先日のボーンマスの敗戦後、ボスはサンチェスの去就は48時間以内に決まると発言。それが確かなら、もうイングランド時間で本日にも去就が発表される見通しである。
そのほか、いくつかの案件の同時進行で非常に忙しい時間を過ごしているアーセナルの最新の移籍情報をまとめておこう。
アーセナル移籍ニュース(2018年1月16日)
もちろん、アレクシス・サンチェスの話題から。
サンチェスは今日には退団発表の予定。しかし土壇場で状況はカオスに
サンチェスをめぐる状況はいろいろカオスな状態になっていて、リヴァプールやマンUが参戦しただけでなく、この期に及んでチェルシーも「おれも参戦いっすか?てへへ」とおずおず手を挙げる事態に。マンシティで決まりかと思われていたここ半年、土壇場になってトップ6のうちToT以外すべてのクラブが手を挙げるという異様な状況が発生している。もっとも面食らっているのは、もちろんサンチェスサイドと話しもついていると信じていたシティだろう。
もともとアーセナルの希望の金額を出す気はなかったといわれるシティは、すでに白旗を上げたという報道もあり、好条件を出してきたユナイテッド行きが濃厚となっている。
ユナイテッドは、アーセナルの希望金額に近い数字(アーセナルは35M希望といわれていた)にプラスして代理人にもボーナス、そして本人には週給350kとか400kを提示したという噂もある。なんてやつらだ!
この件、いろいろすごいなと思うのは、このタイミングで各クラブが獲得レースに参戦してきたのは、つまりわれわれがシティで完全に決まりと思っていたこの段階でもまだ裏側ではオークションをやっていたということだ。それを勝ち抜いたのが、ユナイテッド。そういう理解で良さそうだ。代理人まじ代理人。
サンチェスはずっとグアルディオラを信奉しているもんだとばかり思っていたんだけどね。だからアーセナルを出たいと。しかし、現実はアーセナルを出られれば、そしてそれなりのビッグクラブでなおかつ高待遇なら、ということだったようだ。
ユナイテッドはローカルライバルのシティの補強を邪魔することもできるということで、残り契約6ヶ月の選手にだって大きい投資をする合理性はある。してやったりといったところかもしれない。
アーセナルのファンよりもシティのファンのほうが激おこかもしれないね。この土壇場で裏切られたみたいなもんだ。勝手にヤッテロ。
ユナイテッドはサンチェスの取引にミキタリアンを加えたい
らしい。ドルトムントのエースだったミキタリアンは、シンジ・カガーワと同様、マンUではブンデスリーガで活躍したほどのインパクトを残せず、ドルトムントへの復帰が噂されていたが、ちょうどアーセナルがミキタリアンに興味を持っていたこともあり、彼をサンチェスの支払いの一部に充てたい意向だという。すでに彼は昨日のストーク戦でも退団を見越してベンチ外だったようだ。
これはエジルを失いそうなアーセナルにとっては悪い話しではないものの、一説によるとミキタリアン本人がアーセナルへの移籍を望んでいないという。確かにいまのアーセナルなら、マンUからの移籍では明らかなステップダウンの印象はある。BVBに戻ったほうがマシと考えても不思議ではないかもしれない。
また、マンUで受け取っていた週給200kという報酬はアーセナルでは経済的にもチーム内の序列的にもおそらく出せないものであり、アーセナルへ移籍するならば報酬の減額を飲まなければならない。もっとも、いまの彼に週給200kを喜んで出すクラブは存在しないだろうが……。ミキタリアンはアーセナルにやってくるだろうか?
マルコム獲得発表も間近か
ヴェンゲルが48時間以内と具体的な区切りをつけたからには、当然サンチェスの代役のほうも大きな進展があったに違いないと思われている。
そしていまもっともアーセナル移籍が注目されているボルドーのウインガー、マルコム。
つい先日、ボルドーのマネージャー、Jocelyn Gourvennecは「マルコムは1月に売るつもりはない」と発言していたのが、昨日の時点で一転して「彼をキープできることを願っているが、彼が移籍するなら代役を見つけねばならない」と弱気なコメントを出した。これはマルコムが移籍する大きなサインだと見られている。
サンチェスの移籍と同じタイミングでマルコムの獲得も発表されるかもしれない。
オバメヤン獲得を目指して移籍金+ジルーをオファーか
ドルトムントとトラブルで干されている?オバメヤンも、サンチェス(やウォルコット)がいなくなることが確実なガナーズが獲得を目指しているひとりとして急浮上してきた。
ドルトムントといえば、アーセナルに転職したカリスマスカウト部長ことスヴェン・ミズリンタットの古巣であり、注目されていた古巣からのぶっこ抜きが現実になるのかもしれない。
オバメヤンは最近はチャイナリーグへの移籍も噂されていたくらいで、所属クラブとのトラブルからか、一時しきりに噂されていたレアル・マドリッドなどのビッグクラブからの関心は最近はあまり聞かれなくなっていた。
ただし、オバメヤンはヨーロッパでも有数の実績あるストライカーで当然安売りはしていない。要求される移籍金は53Mポンド(60Mユーロ)程度といわれ、マルコム獲得にも45Mポンド(50Mユーロ)近くのコストがかかると見られているアーセナルにとっては、なかなか厳しい。
そこで、アーセナルは出場機会を求めて移籍を希望しているというジルーを取引の一部に加えたいという。これはもしかしたらWin-Winかもしれない。ジルーはいま怪我で戦列を離れているが、オバメヤンを干しているドルトムントにとっては待望の即戦力だし、アーセナルにとってはジルー(31)からオバメヤン(28)は年齢からしても明らかななアップグレードと考えられる。
Borussia Dortmund will decide Pierre-Emerick Aubameyang’s future on Tuesday, says Guillem Balague
火曜(今日)にはBVBがオバメヤンの去就を決めるという報道も。
ウォルコットはエヴァートンへ
ウォルコットの獲得レースはエヴァートンが制す模様。20Mポンド程度の移籍金が予想されている。もしかしたら先日のボーンマス戦がアーセナルでのラストマッチになる可能性も。あのしょぼい試合が最後とは。不憫な。。
ドビュッシーは聖闘士・エティエンヌへ
おっと予測変換。セント・エティエンヌ。そしてセント・エティエンヌに加えて、WBA(ウエスト・ブロム)もドビュッシー獲得レースに参戦したようだ。たしかに今季カップ戦ではブランクにも関わらず悪くない動きをしていた。顔もいいしな。ほしいクラブがたくさんいるのもわかる。彼の幸運を祈りたい。右サイドの代役はどうするつもりなんだろう?
その他移籍関係
ここ数日エジルの話しが全然出てこないんだよなあ。彼はマンUへ行くとか契約を更新するとかいろいろ憶測が飛び交っているわけだけれど。彼も1月中には決着をつけなければならない大きな課題である。さっさとサインしろや。
さあ、今日はこれからイングランドの朝があける(※現時点、日本時間14時くらいでイギリスは朝5時くらい)。わくわく。
SKY SPORTSのトランスファーセンター。リアルタイムで更新される。
ミスリンタットが1番の補強かもしれませんね!
しかしセントラルMFはどうするんでしょうか。
攻撃的な選手の噂ばかりですね。
こんばんはー。
そうなんですよー守備の選手がエヴァンスくらいしか話題になってなくて。エンゾンジもわからないし。