日本時間の今朝、英国の冬ウィンドウが閉じた。
アーセナルでは、時間ギリギリのタイミングでメリーノの代替を取るかどうかが注目され、ニューカッスルのSandro Tonaliのような驚きの候補も取りざたされていた。だが、結局何人かのティーンを獲得したほかにメジャーなサインはなかった。まあ、メリーノの離脱が判明したタイミングでは、さすがに難しかったか。
が、これでアーセナルがオックスレイド・チェンバレン(32)に行くんじゃないかという憶測が、わりと現実味が出てきたかもしれない。
フリーエイジェントの彼は、11月からロンドンコルニーで浪人生活を送っており、アルテタも「ユース選手の模範」とOxの存在をとてもありがたがっていたのは、以前に話していたとおり。
ちなみに、無所属の選手は移籍ウィンドウの期間と関係なくいつでも契約できるそうで、アーセナルがその気になればいつでも実現する。きっと本人も喜んで受け入れるはず?
昨日はセルティックも彼に興味を持っているという一部報道もあったが、半年限定でもチャンピオンチームの一員としていられるなら、AFC復帰は彼には悪くない話だろう。
この件については、アルテタの試合前会見でも出ているので、のちほど。
さて、カラバオカップSFのセカンドレグ、チェルシー。アウェイのファーストレグを3-2で勝ったアーセナルで、今度はホーム。ドロウ以上で勝ち抜けとなるわれらが当然有利と観られている。だがしかし、油断は禁物。
どのような試合になるか。
アルテタの試合前コメント「わたしはアーセナルがもっともエキサイティングなチームだと聞いている」
昨日行われたミケル・アルテタの試合前記者会見。AFC公式サイトより。
(あらたなケガ人……)
- ノー
(土曜のキックオフ前にケガしたサカ。シリアスなケガ?……)
- 待つ必要がある。今日はよくなっていた
- このあとどうなるか。そのあと決断する
- そこまで深刻なものには見えない
- 明日起用できるか、週末になるか。観てみよう
(メリーノはシーズン終了までにトレイニングに戻れる?……)
- そう願っているが、わからない。手術が必要で、手術をするとなればいつだってポジティヴではない
- 彼はチームにとりビッグプレイヤー。あのようなヴァーサティリティがあり、いろいろなポジションで競うキャパシティがある。だから大きな打撃
- (骨折?)イエス
(彼にはワールドカップが復帰ターゲットになる?……)
- 観てみよう
- とてもめずらしいケガ。だから、手術が必要かどうか毎日確認する必要があった
- きっとミケルはできるだけ早く復帰するために全力をつくすだろう
- だが、同時に治癒プロセスも尊重する必要がある。かなりめずらしいケガだから
(あなたにも打撃……)
- チームにもだ。彼はビッグプレイヤーであり重要な選手だが、おそらくシーズン終了まで起用できない
(移籍ウィンドウが閉じるまでに考えを変える可能性がある?……)
- もちろん。まだ4ヶ月もあり、4つのコンペティションを戦っていて、彼のようなビッグプレイヤーを失った
- 契約できる選手がいるかどうか、すべての可能性を模索する必要はある
- もしそのような選手がいないなら、自分たちでやるしかない
(彼を代替するなら特別な選手でなければならない……)
- このレベルで、とくに4ヶ月となれば、すぐに適応しチームにインパクトをもたらす選手でなければならない。それは簡単じゃない
- それが簡単だったら、われわれはいまここにいない。だから解決策を探して、トライする
(現在のスクワッドデプスについて……)
- いまさらにデプスがある
- しかし、この7ヶ月間はデプスがなかった。なぜなら、ほかの多くのチームと同様に選手を失っていたから
- われわれは要求もスタンダードもわかっている。われわれには選手が必要。2-3日ごとにプレイしているから
(週末の結果はいかに大きかった?……)
- われわれにコントロールできるのは、自分たちにできることだけ
- 前回の週末は敗け、そしていまはすべてが違って見える
- 自分たちの競いかた、自分たちのゲイムで勝ったことがとてもうれしい。そして、それだけが自分たちの手中にあるもの
- ところで、この週末はわれわれの女子チームもトロフィを勝った。おめでとうだ。とても素晴らしいニュースだった
(ポール・マーソンがタイトルを勝った週末と云っている……)
- われわれがそれを達成するには、あと13-14試合でそういうことをやる必要がある
- 自分たちで、まだまだやるべきことがあるとわかっている。とても自覚している
- そして、どのチームもそうだと思う。だから、われわれも勝ちつづけねばならない
(今シーズンはトレブルが目標?……)
- 毎日こつこつとやっていくことだ。コンペティションごとに
- 明日はとても強いチェルシーとのタフな試合
- われわれにはホームの有利があり、彼らとはいい結果もある。だが、それでもファイナルへ行くにはまだまだやるべきことがある
(選手もトレブルが可能だと信じるべき?……)
- それについて話すことはない
- われわれが話せるのは、コントロールできることだけ。このレベルを維持するために毎日やっていること、そのレベルを上げるためにやること
(メリーノ離脱のニュースを知ってすぐ市場で選手を探そうとする?……)
- ノー。ニュースは数日前にあったし、どのウィンドウでも、なにか起きたときのためにわれわれはつねにアクティヴ。イーサンのマルセイユ移籍でも動いていた
- そして、ミケルのニュースは予期しないものだった。こんなに長期離脱になるとは
- だから、積極的にオプションを探しているし、それをつづけている
- もし最終的な解決策があるなら、それをトライすべきで、そうでないならいまを継続していく
(新しい選手を入れていまのスクワッドの調和を乱したくない?……)
- もしわれわれが動くなら、それはいまのチームを進歩させるため
- だから、機会を検討する。それをやるのか、やらないのか
(チェルシーがLiam Roseniorの下で失点をつづけている……)
- どのチームも自分たちのやることがある。わたしはLiamはここまで異なるコンペティションで素晴らしい仕事をしていると思う
- そして、明日の勝負についてはとても具体的なコンテキストがある
- われわれはホームでプレイし、有利がある。しかし、それを活かして勝つには試合アプローチによって、それを確固なものにせねばならない
(いまはカラバオカップがもっとも重要なコンペティション?……)
- イエス。つぎの試合がつねに最重要だから。ファイナルに近づくことでもある
- 明日、われわれがとても必要にしているのは、雰囲気をつくってくれる人たち。エナジー、信念をもたらすもの
(エゼがスタートするにはマジックモウメンツだけでいいのか、もっと安定してインパクトをもたらす必要があるのか?……)
- イエス。このレベルで96分間を通してコンスタントにチームにインパクトをもたらす必要がある
- どのフェイズももっとも重要なアクションで、そのうえさらにほかの価値も加える必要がある
- 彼の場合、ああいうマジックモウメンツをつくることについては、とても優秀で独特
- これはどの選手にもされる要求
(彼は当初左で最近は中央でプレイしている。彼には中央のポジションのほうがあっている?……)
- いろいろな理由がある。フロントラインにケガ人が出ていて彼が左で使えたのと、また右でもケガがあった
- だから、彼はいろいろなポジションに適応しているということ
- ここ数週間の彼はひとつのポジションでより安定していると思うし、より楽になれる関係性を理解しようとすることでもある
- 彼が相手によってもっとインパクトを出せる場所はどこか
(6試合で4ゴールのヨクレスに進歩のきざしは見えている?……)
- イエス。彼のオールラウンドプレイとパフォーマンスに
- 彼は動いているときに安定しているし、連続したアクションではとくに
- 彼の守備は最初からずっとすごかった
- だが、攻撃面でも理解がとてもよくなっている。ランのタイミング、いつ顔を出すか、ボールの動き
- 彼はゴール前でより生産的になっており、それがチームの勝利を助けている
(それらは美しいゴールではないが、以前のチームにはなかったもの……)
- イエス。彼にはそれをやる能力があり、ゴールはゴールだ
- YouTubeで映える美しいゴールのほうがいいのはわかっているが(笑い)最近のどのゴールもとても重要だった
(メリーノの離脱でルイス・スケリーがMFでプレイするようになる?……)
- イエス
- マイルズにはいろいろなポジションでプレイできるクオリティがある
- 彼はフルバックとしてプレイしているし、6やAMでもプレイしてきた
- だから、それもオプションになる
(彼はアカデミーではMFだったのに、なぜにいまはMFで使われていないので?……)
- なぜなら、彼がファーストチームに入るにはあのポジションでチャンスがあったから
- 彼には独特のクオリティがあると思うし、このスクワッドにないもの
- そして、われわれは彼にプレイするチャンスを与えている
(マルセイユでのワネーリの活躍について。もし彼がチームに残っていたらと思う?……)
- イエス。だが、決断は下された
- だから、いまわたしが観たいのはイーサンが3日ごとにゴールを決めるところ
- 彼がたくさんプレイするなら、精神的・肉体的な成長をつづけていける。このレベルに必要な技術・戦術面でも
- それこそが、われわれがこの決断をした理由。それが正しいコンテキストであり、正しいコーチだった
(彼を連れ戻す条項はローン契約に入ってない……)
- そこはアンドレアやサム(Hayball)に訊くべきことだろう
- この件は、決断や交渉の担当者のもの。なぜなら、契約はわれわれが望むことだけではないから。相手クラブも期待することがある
(デッドラインデイのリクルートではベルタといっしょにどう動く?……)
- われわれも検討を始めるが、アンドレアが全責任を負っているし、わたしは彼の経験やわれわれが築いている関係を完全に信頼している。お互いの信頼関係がある
- われわれが信じているのは、それはチームを助けるもので、環境、期待があり、当然財政もある
(この状況にリラックスしている?……)
- リラックスとは云わない
- われわれ全員でそれに取り組んでいて、試合のときに全力を出すのはわれわれの責任
- 市場を観て、オプションを探り、それを評価する。そしてそれが可能かどうかを観て、最後に決断する
(去年の1月に起きたことを思い出している?……)※2025年1月はアタッカー危機で補強ニーズがあったにも関わらず誰も取らずに終了
- イエス
- 去年とはとても違うとも思うが。わたしはあのとき起きていたことを、詳細までとてもとてもよく知っているから
- 今回のウィンドウとはまったく違う
(チームの慢心を防ぐためにやっていること?……)
- 彼らはその困難と挑戦を実際に経験しているものたちであり、このリーグのレベルと成し遂げたいことを理解している
- だから、そのような考えさえもない
(どうやってサポーターとつながれるようになった?……)
- わからない
- 信頼のようなものだろう。関係、一体感、それを毎日築いている
- 勝ったとき、勝たなかったときの振る舞いかた、決断のしかた、クラブのなかでの認識のしかた
- わからないが、そのすべてが要素だと思う
- わたしは、自分が受けている扱いにとてもとても感謝している。リスペクトのされかたに。サポーターからの反応がチームやわたし自身にもコンスタントにある
- 明日の夜はまた美しい試合になるので、みんなでいっしょに特別な雰囲気をつくっていきたい
会見の後半
- Any money left?: nothing different to the top clubs.
- Still some left to work?:We have to have the options.
- Confident?:we’re on it. It’s not confidence you have to make the right call with the player.
- Eze defensive awareness:it’s part of football. It’s my responsibility as well as the player.
- Kepa:the first conversation were with Inaki, he presented it to me. I have loads did friends who have worked with him. He came here to compete and felt it was the right move.
- Would he start for any other top Prem team?:He’s had an unbelievable career, we’re very lucky to have home
- Start in the future?: Yes. It’s like any other position. Raya is playing more because he’s been excellent.
- Player confidence after winning trophies:you work towards major trophies, it would unlock something and want more.
- Real belief:The group have the belief we can do it. That’s what we focus on.
- How to stop crowd anxiety;I expect the crowd how it’s been all season. Tomorrow we have an opportunity to go to Wembley.
- Not experienced a proper cup final: to get supporters together.
- Mentality of players different:every competition is different. We need to prove it.
- Oxlade-Chamberlain:We explore every option.
- Clubs that don’t care about the EFL Cup:which clubs? It’s something that’s changed a lot with the carabao cup. We are on it. You have to prioritise things in relation to the players.
- Does it matter how a cup is won?: it depends. I’ll need to analyse teams and styles. It will be very specific. It’s an opponent that wants to take it to a different place.
- Not exciting team: I’ve heard different things around Europe, that we are the most exciting team. Maybe I have different sources.
後半におもしろいやりとりがいくつかある。
(エゼの守備のアウェアネスについて。ヴィラでやらかして以来LWでプレイしていない……)
- あれは誰にでも起きる
- 失点するときはいつでも誰かがしなかったことがあり、それもフットボールの一部
- それはわたしの責任でもあり、もしわたしがある選手をそこでプレイさせないとしたら、わたしの要求もあれば、わたしが要求できないこともある
(メリーノの代替としてオックスレイド・チェンバレンが同じ建物にいる……)
- われわれは、すべてのオプションを検討しているよ。Yeah?(一同笑い)
(たくさんのクラブがカラバオカップを重視していませんが……)
- ノークラブ? 多くのクラブと云った?
- (多くのクラブは……)どのクラブ? どのクラブ? どのクラブが重視していないって?(一同笑い)
- (キッズをプレイさせて敗退するクラブもあって……)ああ、わかった
(……アーセナルとマンシティはそれを真剣にとらえている……)
- ここ数年、カラバオカップに対する考え方がかなり変わったのだと思う。どうこのコンペティションにアプローチするか
- われわれは真剣だよ。スクワッドや状況によって優先すべきポイントはあるけど
- われわれはしばらくカラバオカップで苦しんでいたということもある。いまはほかの選手もプレイさせて、違う状況がある
(アーセナルのスタイルはあまりエキサイティングじゃないと云われている件……)
- わたしが聞いているのは正反対
- ヨーロッパ中で、われわれがもっともエキサイティングなチームと聞いた。最多ゴール、最多クリンシーツ
- 違うソースなのかも
(ではなぜそのように云われていると思う?……)
- わからないね(苦笑)。誰が云っているのか知らないし。そのひとの名前と苗字と住所とEメールを教えてよ。話してみるから(笑い)
- (マンチェスターのMr. Paul Scholesです)なんて?
- (ミスター・ポール・スコールズ。マンチェスターの)Okay. Good.
おもろ。
フリーエイジェントのOxと契約する件は、ちまたでは「アルテタが否定しなかった」と受け取られているようだ。おもしろいから契約したらいいのに。













