以来だった。。何年ぶりだよ。
ということ。
フラメンゴファンにとってのパブロ・マリ
さて、このブログでフォロウしたいのは、redditのとあるフラメンゴファンによる彼の紹介とメッセイジ。
r/Gunnersをチェックしているひとなら一連のサブを見ていたかもしれないが、マリの移籍の件でr/Gunnersのユーザたちと彼がこの数日のあいだ、ほっこりするようなやりとりをしていたのがおもしろかった。
- スレッド「マリを返してくれ」(マリ移籍当確の噂に)
- スレッド「マリを返してくれてありがとう」(マリ一時帰国で)
- スレッド「悲しいけど彼はそれにふさわしい」(マリ移籍決定)
最後にはこの取引をフラメンゴにとっても悪くないWin-Winだと評価。なんでもローンフィで新しいCBを買ったそうな。
以下、フラメンゴファンの彼のコメントによるパブロ・マリ。
パブロは、シティグループのローン選手としてフラメンゴとパーマネントで契約するまで、ヨーロッパの2部や降格クラブでプレイしていた。
その後の半年でわれわれはコパ・リベルタドーレスに勝利(それ以前にコパを勝ったのは38年前のことで当時はスクワッドに何人かのGOATな選手がいた)。そしてセリエAのタイトルも。彼はそれに大きく貢献したんだ。
現在のフラメンゴのスクワッドはこの世代に確かな足跡を残した。誰でも目を閉じてスターティング11を諳んじられるような。マリもそのなかに入っている。われわれはなんとかこの全員をキープしようとしたが、こののっぽはダメだったということさ。
パブロ・マリのキャリアの転換は特別な話になる。そして正直云って、彼はそれに値する。半年前の彼は誰でもなかったが、いまやリベルタドーレスを取った初めてのスペイン人(皮肉にも)としても記憶されることになった。
そして彼のヨーロッパでのキャリアからすれば、誰もがもっと小さいリーグがお似合いだと思われていたのに、彼はいま世界のトップリーグにいるアーセナルに26才で移籍する(ブラジルリーグからそのような年齢でヨーロッパに行く選手の名前を挙げられるかい?)。
ぼくが思うに、つまるところ、われわれも彼の成功がうれしくてたまらないんだ。たとえ、このアンタッチャブルでメモラブルなフラメンゴスクワッドでのプレイがまだ観たかったのだとしても。
泣けるじゃないか。
プレイスタイル
193cmという長身で、鈍足というのが通説のようである。当然ヘッダーは強い。
それとフラメンゴのプレイスタイルとして、ハイラインが特長だったそうで。ヨーロッパのモダンなスタイルを彼らがブラジルに持ち込んだ?みたいな評価もあるようだ。それで国内リーグもカップもタイトルを取ったというのだから、なかなかのものではないか。
しかし鈍足でどうやってハイラインを維持したのかが気になるところではある…… まあAFC的にはメルティの実績はあるが。
英語能力について
彼はスペイン人ながら英語でのコミュニケイションは問題ない(英語をしゃべっている動画もある)という話だったが、アーセナルでのファーストインタヴューでは最初だけ英語で応えて、あとはスペイン語で話していた。
編集されているだけかもしれないが、質問は英語を理解しているように見えるので基本的な会話は問題ないのかもしれない。
この件で、かつてガブリエル・パウリスタがアーセナルで成功できなかったのは英語能力のせいだと指摘しているひとがいて、なるほどなと思った。その後の彼はヴァレンシアではかなりよくやっていたようだ。
当時も指摘されていたことだが、やはりディフェンダーは周りの選手たちとコミュニケイションを取ってなんぼである。アタッカーよりももっともっと緻密な動きの連携が要求されるのがバックラインだ。
マリがほかの選手たちのコミュニケイションに問題がないなら、外国人選手としてはひとつ課題をクリアできている。
もっともマルティネリも云っていたように、いまアーセナルではスペイン語でもかなりコミュニケイションは取れるようだ。そもそもボスがスパニッシュだしな。
現時点ブラジル&南米No.1チームの絶対的CB でしかも左利き、つまりブラジルリーグのファンダイクとゆうことですね、わかります。それがこの値段。
セインツはカイルなんとかとゆう紛らわし名前で有名な右サイドバックとりましたね。つまりソアレスが来る。ベジェリンが復帰した今、どちらかとゆうと左の方があれな感じでしたが、そこにはおれたちのブカヨがいると。ブカヨ&ガビで行くと。アルテタの決意が伝わりました。着いていきます。
インテルのマロッタほどではないが、アーセナルの首脳陣もなかなかいい補強してるなと。
どう思います?みなさん。
色々見てみるとそこまで鈍足じゃないような?
ただサイドでは想定できなそう
言語面に関してはアルテタがまず問題なさすぎるというか素晴らしすぎるというか
(イタリア語以外)
とにかく期待しかない。
あとはサイドの補強を!
なるほどローンなんですね。
個人的に気にしてるのは、PA内でのカバーの判断速度、自身が抜かれた後の対応かな。
それに問題ないなら高さは武器だし、掻き出す能力ありそうだし、フィードもいいんだろうで期待。