どうも今年のEPLは過去に例を見ないゆるゆるのトップ4争いだそうで。
75とか76ポインツがトップ4フィニッシュのボーダーになるなんて云われていたのはついこないだですよ。それがどうだい。
それ以降トップ4を争う4チームが負けまくりで、下手するとアーセナルがここから2勝で手が届く72ポインツあたりがボーダーになる可能性すらある。昨日のToTなんてゲラゲラ笑いながら観たよね。
残り2試合(ToTはあと1試合)というここであらためていまの状況を確認しよう。
なんか毎回確認してるけど、毎回予想をはるかに上回る超展開なのだから仕方がない。
ますます、さらに、トップ4争いが混迷を極めております
それもこれも全部昨日のスパッズのおかげである。
昨日ボーンマスとの試合を未見のアーセナルのファンのかたは、まあ騙されたと思ってフルマッチをご覧いただきたい。ハイライトでいいなんてかたいことは云わず。珍しいものがみられること請け合い。ぼくはフレイザーをチェックしたかっただけなんだけど、思いの外ゆかいな試合を観ることができた。
そういうことで、なんと3位が70ポインツでまさかの足踏み。そして最後はホームながら絶好調エヴァートンを残していると。フィオ・ウォルコットを残していると。
攻撃のキーマンを欠いてさらにかなり強敵と戦うということで、73ポインツどころか、このまま70ポインツか71ポインツでシーズンを終える可能性が出てきた。CLでは当然アヤックスに敗けるとして、PLでもトップ4を逃したりすればまさに大惨事。大逆転負けですよ。新しいステディアムつくった年に。ウケる。
現状の確認(5/5現在)
あらためて現状を確認するとこんなふうになっている。まさかこんなグダグダ展開になるとはねえ。さすがに誰も予想できなかったはず。
今後の対戦相手評価。
- ToT → キツい(絶好調エヴァートン)
- チェルシー → まあまあキツい~キツい(ワトフォードのホームとウォルヴズの最終戦結果によってはEL出場の可能性があるレスターのアウェイ)
- マンU → かなり楽(降格決定の2チーム)
- アーセナル → かなり楽~???(PL残留決定チームと超苦手アウェイ)
というような状況。
いまだ他力本願ではあるけれど(アーセナルは自分たちのことを考えなければ)悲観しすぎることもない。かもしれない。。少なくとも絶望的ではない。トップ4を争うライバルの彼らがここからポイントを落とす可能性は十分にあるフィクスチャだ。
ただし、このなかではマンUだけは残り2試合が降格が決定して競争を終えているチーム相手ということもあって、6ポインツはほぼ確実なように思える。つまり71ポインツまでは到達する。
ということは、アーセナルは1勝1分(+4ポインツ=70ポインツ)ではマンUに及ばず、ToTが70ポインツのままで並んでももGDでToTに勝てない。トップ4に足らない。ゆえに2勝以外でトップ4フィニッシュできる可能性はかなり低い。
そして仮に2勝したとき、アーセナルのポインツは72ポインツ。チェルシーが1勝1分ならポインツで並ぶがGDで勝つ可能性が高い。あるいは、ToTがエヴァートンでポイントを落とせば、アーセナルとチェルシーが3位と4位でフィニッシュ。マンUとToTが5位と6位フィニッシュ。
ToTはエヴァートンに敗けると6位に沈むかもしれない。これはホームで戦う彼らにとりどえらいプレッシャーになるだろう。
CLのセミファイナルまで進んでリーグも3位確定と思っていた彼らなのに、まさかこのような事態が待っていたとは。クズみたいなプレイですべてが台無し。腹がよじれる。
ということで、シーズン終了までまだまだ楽しめるイングリッシュ・プレミアリーグ。どうかご期待ください。
それにしてもToTの昨日のアレは陰謀じみているよなとつくづく思う。結果的にPLはだいぶ盛り上がるからよかったとして、ふつうあんなバカなことはしないと思うのだけど。なんのためかは知らんがわざとじゃねーの。それとも単にアレなのか。