4月に勝った!
試合を振り返ろう。
Arsenal win at Wolves to return to top spot
アルテタの試合後コメント「必要だったレジリエンスとキャラクターを示した」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFC公式サイトの書き起こしより。
アルテタ:(今回もっともうれしいこと?)チームが観せたリジリエンスとキャラクター。たくさんの感情が渦巻く週だったから。これはわれわれがカムバックする絶好の機会。残り5試合でリーグのトップにいる。
ここはほんとうにタフな場所だ。多くのビッグチームがここでポインツを落としてきた。だから、チームはとてもよくパフォームしたと思う。勝ちにもふさわしかったし、またクリンシートだ。
最初のゴールのタイミングがよかった。何度か相手をオープンにはしていたが、ゴールを決めることはできないでいた。それがハーフタイムの直前のゴール。それがチームにちょっとした落ち着きをもたらしたと思う。後半もわれわれはつづけたし、最後になんとか2点めを決めることができた。
いくつかの大きなチャンスもあったのに、それをゴールにしなかった。相手もいくつかの変更を行い、人数をかけてくるようになり、われわれもサブでそれと同じことをした。それがかなりチームを助けたと思う。A happy day!
(アウェイで6試合連続クリンシーツ)それはとても困難なこと。とくにこのリーグでは。選手たちの大きな功績だ。それが、試合に勝つための大きなプラットフォームになった。
今後はさらに大きなものがある。いい調子のグレイトなチームとのビッグロンドンダービー。われわれのホーム。やってやろう。
試合後の記者会見。AFC公式サイトより。
(勝利に戻れたことはどれほど重要?……)
アルテタ:とてもよい。わたしはパフォーマンスもとても気に入った。結果とクリンシートも。だが、とくにチームとして集団で観せたもの。まださらに進歩できること、必要だったレジリエンスと決意。こう云っているようだった。「わたしはここにいる。わたしは自分自身のちからを出し、チームにインパクトを与える」
(チームのレジリエンスについて……)
われわれがこの数週間でプレイしてきた試合の量を見れば、われわれがプレイしてきたタイプの試合だった。今日の彼らのアティチュードとランは今回もトップで、それが彼らがいかに勝ちたいか、ベストで競いたいかを示していた。
彼らの努力は疑いようのないものであり、結果も素晴らしかった。わたしはとてもうれしい。とくにチームのアプローチとメンタリティ。
(試合ごとに急激に状況が変わるのはどんな感じ?……)
ミュニックにいたとき、われわれは1時間か2時間くらいしか眠れなかった。起きてすぐウォルヴズについて話を始めた。そして、選手に必要なもの、どうやってベストメンタルで試合に臨めるか、フィジカルコンディションや相手を倒すために何をしなければならないかの理解。
選手たちもスタッフも信じられないほどだった。彼らとのワークは喜びで、あらためて大きなコンペティションにいたいということを実感した。要求されるレヴェルでCLを戦い、PLを戦い。
そこでは特別なことをする必要がある。そして特別である必要がある。覚悟をもって、競うことを愛し、ほしい結果を得るためにはときに自分自身をさらけだす。今日の選手たちはそれをとてもよくやっていたと思う。
(もっと変更をしようとは思わなかったので?……)
われわれも、その可能性についてはかなり考えた。スコアや状態によって試合をマネジしなければならないし、彼らがどうプレイしているのかにも依る。そしてわれわれにはそれをやる多くのオプションがある。
しかし、全体的にとてもうまくいったと思う。サブが望んでいたようなインパクトを出してくれたし、それにはとても満足している。
残念ながら、われわれはすべての選手を使うことはできない。彼らももっと時間を得られるに値するが、そこはつねに同じことだ。
(現状の試合の負荷について……)※Pepが過密日程にキレた件
われわれではない。Pepでもわたしでも。それは選手たちの健康のため。とくにヨーロピアンコンペティションを競っているとき。すべて同じやりかたで競われるべき。
3日ごとでなく、7日間たっぷり回復したチームを持つことはできない。PLやFAのカップをプレイする必要がある。それは正しいことではない。わたしの観点からすると、それは正しくないのだ。
いつも称賛される主役を守りたい。ぜひ彼らを守り、彼らのことを考えようじゃないか。われわれにできる最大のことをすべてやり、そうすれば彼らも回復できパフォームできるし、ショウを維持できる。
(アウェイで6連続クリンシーツを達成……)
とても難しいこと。それが最後になされたのはいつか知らないが、最近じゃないと想像する。なぜなら、それをやるのは極めて難しくなっているから。選手たちの功績だ。組織のレヴェル、理解、そしてとくに守備への愛情。試合に勝つためにチームにもたらされているプラットフォーム。
(その達成を誇ること……)
そうするだろう。勝利に誇り、すべてに誇る。チームとして、相手にとってできるだけ困難な相手になりたいし、今日はチームはそれをやったと思う。われわれもチャンスをつくられた。プアなチャンス。個人エラー。だが、そのほかは、チームはとてもよくやったと思う。
(ダヴィド・ラヤのセイヴ……)
とてもとてもよかった。彼はあそこ以外ではほとんどなにもやられていない。こちらは、いくつかのとてもオープンな状況をつくったが、ゴールはできず。それが試合の流れを変えた部分はたしかにある。
ダヴィドはあそこで際立っていた。そしてわれわれはそのアドヴァンテッジを活かした。最初のゴールのタイミングも非常によかったし、わたしはとてもうれしい。
(ラヤのパフォーマンスは頼れる……)
シーズン全体を通して非常に安定していると思う。もちろん数字もそれを示している。
(チーム加入以来のレオ・トロサールのインパクト……)
彼はリトルマジシャンだね。どんな状態でもゴールできるし、大いに脅威になれる。とても冷静で、クールで、いろいろなポジションでプレイできる。彼がチームにいるのは、ただ喜びだ。
レアンドロ・トロサールの試合後コメント「(ゴールは)ワクに飛ばそうとしただけ」
前半終了間際でG1。チームを救った。トロサールの試合後インタヴュー。AFC公式サイトより。
LT:今日はレスポンスを観せたかった。チームはそれをやったと思う。さらなるクリンシートにふたつのグレイトなゴール。完璧な勝利だった。
これは大きなブーストになる。ぼくらは試合に勝ちたい。これからすぐまた試合があるし、回復が必要。また準備して、火曜にはもう一度見せるんだ。
(ゴールについて)狙ったわけじゃなかった(笑)。ワクに飛ばそうとしただけ。一瞬でやらなきゃならなかったから。ディフェンダーが近づいて来るのが観えて、ワクに飛ばそうとして、それがうまいことを入った。ぼくにとってはグレイトなゴール。チームのリードにも役立ったし、試合に入っていけた。
ぼくは、すごくクオリティあるスクワッドに入ってきた。だから、それもぼくにはとても楽にプレイできると云える。あんなにクオリティある選手たちがタイトなスペイスでぼくを見つけてくれる。
ここに来てから、リンクアップはブリリアントだと思う。ここでの時間を自分もすごく楽しんでる。だから、それをひとことで云えば、グレイトということ。
フットボール選手としては、これこそがそのためにプレイしたいというもの。賞のためにプレイしたいし、タイトル争いに加わりたい。
ここからはぼくらは、自分たちに集中必要がある。ぼくらができるのは自分たちのことだけだし、それはすべての試合に勝つことだ。みんなその準備はできてると思う。
あのショットは意図的ではなかったと。なかなか正直なひとだ。でも、それが入る。持ってるなあ。
試合後のミケルは彼を“リトル・マジシャン”と呼んだ。アーセナルでそんなふうに呼ばれる選手は、サンティ・カソルラぶりでは。