シーズン中でもこういうのあるんだな。
Arsenal defender Hector Bellerin set to speak at Oxford Union | Goal.com
ベレリンは本日2/5、エジルは2/20に、名門オックスフォード大学の機関、オックスフォード・ユニオンでスピーチとQ&Aセッションが行われるようだ。
なぜ彼らが?
よくわからないが、超いけてるアスリート(全アスリートのトップ1%)として、あとはおそらく昨今のバブル状態のフットボール人気のスター・フットボーラーの象徴として?とかじゃないかなと予想。プレミアリーグの状況も含めて、彼らスター選手について一般の関心も高いのだと思う。
※追記:この人カタルーニャ地方出身だということを忘れてたよねー。このタイミングで独立問題は外せないトピック。
Hector Bellerin | the Oxford Union
ヘクター・ベレリン選手(プロ・フットボーラー)
英国クラブのアーセナルFCとスペインでライトバックを務める、スペイン人プロフェッショナル・フットボーラーである。ベレリンはスピードとペイスがやべえので知られていて、世界最速の呼び声も高い。彼はバルセロナで選手キャリアを始め、2011年にはアーセナルに引き抜かれた。また彼の慈善活動も知られる。U-21EUROでは出場時間で毎分50ポンドをグレンフェルタワー火事の犠牲者に寄付したアレはとりわけ有名である。
メスート・オジル選手(プロ・フットボーラー)
エジル選手はアーセナルFC、そしてジャーマンチームの選手である。彼は国を代表してふたつのEURO、ふたつのワールドカップを戦い、2014年のワールドカップ優勝にも貢献した。ワールズベストの選手のひとりとして知られている。エジル個人も数え切れないほどのアウォードを勝ち取っており、バロンドール候補にも何度もなるほどのやべえ選手である。
紹介ページを訳してみた。フットボール界隈以外からの紹介というのは珍しいかなと。
これ忌憚のない質問なんかも飛び交うらしいけど、ベレリンあたりは「夏に移籍志願してたって本当ですか?」とか訊かれたらどう答えるんだろう。
まあでもエジルはわからないけど、ベレリンはヒデトシ・ナカタとかそっち系の意識の高いニオイは感じるよな。引退したあとよくわからないビジネスを始めたり世界中を旅しそう。腕時計は両手につけてるタイプだね。
Oxford Unionとは?
思いっきり前後してしまった。そもそもオックスフォード・ユニオンてなんだという。
Wikipediaの説明によると、正式には「The Oxford Union Society」。1823年に創設されたイングランドのオックスフォードにある”debating society(議論する会)”とのこと。英国で3番めに古い大学ユニオン。ディベート(議論)スキルを高めたり、上流社会とコネつくるために、英国の多くの政治家や世界各国から人が集まっていると。
議論大事だよね。ぼくは学生時代そういうものを要求された記憶がまるでない。レベル低かったからか。日本の名門大学だとこういった組織が存在するのかな。図書館などと同じく、大学という高等教育機関には本来必ず備わっていてもよさそうなものではある。
Oxford Unionは、公式YouTubeチャンネルもあって雰囲気を知ることができる。
政治、経済、宗教、ジェンダー、中東問題、音楽、映画、エトセトラとかなり幅広いテーマが議論されている。ざっと見ただけでも、『ゲーム・オブ・スローンズ』の俳優だったり、ブライアン・メイ、韓国のPSYなんてやわらかい人たちも登壇している。
フットボール関係では、過去にはマラドーナやファン・デル・サールがこのオックスフォード・ユニオンに呼ばれているようだ。あとこっち界隈ではピアース・モーガンもいた。
きっとベレリンもエジルもYouTubeにアップされるだろう。楽しみである。
※追記(2018.2.6) ロンドン・イヴニング・スタンダードの記者氏がツイート。
Bellerin with the perfect response to people slagging off his outfits
“I don’t care. I like how I look.” pic.twitter.com/y2MsfK2med
— James Benge (@jamesbenge) 2018年2月5日
ナイスヘクター。