夏の移籍ウィンドウはとっくに終わっているのに、いまさらで。
このまま何も書かないのも気持ち悪かったので、この夏の移籍をざっとまとめておきたい。
総論
まずは全体の感想を。
アーセナルFCとしては、このCovid下の財政難、かつヨーロッパがないシーズンなど、いつもの清貧をさらに強いられることになる要素はこれまで以上に多くあったはずだったが、補強に費やした金額からすると、今回はかなり野心的だったと云えるだろう。そこは毎度資金難のアーセナルのウィンドウとは、一線を画していた。
それもこれも、これまでアーセナルでは実施されてこなかったKSEによる本格的なオーナー投資のおかげということ。
エドゥとアルテタが主導するクラブの「プロジェクト」、ファンの要求、Spotifyのダニエル・エクのような富豪がクラブの買収に名乗りを上げるなど(カタール王族の投資ファンドがAFC買収を画策しているという噂もあった)、クラブ内外からのプレッシャーもあり、さすがのオーナーシップもここで大きな投資をせざるを得ないような背景はあった。
結局、この夏は、英国内でもアーセナル以上に選手獲得に予算を費やしたクラブはなかった(Netでも)。
しかし、このマーケットをもっと強く印象づけたのは、やはり選手売却のはかどらなさだっただろう。
上の図表を見てもわかるように、売りたい選手が売れなかったのはアーセナルだけでもない。大半のクラブが選手売却で£30Mも稼ぐことはできず、移籍の収支で利益を出しているクラブは、全体の1/3もない。
アーセナルも、選手売却でまともな移籍金を得たのはジョー・ウィロックのただひとりのみ。残り契約1年を切って売れ残ってしまった選手も少なくない。もともとPLクラブの選手は高給でとくに海外クラブには売りにくいとはいえ、スクワッド整理には想像以上に苦しんだ。
こうして世界中のどのクラブも財政難にあえぐなか、選手取引においてはいたるところでバーゲンが発生しており、「売るには最悪、買うには最高」のタイミングだったため、アーセナルがここでリスクをかけて大きな投資をした判断自体は賢明だったかもしれない(割安どころか割高をつかんでいるという批判もあるかもだが)。
では、実際の動きを確認してゆこう。
※以下、移籍金はすべてTransferMarktより。ちまたで話されている金額とは微妙に違ったりもしている。※選手画像はすべてオフィシャルサイトより
アーセナルが2021夏に獲得した選手
ファーストチーム6人。全員U-23という、クラブがなにをやりたいのか非常にわかりやすい補強。
- Nuno Tavares (21) – Benfica £7.20M
- Albert Sambi Lokonga (21) – Anderlecht £15.75M
- Ben White (23) – Brighton £52.65M
- Martin Odegaard (22) – Real Madrid £31.5M
- Aaron Ramsdale (23) – Shef U £25.2M
- Takehiro Tomiyasu (22) – Bologna £16.74M
ヌーノ・タヴァーレス(FB)とアルバート・サンビ・ロコンガ(CM)
この6人のなかでも、バックアップの意味合いが強いのがこの21才のふたり。
ただしロコンガは、シーズンスタートのCM不足でチャンスを得て、着々とファーストチームの経験を積んでいる。不幸中の幸い。
彼らについてはすでにこのブログでも獲得したときのニュースをフォロウしている。
アーセナルがベンフィカからヌーノ・タヴァレスを獲得 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
アーセナルがアルバート・サンビ・ロコンガの獲得を発表(追記あり) | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
ベン・ホワイト(CB)
リーグでもこの夏の大型補強に数えられる案件のひとつ。
アーセナルがここで若く、あまり名の売れていないセンターバックに£50Mもの大金を投じるとは誰もが驚いた。
いくらダヴィド・ルイスが退団したからといって、同じポジションにはすでに大きく投資したウィリアム・サリバもいたのだから、クラブもだいぶ思い切った。
彼の獲得時には、このブログでもフォロウした。
アーセナル移籍合意が伝えられたベン・ホワイト。移籍条件が明かされる | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
ついにアーセナルがベン・ホワイトの獲得を発表 #BW4 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
<ホワイトはヴァランより安い?>
ホワイトの獲得に関しては、£50Mという(アーセナルにしては)高額すぎる移籍金が注目されがちである。
とくにこの夏は、マンUがレアル・マドリッドからラファエル・ヴァランのようなCBを£34Mで買ったことで、ファンベイスにおいては、それを引き合いにしてアーセナルの判断が批判的に語られることもあった。
しかし、gunnerblog氏によれば、財政的な面を指摘するのであれば、ホワイトの獲得はヴァランを買うよりもむしろよほど賢い投資だったのではないかという。
『The Athletic』の記事によると、28才のヴァランがマンUで受け取るサラリーは£300kpwということで、移籍金とサラリーを含めたこの4年で彼にかかる総額は£100Mほどにもなる。
いっぽうで、ホワイトのサラリーは£80kpwで、4年のコスト総額は£67M。しかも、4年後に32才になったヴァランには、リセイルヴァリュがかなり減っているのに対し、ホワイトはまだ27才で当然移籍市場での価値は失っていない。今回アーセナルは、ホームグロウンである彼の獲得に「英国人税」を払ったとも云われるが、それもまたイングランドでは大きな付加価値になるのは云うまでもない。
もちろん、ヴァランとホワイトの現時点での経験やクオリティのようなフットボーラーとしてのもろもろを比較しなければ、いくらコストパフォーマンスだけを語ったところであまり意味はないが、少なくとも、選手(資産)への投資という意味では、アーセナルのやり方は間違ってはいないのではないかという。より長期的な視野でのプランニングがある。
https://t.co/ajPrOewskQ pic.twitter.com/ZtgKm2Rapw
— Arsenal (@Arsenal) September 10, 2021
最近気づいたんだけど、このひとけっこうハンサムボーイよね。ハンサム税。
マーティン・オーデガード(AM)
アーセナルにとってずっとこの夏のNo.1ターゲットだったというマーティン・オーデガード。本人は去年半年のロンドンライフをとても楽しんだとしながらも、夢であるレアル・マドリッドでの成功を求めていたということもあり、一時はアーセナル復帰は絶望に思われたが、それでもついに射止めた。
ラムズデイルとほとんど一緒のタイミングだったから、エントリもまとめてしまっていた。
オーデガード移籍でレアル・マドリッドとアーセナルが合意報道。ラムズデイルも | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
アーセナルがマーティン・オーデガードとアーロン・ラムズデイルの獲得を発表 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
彼については、£30M(+アドオンで40Mまで)と云われる予想外の移籍金の低さもアーセナルのファンにはうれしい驚きだった。アーセナルが狙っていたと云われる、ほかのAMのターゲッツと比べても割安感があり、前評判からすれば、この夏のヨーロッパ全体でもバーゲン案件のひとつに加えてもよいのではなかろうか。レアルさまさまである。
ちなみに、この取引の舞台裏には、全アーセナルファンから憎まれている(笑い)キア・ジューラブシアンがいたという話がある。彼がRMサイドの仲介人となり、交渉を進めたという。思ったほど悪い人じゃなかったのかもしれない。
オーデガードの獲得に際しては、移籍が発表される数日前にArseblogがいいことを書いていた。引用しよう。
オーデガードの軌跡については、おもしろいことがある。
わたしは、彼をティエリ・アンリやデニス・ベルカンプのような選手たちと比べようとしているわけではないが、われわれの過去のベストな移籍のいくつかは、高く評価されながらもビッグクラブであまり活躍できなかった選手だったりする。ベルカンプはインテル・ミランで、アンリはユヴェントスで(ヴィエラですら若い時分にACミランである程度苦労した)。
そしてこの新人も、何か証明すべきものを抱きながらここに来たということ。オーデガードがティーンのときにマドリッドへ移籍したときも評判は高かった。アーセナルへの移籍が完了したあかつきには、そこで成功することがなかったということを、彼はほんもののモチヴェイション要素とするべきなのだ。
彼にはアーセナルで証明すべきものがある!
オーデガードには、ぼくはほんとに期待している。彼がきっとおれが観たいアーセナルにしてくれると思ってる。
だから、ここでもっともっと成長してもたいらい。そして来年はハーランドを連れてき(以下略
アーロン・ラムズデイル(GK)
£24M+6MのボーナスでシェフUと決着したと云われるラムズデイル。彼と後述のトミヤスはとくにアルテタの強い希望だったらしい(※タヴァーレスとロコンガはエドゥ主導)。
たしかに彼はイングランドNTに呼ばれたりはしているが、誰もがほしがるようなそこまで際立った活躍をしていたGKでもなく、シェフUから一時は£40Mを要求されるようなGKになぜアルテタはそこまでこだわったか。エドゥやAFCスカウティングチームからはバルサのネトなどの安価な代替案も提案されていたというのに。
『The Athletic』の記事で、なぜアルテタ/アーセナルが彼の獲得にこだわったかが説明されていた。ざっくりまとめると。
- HG
- トップレヴェルでの経験が豊富
- ボールプレイングGK
- ショットストップ
- ボールへの勇敢さ
- クイックなスロウ
- 距離のある配球の正確さ
- クロスボールへの対応(ここはレノに不満だったところ)
- 失点につながるエラーズの少なさ(3/75試合、レノは8/98試合)
- クロス対応(PLのGKでハイクレイムに対しラムズデイルより優秀なのはエミマルのみ)
- キャラクター/チームプレイヤー(アーセナルはラムズデイルにNo.1はオファーしなかったが、彼はレノとの競争を受け入れた。エミマルはNo.2に不満を隠さなかった)
etc etc…
ちなみにパフォーマンスの強みの部分は、保守的なプレイを要求されていた昨シーズンのシェフUではなく、その前のシーズンのボーンマスやイングランドU-21でのプレイをおもにチェックしていたようだ。
経験については、以前にも同じグラフィックを貼ったが、U-23のGKでは際立ったプレイ時間を持っているということ。
彼はアーセナルに来てから、カラバオカップのWBA、PLのノリッチとすでに2試合プレイしている。
つい先日もPLの4試合めにして、レノと彼を交代させるとは思わなかったが、ここまでなかなか印象的なパフォーマンスを見せていた。
彼の契約にあるアドオンは、プレイタイムなども含まれているということで、プレイするほど追加の金がかかるはずだが、それでも彼を使おうとしているところにもアルテタからの期待度の高さがうかがえる。
タケヒロ・トミヤス(RB/CB)
デッドラインデイに来たひと。
当初トッナムがかなり彼に興味を持っていたようだが、彼らはターゲットを変え(バルサのエメルソン・ロイヤル)、結局アーセナルへ。舞台裏で何が起きていたかについては、それが書かれたリポートなどは見ていないのでよくわからない。彼がToTを断ってアーセナルを選んだというストーリーがあるとファンとしてはうれしいのだけど。
PLノリッチでの、とてもすばらしいデビュー戦はまだ記憶に新しい。日本人の選手がアーセナルであんなふうにプレイするとは感激ではありませんか。
日本人のアーセナルファンとしてうれしいのは、彼への期待や注目がファンベイスでも非常に高いことで、このブログでも何度か書いているように、彼についての分析記事のようなものはほんとうに多くアップされている(※アーセナルファン向けの英語の記事という意味)。それだけ、彼の複数ポジションズをこなせるというヴァーサティリティが「戦術的に」興味深いのだろうと思う。
以下、めぼしいところを貼ってみよう。
一番うえはRyo Nakagawaさんという日本人らしきかた。有名人? せっかくなのだから、日本のメディアやジャーナリストも英語で彼に関するくわしい記事を発表してもらいたかったが、ぼくの観測範囲では見かけることはなかった。The Athleticの彼の記事では、彼のバックグラウンドなどを深堀りして、日本人関係者への取材もしっかりされていたので、なんだかもったいないような気がしたものだ。
Some thoughts/opinions on Takehiro Tomiyasu from people I trust for Arsenal / #AFC / #Gunners fans:
– Article from Luke (March 2020): https://t.co/VEexlCBIRX
– StatsBomb article (Oct. 2019): https://t.co/pdBofIR5Wd
– Good thread from Charlotte today: https://t.co/GHy4pTMM4j— ⚽️Ryo Nakagawara📊 (@R_by_Ryo) August 31, 2021
Takehiro Tomiyasu – 2020-2021 Serie A – Pass Dashboard (compared to full backs)
This is kind of skewed with playing center back as well. Passes quite a bit, relatively “safe”, but completes very efficiently. pic.twitter.com/HEMMLavYbE
— Scott “says soccer” Willis (@oh_that_crab) August 31, 2021
What will Takehiro Tomiyasu bring to Arsenal?
A thread: pic.twitter.com/HStllYK1Ph
— James. (@afcjxmes) August 31, 2021
Takehiro Tomiyasu’s passing profile is a reason for Arsenal to be excited
New signing profile: Takehiro Tomiyasu | Arseblog … an Arsenal blog
Takehiro Tomiyasu: A Transformative Cog in Mikel Arteta’s Youth Revolution
多くの識者が挙げている彼の強みは、以下のようなもの。
- CBとRBでプレイできるヴァーサティリティ
- 優秀なDF
- 空中戦強い
- 1 v 1強い
- ボールプログレッション
- 両足つかい
- 経験豊富
あたりが言及されることが多い。
ちなみに両足つかいについては、彼の右足使用率は67%で、サンティ・カソルラ(68%)よりももっと両足つかいなのだとか。トリヴィア。
トミヤスについて強いてネガティヴ方面のポイントを挙げるとすれば、攻撃についてはボローニャでの使われ方もあり、これまであまりインプレッシヴな数字は残していない。なので、基本的には左のKTがアタッキングFBなのと違って、ディフェンシヴFBだと思われている。それがアルテタの「アシンメトリック(左右非対称)」なシステムなのだということ。
ただ、先日のノリッチでのプレイを観るかぎりでは、想像以上に攻撃参加には積極的に見えた。アタッキングFBのような、ウィンガーの外側タッチラインを駆け上がっていくような感じではないが、ノリッチの「幻ヴォリー」のように、レイトランでボックスに飛び込んでいくようなプレイは今後も見せてくれるのかもしれない。期待大。
アーセナルの補強戦略:アルテタが求めたもの
今回の新加入6人が、どれもかなり若く将来有望なプロスペクトという、アーセナルのユースプロジェクトにそった補強だということは一目瞭然だが、そのほかにも重視したポインツがいくつかあった。
豊富な経験
そのひとつは、若さに似合わない経験。多寡はあれど、それは6人全員に共通している。
ミッドティーンでRMに移籍したオーデガードは、これまでに各国の数々のチームでプレイしてきており、また現在はノルウェイNTのキャプテン。
サンビ・ロコンガも元アンデルレクトのキャプテン。まれにあるとはいえ、やはりU-23の選手がトップチームのキャプテンになることはレアケイスだろう。
トミヤスはセリエAで2年の経験&日本代表で23キャプスという立派なキャリアがある。
ホワイトもこの2年はチャンピオンシップ、PLクラブでレギュラーでプレイしている。
ラムズデイルは、前述したとおりで、ヨーロッパのU-23 GKのなかでもっともリーグでのプレイタイムが多いというような際立ったプレイ経験の持ち主。
このなかではもっとも経験の少ないだろうタヴァーレスさえも、ポルトガルのトップリーグで35試合のプレイ経験がある。
たしかに、この夏にアーセナルを去っていたルイスやウィリアンのようなヴェテランたちとは比べ物にならないが、それでも、現時点でも彼らは単に若く優秀という以上のものをすでに持っている。
選手のキャラクター/パーソナリティ
アルテタがフットボーラーとしてだけでなく、人間性や規律をとくに重視していることはすでにわかっていた。ゲンドゥージの扱いなどにはそれがよく出ていただろう。
この夏は、多くのファンがバーゲンプライスになっていたリヨンのホッセム・アワーの獲得に期待していたが(去年40Mのオファーでも首を縦に振らなかったOLながら、この夏は25Mあれば十分と云われていた)、結局動くことはなかったのは、彼のキャラクター/パーソナリティを問題アリと見たのではないかとも云われている。
この夏も、ちょうど彼を含めたOLの選手数人がディシプリン問題でクラブと対立していたというフランスでの報道もあり、そのような評判を重く見た可能性はある。※OLは彼の売却に前向きながら、結局彼にはどのクラブからもまともなオファーはなかったようで、選手のキャラクターやパーソナリティを重視するのはアーセナルだけではないのかもしれないが。誰だってわざわざ自分のチームにトラブルを持ち込みたくはない。
アルテタがつねづね述べているのは、チームにとって重要なことは一体感や団結、まとまり。そこに問題が起きそうな/起こしかねない因子を、彼が入れたくなかったとしても、おかしくはない。
後半は、放出した選手たちについて。
ふりかえれば夢のあるマーケットだったのではないでしょうか。ノリッジのバックラインにはその夢がたくさんつまってたと思いますし。
どのチームにも代えのきかない中心選手とゆうのはいますが、うちの場合、パーティになにかあったらチーム力半減、いやそれ以上とゆうのはやっぱ見逃せないですよね。ケガしなければそれでいいですが、アフリカの大会があるみたいですし。
オーデガードをあのポジションで使うのもありかもですね、ラムジーの強化バンみたいな。
どちらにしても、ヨーロッパがないぶん今のチームでスタメン固定してチーム力をどんどん高めてほしいです。
将来のためにも、エディかバログンの覚醒を期待します。
スミスロウは今なら50mでも売れるだろう、しかし今は売りたくない
誰も買い手がなくなった頃に、「50mで……いや、40mで良いから買わないか」と言うのがアーセナル
ホワイトに限らず、選手の価値を上げるにはチームの成功が必要だが、今のスカッドは若過ぎて、成功するほどの実力がない
ホワイトもまた、このままズルズルと価値を下げていくと可能性がある
不必要なカタカナ英語多すぎ
ウケるw
?
放出に手間取りまくったのはマズかったですね。
選手の売り時がいつも遅いせいで足元見られる癖がついてる。
ただ、だからといって主力レベルを手放すのは有り得ない(最終目標がリーグ優勝なら育てて売るクラブになってはならない)ので、手放していい選手とダメな選手の線引きを早めに決めて、契約残り2年になったら基本的に売る姿勢じゃないとダメかなと。
更新お疲れさまです。
移籍金高すぎという印象がありましたが、給料という点ではそれほど高額では無いのですね。
いずれにせよ、今回の移籍マーケットは、今すぐトップ4に返り咲くというものではないのは明らかだと思うので、そのへんは覚悟しておかないといけないのかなと。
オーナーは、ぺぺやパーティの時も金出していたような。クラブの運営にズバズバ切り込んでいくことはないけど、クラブ側がこういう理由でこれだけの資金が必要と訴えれば、お金は出してくれているのだとすれば、(希望的すぎる想像?)金は出して口は出さないって最高なんですけどね。クラブ内部がしっかりしてさえいれば。