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【マッチレビュー】17/18EPL アーセナル vs ハダースフィールド (29/11/2017) ひさびさの爆勝

ラカ乙。アーセナルがこんなにリラックスした試合を見せたのはほんとうに久しぶりな気がする。いい意味でも悪い意味でもまるでトレーニングを観ているみたいだった。

開始3分の先制点から2点目はだいぶ時間がかかったものの、結果は5-0の圧勝。まさにケチャップどばどば(ハインツ)。ケチャップって誰が最初にいい始めたんだろうか。やっぱりケイスケ・ホンダなの? フットボール格言としてはかなりよくできてるよなあ。

そしてリーグテーブル。アーセナルは4位、チェルシーに1ポイント差で迫る。あれ?なんか誰かいない?と思ったらToTがバーンリーに抜かれてトップ6圏外(7位)へ。厳しいね。続けて1敗1分をやるだけでこのざまである。それに比べるとアーセナルは11月がんばったよ。シティに負けたのが今になって悔しさがこみ上げる。

Arsenal 5-0 Huddersfield: Mesut Ozil shines for Gunners as Huddersfield ship five at the Emirates



スターティングイレブン

予想どおりのレギュラーチーム。まあこの試合は勝ちたかったもんな。怪我といわれていたイウォビがベンチに入ってた。

 

アーセナル vs ハダースフィールド・タウンの論点

アーセナルがリラックスしすぎ

選手たちはどうしちゃったんだというくらい肩の力が抜けていた。NLDなどしばらくインテンシティの高い試合が続いていたということもあるのだろうか、まるで練習風景を観ているようでパスがぽんぽんまわり、ハダースフィールドはガナーズのスピードについていけない。観ていて楽しい。

始まって3分にはラムジーのフリックからラカゼットがゴール。ラムジーのトリッキーなパスも褒められるべきだが、やはりラカゼット。あそこで外さないのがストライカー。しかしなんだかんだでラムジーもずっと調子いいよな。攻撃のキーマンになっている。

ただ、終始リラックスしていたせいだろうか、集中を欠いてうっかりミスも何度もやらかしたびたび自ら逆襲を招いていた。しかしそんな危ないシーンもディフェンス陣が集中して守り、今回のクリンシート達成。これでEPLでは3連続のクリンシートとなった。ボスはチェフが体重を減らしてよりフィットしてきていると語っていたが、チェフもここ数試合のクリンシートに大いに貢献している。いい傾向である。

しかしいったいどういった理由で肩の力が抜けていたのかが気になる。もちろんホームでの連勝で自信をつけているというのがもっとも大きな理由だろうが、それだけだろうか。気になるところである。

ラカゼットが怪我

そういうわけでぼくはこの試合をずっとウキウキした気分で楽しく観ていたので、ラカゼットが前半で交代したときも、うんうん週末を考えるとね、温存したくなるよね、わかるわかるなんて無邪気に考えていた。ら、試合後のボスによれば、ラカゼットは怪我でしかもあまりよくない怪我らしい。週末のマンU戦も無理ということで非常に残念。残念至極。しかし一番悔しいのは本人だろう。まさにこの流れでビッグクラブとの対戦を逃すなんて。おそらく「絶好調」と表現してもいいと思うけれど、AOLでマンU戦に臨めないのはつくづく残念だ。まあジルーがいるし。彼がいてくれて本当によかった。

エジルが良すぎて戸惑う

異論を挟む余地がないのがこの試合のMOM。もちろん、メスト・エジル。わずか3分58秒で1ゴール2アシスト。マジシャンかよ! これまでエジルをさんざんけなしてきたパンディットたちを黙らせる納得のパフォーマンス。

しかし、アーセナルのファンとして戸惑うのは、やはり彼がなぜこのパフォーマンスを続けてくれないのかということと、もう移籍が間近だということ。もちろんハダースフィールドくらいでは「ビッグマッチで行方不明」の汚名返上とはならないが、NLDでも結果を残したし、マンU戦でも彼が活躍すれば彼の株がぐんと上がる可能性がある。

あらたにチェルシーが参戦という噂もあって、現在エジルの獲得に興味を持っているといわれるのは、マンU、バルセロナ、チェルシーほかとなる。このパフォーマンスを見せられたらそれはどんなクラブだって彼をほしいだろう。ちなみにリヴァプールをここに加えているメディアがあったけれど、さすがにリヴァプールは本人が選ばないだろう(笑)。

Manchester United, Chelsea or Barcelona – who should Mesut Ozil join?

ぼくは基本的にエジルの継続性を信じていないので、1月に(ちゃんと新戦力を補強をして)彼を売ってほしいと思うが、ボスは売らないという。1月にボスが「信じられない」というくらい価格が高騰するといいなと思う。もっとも獲得を希望しているクラブはみんな来夏フリーになるのを狙ってるみたいだけど。当たり前だよな。1月にフリー移籍を覚悟して残しさらにトップ4フィニッシュを逃すというのが最悪なシナリオ。大いにありえそう。

その他

アーセナルはこれでホーム12連勝。次のエミレーツでのマンU戦に勝つと、13連勝という記録(2005)に並ぶ。

ジルーがエリック・カントナを抜いてEPLでフランス人歴代4位のゴールスコアラーに。ガナー率高い。

Thierry Henry – 175 goals
Nicolas Anelka – 125
Louis Saha – 85
OLIVIER GIROUD – 72
Eric Cantona – 70

エジルを犬のようにわしゃわしゃ。かわいがりはこうやらなきゃ。

アーセナルが「11月の呪い」を払拭(ヴェンゲル・11月の平均獲得ポイント約1.59)→ 2017年11月は3勝1敗で@2.25ポイント。図表はこちらから。

以上

 

つぎは土曜日の(日曜だと思ってた)マンチェスター・ユナイテッド戦。ここしばらくのマンU戦はあんまり悪いイメージがない。選手たちもそうだろう。勝とう。



 

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2 Comments on “【マッチレビュー】17/18EPL アーセナル vs ハダースフィールド (29/11/2017) ひさびさの爆勝

  1. こんにちは。
    昨シーズン?のマンウ戦でジルーが途中出場でロスタイムにヘディング叩き込んだの思い出しました!期待しましょう!

    1. チェンバれ、あれ名前が思い出せない、のクロスからコッシーと時間差ヘッダーしたやつですね。
      ジルーのスーパーサブ楽しみですねー。

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