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【マッチプレビュー】18/19EPL アーセナル vs エヴァートン(23/Sep/18)クリンシートが必須のホームゲーム

UELの勝利から中二日。4連勝中のアーセナルがエミレイツに12位エヴァートンを迎えるPLウィーク6。早くもフィオ・ウォルコットを迎える2試合目となる。

エヴァートンはアーセナルにとってはお得意さまで、とくにホームでは24試合負けていないとのこと(W20 D4)。勝利はもちろん、クリンシートに注目が集まる一戦。

Arsenal v Everton



予想スターティング11

当ブログの予想スターティング11。

4-2-3-1

ラカゼット

オバメヤン、ラムジー、エジル

ジャカ、ゲンドゥージ

モンレアル、ソクラティス、ムスタフィ、ベレリン

チェフ

ELを休んだラムジーとジャカが戻るはず。

ELで最後までベンチを温めたラカゼットも復帰が予想される。また控えならベンチからずり落ちすぎてもう尻もちをついちゃう。

ELでMOTM級に好調さを見せたイウォビを使ってくるかどうかも気になるが、ラカゼットとオバメヤンを使うなら残念ながらイウォビの場所がない。

トレイラはELで少し怪我があったのではないかといわれている。無理をする試合でもない。CMはジャカとゲンドゥージのコンビを予想。

GKについては、今週レノがフラストレイションをためているといっせいに報道されたが、チェフが引き続き守りそう。チェフは相変わらず足元が不安定なところを見せているが、よほどのことがない限りは変えるとは思えない。レノは来週ミッドウィークのカラバオカップでまた起用されると思う。

ということで、レギュラーチームに戻るだろう。

けが人情報

あたらしいけが人は、ミキタリアン。ヴォルスクラで右のかかとを痛めてしまった。試合前にあらためてテストするというが、スタートはしないだろう。

コラシナツとAMNが予想されていた10月中の復帰より早く、10月初旬にはフルトレイニングに戻るとのこと。LBのコマが一気にふたり戻ると。朗報。

以前と比べてメディカル部門はすごくよくなってるんだろうか。

ボスのみことば

試合前のプレス会見。

(就任以来、どれくらいチームは成長してますかね……)

エメリ:ちょっとづつ進歩してると思う。アウェイで2試合勝ったことは小さな進歩だが、自信を深めていくにはとても重要だった。バランスを探している最中なんだよ。どの試合でももっとよくなれるように継続する必要がある。個人でもチームでも。日曜のエミレイツの試合なんかでは、サポーターの前でわれわれのアイディアを披露できることにワクワクしているんだ。そしてアウェイでもコンペティティヴでありたい。NCとカーディフ戦のようにね。なにしろ続けていく必要があるよ。

(なぜクリンシートで終われない……)

わたしは勝ちたい。わたしたちは勝っているが、もしかしたらどこかの時点では分析もできる。自分たちがチャンスで得点できず、相手がたくさんのチャンスで得点すればこちらの負けとなる。どの点においても改善したいし、バランスを探したい。いまはディフェンス面での改善が目的であり、非常に重要だね。

(集中力の欠如が問題なんでしょうか……)

いろんな理由がある。たとえばNC戦ではたくさんのチャンスをつくられなかった。それにさいごに喰らったゴールもわれわれが対処できるものだ。わたしたちが彼らに与えられるのは、二度と同じことを繰り返さないというメンタリティだ。あの試合はわれわれがどのように改善しなければならないかを理解するという意味でいい例だったと思う。昨日(ELヴォルスクラ戦)はまた違っていて、4得点したあとだったから、チームはちょっとリラックスしすぎて1-2点取られてしまった。ひとつはミスだったが、それも解決することはできると思うんだ。日曜のエヴァートン戦はそれが可能であることを証明する最初のチャンスだ。

(ベルント・レノですけど……)

プリシーズンを始めたとき25人の選手がいて、どの選手にもパッションが求められた。とくに若い選手や新しい選手には。その経験はPLでプレイするうえではとても重要なんだ。なぜならより強力なコンペティションだからだよ。一方では(出場機会のない選手に)成長するためのチャンスを与える可能性もあるし、そのときはパッションのあるパフォーマンスを見せてほしい。試合でのパフォーマンスはもちろんコルニーでのトレイニングの様子も見ている。レノについては、われわれはとても満足しているよ。彼は初めてファースト11でプレイしたし、彼にはチャンスを与え続ける必要があり、プレイするときにはベストパフォーマンスが出せるよう自信をつけさせたい。

(レノがポジションを取れる可能性……)

わたしはどの試合でもさいごの数時間で(ファースト11を)決定し、それを選手たちに伝える。しかしいまのわれわれのプライオリティはいいパフォーマンスをすることで、どの選手とも話しをするし、ゴールキーパーに対してもそのように状況を説明をするだけだ。

レノの件は突っ込まれるよそりゃ。ふつうに考えたらありえないもんなあ。レノだってある程度の出場機会の約束はあったのかもしれないし、この期待外れな扱いなら不満が出るのは当然だ。

エヴァートンについても語った。この前にホームでウエストハムに負ける(1-3)という波乱?があったそうで。

(エヴァートンのシーズン序盤……)

エメリ:長い歴史がありいいコーチといい選手がいる。彼らのスタートはいい感じだったが、この前のウエストハムみたいなときもある。彼らは重要な試合に勝たなかったが、そのせいでわれわれにとってはよりデンジャラスな状況になるかもしれない。彼らは彼らで前の試合よりもよくなっていることをサポーターに見せたいだろう。ここで勝てるってね。われわれは自分たちのパフォーマンスに集中すべきで、エヴァートンには敬意を払ってハードワークするよ。彼らにはいい選手といい戦術があるしね。

(マルコ・シルヴァ……)

ポルトガルで彼のチーム、Estorilと戦ったことがある。5年前だったかな。そのときのことを思い出すと、彼のチームはとてもよかった。よくオーガナイズされていてとてもいいコーチングがあったよ。

エヴァートンについて

さすがにエヴァートンくらいだとぼくも知ってる名前が多い。

右のウォルコットはもちろん、真ん中のシグルスン、左のリチャーリスン、CMはアーセナルの新旧ターゲットだった、ゲイにシュナイデラン。GKにピックフォード。いいチームじゃん。なんで弱いの??

アーセナル公式が指名するデインジャーマンはもちろんフィオ・ウォルコット。

ウォルコットといえば、SKYの独占インタヴューで応えた内容がちょっと話題になっていた。

Theo Walcott exclusive: I fell out of love with football, but I’ve got the buzz back

このなかでウォルコットは「フットボールへの情熱が少し冷めてしまったときがあった」と告白。アーセナルでの最後のシーズン、バック3(3-4-2-1)で彼のポジションがなくなってしまい出場機会が激減してしまったことが、そうとう堪えたようだ。

エヴァートンに移籍して、今シーズンは5試合でG2 A1とそれなりの結果を出している。

彼がこの先もいいフットボーラー人生が送れることを願ってやまない。この試合では消えていてほしいけど。

マッチファクト

  • アーセナルはホームゲーム24試合でエヴァートン相手に負けていない(W20 D4)
  • アーセナルがホームでエヴァートンに負けた最後の試合は1996年
  • エヴァートンはアーセナル相手に22試合で2試合しか勝っていない。勝利はどちらもグディソン・パーク
  • アーセナルはPLのホームゲーム6試合で5勝
  • アーセナルが開幕5試合でクリンシートに失敗したのは88/89シーズン以来初めて
  • アーセナルの今シーズンPLの10得点はすべて違う選手によるもの
  • アーセナルはPLで21試合連続でドローがない
  • アーロン・ラムジーはPLエヴァートン相手に4試合で6ゴール。昨シーズンのハットトリック含む
  • エヴァートンはPLの29試合で3勝しかしていない(W3 D12 L14)
  • エヴァートンは日曜に行われた13試合で1勝しかしていない(W1 D2 L10)
  • エヴァートンは今シーズン、セットピースから5失点。5試合を終えてPLワースト
  • マルコ・シルヴァはPLのアウェイ7試合で勝利なし(W0 D2 L5)
  • フィオ・ウォルコットはエミレイツで56得点。RVPにつぐ

ここまで対戦相手にネガティヴな記録が並ぶのも珍しい。負ける気がしない(フラグ)。

アーセナルのクリンシート

このマッチスタッツでも触れられているように、アーセナルのクリンシートはちょっとしたワースト記録になりつつある。いつものArseblogがここ10シーズンの開幕からクリンシート試合までにかかった試合数をカウントしている。(*印はコミュニティ・シールドがあったシーズンでそれは除外)

Arseblog調べ

2017-18: 5th game – Arsenal 3-0 Bournemouth, Sept 9th

2016-17: 2nd game – Leicester 0-0 Arsenal, August 20th

2015-16: 3rd game – Arsenal 0-0 Liverpool, August 24th *

2014-15: 2nd game – Arsenal 0-0 Besiktas, August 19th *

2013-14: 2nd game – Fenerbahce 0-3 Arsenal, August 21st

2012-13: 1st game – Arsenal 0-0 Sunderland, August 18th

2011-12: 1st game – Newcastle 0-0 Arsenal, August 13th

2010-11: 2nd game – Arsenal 6-0 Blackpool, August 21st

2009-10: 2nd game – Celtic 0-2 Arsenal, August 18th

2008-09: 1st game – FC Twente 0-2 Arsenal, August 13th

17/18シーズンが5試合目でやっとという感じで、今シーズンはそれをもう更新したということになる。なんかどんどん悪くなってるような。

フースコによる試合展望

WhoScored.comのこれ(マッチ・フォアキャスト)すごいあたるからおもしろいよ。

かなりありそう

  • エヴァートンがウイングから得点する
  • アーセナルが先制されたらカンバックする

ありそう

  • エヴァートンがアーセナルハーフで試合をコントロールする
  • エヴァートンがアーセナルのエラーで得点する
  • エヴァートンがスルーボールから得点する

お、意外にエヴァートンにいいことばかり書いてある。

このなかではアーセナルのエラーでエヴァートンが得点ていうのはかなりありそうだな。。

試合結果予想

BBC Sports (Lawro’s prediction) 2-0

SKY Sports (Paul Merson) 3-0

WhoScored.com 3-1

Metro (Michael Owen) 3-1

さすがに負け予想はないか。全般的にアーセナルの複数得点が予想されている。またBBCとSKYはクリンシートを予想。

この試合の見どころ

ディフェンスだろうねえ。

キックオフは今晩日曜24:00。DAZNで中継あり。COYG



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