コパ・アメリカ終了後にアーセナルにジョインすると噂されていた、元アーセナルのMFエドゥ。
ブラジルNTを優勝に導いて有終の美を飾ると、アーセナル公式サイトでさっそくテクニカル・ディレクター就任が発表された。
Edu named as our technical director
アーセナル公式サイトでサンレヒとエドゥ本人のコメントが伝えられている。
ラウル・サンレヒ:エドゥがチームに参加してくれることにみんな大いに興奮しているよ。彼にはグレイトな経験とフットボールの技術的な面における知識を持っている。そしてもっとも重要なことは彼がトゥルー・アーセナルマンだということさ。彼はクラブを理解しており、われわれの依るべきところ、それに世界中の何百万といるファンのことも理解している。
彼の就任は、われわれを前進させるインフラ発展におけるとても重要で最終的なピースだ。彼はウナイ・エメリと近い場所でともに働くことになり、われわれのフットボールヴィジョンを率いることになる。そしてわれわれが持ち、フォローするフットボール活動すべてを通じたソリッドなフィロソフィを体現することになるだろう。
そしてエドゥも古巣への復帰を喜ぶコメント。
エドゥ:アーセナルはわたしのこころのなかでいつも特別だった。そしてこのグレイトなクラブに新しい役割で戻ってこれたことにとてもワクワクしているよ。われわれには強いスクワッドがあり、何人かのとても有能な若い選手、それに素晴らしい人材がいたるところにいる。このクラブが違いをつくれるよう、がんばるつもりだ。
ヴェンゲルさんの時代にはテクニカルディレクターもスポーツディレクターもいなかったのだから、アーセナルには少なくとも20年以上の年月をヘて初のテクニカル・ダイレクターの登用となる(それ以前はどうだったのだろう? アーセナル史上初だそうで)。
ひとまずエドゥに期待されているのは選手リクルートメントだが(とくに南米方面)、この夏あとひとつきで何か影響力を発揮してくれると期待するのはさすがに少々酷だろう。
それにしてもしばらくアーセナルが探していたと云われる幹部スタッフをやっと指名することができたことは、クラブにとっては大きな前進に違いない。
そしてそれがインヴィンシブルズの一員であるエドゥだったというのは、多くのファンにとってもとてもうれしいことだと思う。
なにはともあれ、おかえりエドゥだ。