そんな予感はしていたよな。プレイはキレていたけどなとなく覇気がなかったし。
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Arseblogがレポートしているように、Oxことチェンボはアーセナルが提示する新契約にサインする気はないとのこと。
ミラーによれば、ヴェンゲルに面と向かって伝えたらしい。問題は待遇ではなく出場機会とポジションだという。Oxがワイドよりもセンターでのプレイを希望しているのは本人も語っていた通り。
テレグラフやSKY SPORTSは、今週にもアーセナルは改めて話し合いの機会を持つつもりだが、Oxサイドが受け入れる可能性は低くなりつつあるという。
まあ自業自得ではないだろうか。
EPLが開幕したばかりだというこのタイミングで、いまだに新契約を拒んでいる選手が二人(しかもトップ2)、すでに見るも無残に敗戦を喫し、移籍市場でも振るわないなどクラブがよくなる兆しがまったく見えていない。ファンですら絶望しているのだから、いわんや選手をや。若い選手がクラブの将来に不安を持ったとしてもおかしくはない。
ライアン・ギグスがアーセナルはEPLのトップサイドではないと語っている記事を読んだが、本当にゆっくり先頭集団から脱落して第2集団に飲み込まれていく過程を見せられているような気分だ。
数年後には本当に落ちぶれてヴェンゲル監督の20年に渡る凋落の歴史を描いた『アーセナルの失敗』という本が出るはず。そしてフットボールの世界を飛び越えて経営者必携の書とかいわれてビジネス書部門でベストセラーになる。予言しておこう。
でも、Oxもいろいろ理由をつけているがそれはほとんど言い訳だと思う。サンチェスが「チャンピオンズでプレイしたい」といっているのと同じだ。4位に入っていたってサンチェスは「チャンピオンズで優勝を狙えるクラブでプレイしたい」っていうに決まっているもの。Oxはたぶん、CMでレギュラーだったとしてもいまのアーセナルより、チェルシーやリヴァプールのこれからに魅力を感じているんじゃないかな。
放出は避けられないとはいえ、彼を海外クラブに売るというオプションはないのだろうか。チェルシーやリヴァプールやマンシティでもいいけど、直接のライバルに23才のライジング・スター(英国人)を売るってサンチェス以上にあり得ないと思うのだが。