Hey.
カラバオカップのボルトン。ご覧になりましたか。週末のあのタフな試合のあと、まさかスタートからサカやライスが登場するとは思わなかったが、その甲斐もあってエミレーツで5-1快勝。新たなケガもなかったようだし、キッズたちのプレイも観れたしで、満足。チームもいいムードを継続できただろう。
試合を振り返る。
アルテタの試合後コメント「あの少年はもう準備ができている」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFC公式サイトより。
アルテタ:(試合について)多くのポジティヴなことがあった。パフォーマンスがありゴールも決めた。プレイを必要としていた多くのファーストチームの選手にもそれを与えることもできた。もちろん、とても重要なデビューもあり、それは誇らしいことだ。
(イーサン・ワニエリ?)彼は毎日成長している。みんなからもとてもリスペクトされているよ。彼はプレッシャーも感じず、自信満々で、意思決定もある。あの少年は、もうこのレヴェルで準備ができていることはわかるだろう。今日彼はとても力強いパフォーマンスだったし、わたしもそれが見れてうれしいよ。
(スターリングのデビュー)彼もグレイトだった。彼に何ができるのか見せ始めている。とくに攻撃のときに。肉体的には、彼は要求されるレヴェルまで戻さねばならないが、わたしは今日は彼にとってとても大きなステップになったと思う。
(アカデミーにとっても祝うべき日になった)彼ら自身がその権利を得て、ここにいるにふさわしい理由を示しプレイしたのだから、とてもいいことだ。彼らは、プリシーズンでもこのレヴェルで競えることを示していて、だからこそ、われわれはここでも彼らが仕事ができると信じることになった。
Young Gunners making us proud ❤️ pic.twitter.com/oWwfDpXfUZ
— Arsenal (@Arsenal) September 25, 2024
若い選手たちは、門戸は開いていることを観なければならない。可能性はあるのだ。それは叶えられることであり、できればそのメッセージが行き渡ってほしい。
これは、アカデミーに関わる全員の大きな功績だ。彼らが貢献し、こうした選手たちをもたらしてくれる。チームにとってもポジティヴな夜になったと思う。
試合後の記者会見。AFC公式サイトより。
(若いガナーたちのパフォーマンスについて……)
アルテタ:イエス。とてもポジティヴだった。結果、パフォーマンス、たくさんのシニア選手も時間を与え、彼らは大いにクオリティを示した。そして、アカデミー選手たいにも大きな機会を与えて、彼らは非常にいい反応を示した。彼らの表情には充実感があり、彼らにとってどれだけの意味があるかを示した。素晴らしい夜だった。
(16才ジャック・ポーターのスターティングに対するリアクション?……)
昨日それを伝えて、彼はすぐ有頂天になっていた。彼はすぐ家族にも話したんじゃないかな。家族も思いもしなかっただろうね。これは大きなステップであり、大きな機会だ。緊張もしたと思う。
しかし、彼はとてもよい反応をしていたと思う。昨日のトレイニングでもとても落ち着いていた。チームメイツも彼をよく助けたね。なんという経験、なんという新記録なのか。
(イーサン・ワニエリがファーストチームで初ゴール……)
チームの2点めについては、彼が決めたのでわたしもすごくうれしかった。彼が決めなきゃチームメイツもがっかりしてしまうだろうからね。だから、全体的に彼はとてもよかたっと思う。とても力強いパフォーマンスだった。彼も、自分がチームの一員だということを強く感じたんじゃないか。
彼には自信と信念があり、ピッチで何をすればいいのかがわかっている。それはとても素晴らしい。
(シニア選手たちが若い選手たちを導いている……)
そうだね。彼らは昨日のトレイニングでも助言を与えたり、すでにそれをやっていた。若い選手たちも彼らといっしょでとてもやりやすかったと思う。なぜなら、これは選手たちの素晴らしいグループだから。彼らにもしなにか恐れや、疑問があれば、喜んで助けてもらえる。
彼らがそういう関係性を示したことが素晴らしいのだ。その誰かを気にする感覚、それが重要であり、誰しもがキャリアのなかのあるステイジではそれが必要になる。
(ラヒーム・スターリングのパフォーマンス……)
とてもよかった。彼はどんどんよくなっていると思う。肉体的にも、彼はステップを踏んでいるのがわかっただろう。試合が少しオープンになったとき、彼に何ができるあ、何がもらせるかだ。彼はいくつかのゴールに関与したし、彼にはとてもよい夜になったはず。
(ダヴィド・ラヤのケガについて。週末はプレイできる?……)
まだわからない。彼は、筋肉のケガをやった。
(なぜにジャック・ポーターが選ばれたので?……)
ジャックはプリシーズンからずっとわれわれとトレインしてきた。彼はもう代表チームでもプレイしているので、われわれも彼がその役割をこなせると自信がった。彼ができることは示しているし、われわれも彼が正しい選択だと信じている。
(ワニエリはPLでのスタートにどれほど近づいている?……)
さらなるステップを踏もうじゃないか。思うに、これはみんなの予想の先を行っている。彼のファーストチームでの旅において、彼はつねにみんなの予想の先をいっていて、わたしの予想の先でもある。彼はチームの一員なので、時間は得ることになる。
(アカデミーの卒業生でいっぱいのスターティングを夢見ること……)
わたしにもそういう夢はあるが、それもいいものだし、よきことだ。夢の現実としては、いまいるチームをマネジせねばならない。
(選手たちは明日の朝は学校?……)
何人かは、そこへ行かねばならない。試合後には彼らも興奮していて、選手たちに感謝のことばを述べていた。あれはよかった。
(あなたは16才のときには何をしていた?……)
16才のときはバルセロナにいて、ラ・マシアで一人暮らししてたよ。Bチームとファーストチームとトレイニングを行き来していた。
(ジャック・ポーターに自分を重ねて観る?……)
ジャックに? そういうふうには考えなかった。わたしは17でパリに行ったし、Bチームからパリに行くのは大きなステップだった。彼がどう感じているかは、わたしも多少はわかるが、わたしにはジャックよりはもっと準備する時間があったね。
(試合間が短いなかでどうやってフットボールから離れる?……)
いまは簡単じゃない。もちろん、自宅では家族との時間があるし、そのほかは一日中、試合から試合へと準備をしている。ラインアップ、遠征、ありえそうな試合の状況、それにどう準備するか。非常に忙しい。
しかし、それがわれわれが望んだものだ。われわれにはあらゆる意味ですごい一週間があった。感情的、肉体的、コーチとしての学び、対処すべき数々の問題。そしてIBでわたしの念頭にあったのはそこで実際に起きたこと。選手たちは起用できるのか。それはいろいろだったが、よかった。
(あなたはフットボール以外の趣味はある?……)
ない。わたしの最大の趣味は、時間があるときに家族や子どもたちと過ごすこと。テニスもそのひとつではあるが、それをやる時間はあまりない。子どもたちからはプレステをせがまれるし、マリオカートとかああいうの。すごく好きというわけではないんだけどね。
(いまの選手たちのグループを以前のそれとくらべて……)
思うに、キャリアのなかでそういうときなんだ。夢を見始めるとか、なにか目標を追い求めるとか。それを叶えるとき、なにかほかのものが欲しくなり、現時点ではチームもクラブもそれを与えられないなら、どこかほかでそれをやる必要がある。それが当然のことなのだとわたしは思う。
趣味の話はおもしろいけど、そういうのはもっと時間があるときにやってくれと思うな。。これだけ試合間が短いと、ブロガーですらこんなに大変なんだから、当事者の忙しさは想像もできない。
イーサン・ワニエリの試合後コメント「16年間ずっとほしかったもの」
G2で納得のMOTM。この試合ではたくさんのキッズがプレイしたが、やはり突出しているのが彼。ワニーの試合後インタビュー。AFC公式サイトより。
ワニエリ:興奮してる。チームがつぎのラウンドへ行けることに貢献できて、ぼくもすごくうれしい。つぎに備えるよ。
(ステディアムのサポーターたちから”Ethan Nwaneri, he’s one of our own.”のチャント)素晴らしい気分。愛するクラブ、子どものころからの自分のクラブで、ファンがあんなチャントをしてくれた。とてもよい気分だ。
シュールな感じがするよ。ぼくの人生16年間ずっと望んでいたものを、いま実際に感じている。これはヤバい…… もっとほしくなっちゃうね。
ぼくが9才とかのころからずっといっしょにプレイしてきたみんなと、いまいっしょに大きなピッチにいること。これはクレイジーなフィーリング。素晴らしい。
(NLDやシティ)あれはタフだった。ずっとインテンスで、でもそれが間違いなく選手としてのぼくの役に立っていると思う。それがどういうふうに見えるか、彼らがどう準備しているか。それを自分のゲイムに加わるし、彼らのような選手たちの周囲にいることは、間違いなくいいことだ。
彼らのぼくにしてくれることや、なにをすべきか教えてくれることは、100%完璧なバランスがあると思う。でも、彼らはぼくに手を差し伸べてくれる、それはいいバランスだと思う。
Ethan Nwaneri (17y 188d) is #Arsenal‘s youngest goal scorer since Jack Wilshere vs Sheffield United in September 2008 (16y 266d).
— Harvey Downes (@HarveyDownes92) September 25, 2024