のっけからCLの話題でアレですが、日本時間今朝のシティvスパッズでまさかの展開。ご覧になりました? まさかあんなことになるとはねえ。。 試合もすごかったんだけど、おもしろかったのは試合後の反応。ぼくがtweetdeckで並べているTLでは、グーナーたちの落胆の度合いがすさまじくて「人生最悪の日」みたいなひとばっかり。アーセナルが敗けたときよりも、彼らが勝ったときのほうが落胆が大きいっていう、こうなんというか、歪んだファンダムを見た気がしましたよ。でもそういうもんだよね。殺したいほど憎んでるライバルがいるのも、マイチームへの深すぎる愛情や執着の裏返し。 海の向こうには「アーセナル=人生」みたいなひとらがゴロゴロいて、パブリック・エネミーNo.1のやつらが喜んでいるところを見るのが何よりも苦痛。その地獄のような怨念が一斉に噴出しているところを見られたのはおもしろかった。 まあ週末のPLではシティが順当に勝ってくれるだろうし、CLセミファイナルだっていまのアヤックスの勢いならToTレベルには負けないだろう。そしてわれらは粛々とPLトップ4を目指すと。 ああ、あと今回は結局VARが勝敗を分けることになったんだけど、誰にもわかる確たる証拠が残っているから判定への不満が出ないのは新しい時代だなあと思った。もし今回VARがなければ結果は違っていたけど、その後に大きな議論になるのは避けられなかったわけで。 相変わらずVARは賛否あるが、それを利用してくだされる判定自体には議論の余地が(ほぼ)ない。運用さえ洗練されていけば、とても有用なツールになるだろう。 さて。ELである。アーセナルはホームでの快勝から一週間。今回はクオーターファイナルのセカンドレグ、アウェイのナポリだ。 Napoli v Arsenal ホームで2-0勝利しているおかげで、鬼門のアウェイながら心理的には有利に試合を進められる。 またアウェイゴールが決定的な意味を持つこともアーセナルにとっては大きい。しかし、敵も味方も口を揃えて云うように、ファーストレグとはまったく違う試合になることも大いに予想される。 アウェイの定石なら守ってカウンターだが、リードを守るために引くのか。逆に積極的に攻めるのか。ワトフォードにつづいてアウェイで結果を出せるか、エメリの戦略の工夫もチェックしたい試合だ。
最近のアーセナルニュース(17/Apr/2019)デニス・スアレスがケガ? アーセナルライフ終了か
プレミアリーグも残り5試合。18-19シーズンもいよいよ佳境に入り、アーセナルは国内リーグでもヨーロッパでも、いまだ自力で来シーズンのCL出場権を獲得できるポジションにいる。 ますます目が離せなくなっているアーセナルFCにまつわる最近のニュースをまとめたい。長いのでお覚悟。
【マッチレビューその2】18/19EPL ワトフォード vs アーセナル(15/Apr/2019)苦しみながら今季初のPLアウェイ3ポインツ【マッチスタッツと論点】
望外のリードをもらったにも関わらず最後まで苦しんだアウェイマッチは、なんとかアーセナルの勝利に終わった。 貴重な3ポインツをゲットしたワトフォード戦。コメント集に引き続き、試合を振り返っていこう。
【マッチレビューその1】18/19EPL ワトフォード vs アーセナル(15/Apr/2019)苦しみながら今季初のPLアウェイ3ポインツ【コメント集】
おめでとう。今シーズンのプレミアリーグで初めてのアウェイ3ポインツゲット。 結局序盤の相手のふたつのエラーによって得たリードをそのままキープしただけという、プレイ内容はまったくほめられたものではなかったが、アウェイフォームが今シーズンを決めるといっても過言ではないこの切羽詰まった状況で、エヴァートンでの負けを引きずらず、ひとまずアウェイの呪いを解いたことが大きい。大きすぎる。 これでアーセナルはテーブルでもトップ4に返り咲いた。さらに5位のチェルシーより1試合少ないのだから、残り試合が5つとなったラストステージでこれは大きなアドヴァンテージだ。 またこの勝利で3位とはふたたび1ポイント差に迫り、3位フィニッシュも射程内だ。この試合に負ければ63ポインツのまま6位だったことを考えれば、この勝利の大きさがよくわかる。 これでまた、われわれは自分たちの運命を自分たちで決めることができるポジションにつくことができた。 Watford v Arsenal まずはコメント集から。追って論点エントリで試合を振り返っていこう。
【マッチプレビュー】18/19EPL ワトフォード vs アーセナル(15/Apr/2019)タマを見せてくれ!
下品ですまない。 TVの放送スケジュールの都合とか云われているMNF。平日早朝のキックオフとなる極東のわれわれにもキツいスケジュールだ。でもちょっとくらい眠いのがなんだってんだ。ガナーズの皆さんはもっとキツい。 さて、PLのほかのクラブよりも一足遅いWeek33、アーセナルはワトフォードとのアウェイを戦う。 残り6試合、熾烈なトップ4争いが繰り広げられるなか、今季アウェイで絶不調のアーセナルにとってはこの試合もまさに勝負の分かれ目といったところ。もっとも、もうシーズン終了までずっと勝負の分かれ目である。 現在アーセナルは暫定6位。4位のチェルシーより2試合少なくて3ポインツ差。まだまだレースはつづく。 Watford v Arsenal 前回エヴァートン(A)でいいところなく敗けたあとに、ELナポリ(H)で快勝と、アーセナルは相変わらずの内弁慶っぷりを見せている。 この試合の課題も当然ホームでのフォームを維持することになる。エメリのアウェイマッチ対策が注目される。
【マッチレビューその2】18/19UEL LAST8 1stレグ アーセナル vs ナポリ(11/Apr/2019)ベストホームゲームのひとつ【マッチスタッツと論点】
18-19 UELクォーターファイナルをホームで快勝したナポリ戦。コメント集にひきつづき、試合の論点を。
【マッチレビューその1】18/19UEL LAST8 1stレグ アーセナル vs ナポリ(11/Apr/2019)ベストホームゲームのひとつ【コメント集】
絶好調をつづけているホームで負けることはないと思っていたが、クリンシートで複数得点。 イタリアンNo.2クラブ相手に期待どおりの結果を残せたといってよいだろう。 Arsenal 2-0 Napoli: Aaron Ramsey strike and Kalidou Koulibaly own goal gives Gunners advantage 今回は内容も素晴らしかった。とくに前半は今季ベストゲームのひとつに数えられそうなクオリティだった。
【マッチプレビュー】18/19UEL LAST8 1stレグ アーセナル vs ナポリ(11/Apr/2019)プレッシャーのかかるファーストレグ
UEFAヨーロッパリーグもついにラスト8。 アーセナルは前回・前々回とアウェイで苦しみながらもホームでの逆転勝利でなんとかここまでたどり着いた。 クォーターファイナルのファーストレグは、セリエAのトップサイドであるナポリをエミレーツに迎える。 ナポリは今回のELでも優勝候補の一角に数えられ、アーセナルがこのラウンドで彼らを引き当ててしまったのは運が悪いとしか云いようがない。が、それはナポリも同じである。 PLのトップ4争いがますます激しくなるなかで、ELでも来季CL出場のチャンスを残すアーセナルは、アウェイでのセカンドレグを見据えてホームでは絶対に結果を残す必要がある。プレッシャーが高まる試合だ。 Arsenal v Napoli: Pierre-Emerick Aubameyang could start in quarter-final
アーセナルがアウェイで勝てない5つの理由
悲願のCL出場のためには超重要だったアウェイマッチのひとつ、グディソン・パークでエヴァートンにやぶれ、トップ4フィニッシュに黄色信号が灯ったアーセナル。 この試合のあとには、いくつものメディアやブログ、SNS等でアーセナルのアウェイフォームが議論になっていた。 ぼくが個人的に考えていることは先日のエヴァートンのレビューエントリでも触れたが、興味深い考察もいくつか見かけたのでこれを機にまとめておきたい。 ホームでは強いアーセナルが、アウェイで自信のないパフォーマンスに終始してしまうのはなぜなんだろう。
【マッチレビュー】18/19EPL エヴァートン vs アーセナル(7/Apr/2019)アウェイという死に至る病
もういろいろ通り越してただただショッキング。 このシーズンを決める可能性のある重要な試合で、アウェイでのパフォーマンスがキーになると選手もコーチも関係者全員が20000%理解していながら。 また敗けた。 プレビューで紹介したようにエヴァートンはアーセナルにとってはかなり相性のいい相手だった。なのに。絶対にアウェイでは自信を持ってプレイできないというこびりついた強迫観念。 前半はまるでほんとに足かせがついているみたいで、なんというかびっくりした。 エメリはこの試合にどんな準備をして臨んだのか? おれはそれがとても気になる。 Premier League (Sky Sports) この試合に敗けたことで、アーセナルは今季PL優勝が不可能になったそうな。絶望した! タイトル争いから脱落した!
【マッチプレビューその2】18/19EPL エヴァートン vs アーセナル(7/Apr/2019)【試合展望】
エヴァートンとのマッチプレビューはコメント集にひきつづき、試合展望を。
【マッチプレビューその1】18/19EPL エヴァートン vs アーセナル(7/Apr/2019)【コメント集】
PLも残り7試合。Week32、エヴァートンと戦うアーセナルはグディソン・パークを訪れる。 アーセナルは現在3連勝中ながら、ずっと苦しんでいるアウェイで強いメンタリティを見せられるか注目されている。 トップ4フィニッシュに向け、アウェイで3ポインツを奪えればここでさらに大きな自信をつけることになるし、そうでなければいまゆっくり醸成しているチームの信念が揺らぐ可能性がある。 Everton v Arsenal アーセナルはエヴァートンとの相性はけっして悪くない。しかしエヴァートンは現在10位ながら7位と4ポインツしか離れておらず、より上位に食い込もうというモチベーションは高い。やっかいな相手だ。 まずはコメント集から。つづいて試合展望を。
18-19アーセナルのEPLトップ4フィニッシュを決めるアウェイ5試合
長いインターナショナルブレイクのあと、18/19EPLシーズン終盤の8連戦が始まり、アーセナルはホームでNCを難なく交わしトップ4フィニッシュに向け幸先のよいスタートを切った。 その試合の結果でアーセナルはついに3位に浮上したこともあり、界隈では若干楽観的な雰囲気も漂っているものの、オーウェン・ハーグリーヴスのように、いまだにアーセナルのトップ4フィニッシュを信じていないひともいる。 その理由は、今シーズンのアーセナルの悲惨なアウェイフォームだ。残り7試合のうち5試合が苦手なアウェイマッチということもあり、現在その結果がアーセナルの目標達成において決定的な影響を与える状況となっている。 今回は、プレミアリーグでのアーセナルのアウェイフォームについて、それとトップ4フィニッシュの可能性について、週末のエヴァートンの前に改めて整理してみたい。 ※なお数字やデータは基本的にWeek31までのものとなっている。
最近のアーセナルニュース(3/Apr/2019)ウインガー補強はボーンマスのライアン・フレイザーがトップターゲットか?
シーズン終盤で夏の移籍市場が近づくにつれ新しい情報がどんどん入ってきている。 旬の情報を紹介しよう。
【マッチレビューその2】18/19EPL アーセナル vs ニューカッソー(1/Apr/2019)ついに3位へ【マッチスタッツと論点】
遅くなった。。ゆうべ力尽きた。。 トップ4フィニッシュをかけて戦うシーズン終盤のPL8連戦。 勝てば3位のアーセナルは、みごとホームで2-0とニューカッスルに勝利し幸先の良いスタートを切った。 レビューエントリ前半にひきつづいて、後半は試合のスタッツと論点についてまとめていこう。