今年はセミファイナルにトップチームしか残らず、番狂わせのない少し残念な大会となっているFAカップ。 今年もタイトルを目指す「FAカップマスター」のアーセナル。タイトルまであと2勝が必要で、残っているメンツからして非常にタフな戦いになりそうだ。 セミファイナルの相手はマンシティ。CLからの2シーズンのバンで財政的にも大打撃となるはずだったが、結局金にものをいわせてこれを回避。今年はすでにEFLカップを取っており、2冠に向けてモチヴェイションは高いだろう。 ファイナルはチェルシー/マンUの勝者と。相手のクオリティを考えれば、アーセナルにとってこの試合が最大のハードルになる。ここで勝ち抜けば、ファイナルでは何が起きてもおかしくはない。 特別な思い入れのあるFAカップで、PLリヴァプールにつづき、もう一度ミラクルを起こせるか。 Arsenal vs Manchester City preview, team news, kick-off
19/20シーズンPLのCL/EL争いがやはりアツい
アーセナルは(予想外に)リヴァプールに勝ったおかげで、一時はほとんど絶望的になりかけていた来シーズンのEL出場にわずかに希望の灯りがともった。当然敗けると思っていたのだから、みんな驚いたのも当然である。 さて。Covid-19パンデミックによる中断やリヴァプールの記録的快進撃など、フットボールファンの記憶に残るであろう19/20シーズン。そのEPL全38試合も、残り2試合となったが、CL/EL出場をかけてのバトルはいまもまだ続いている。これからの10日間にいったいどんなドラマが待っているのか。 ここで、あらためていまの状況をざっとおさらいしておきたい。各クラブの置かれている状況を把握していれば、PLの残り2試合がより楽しめるようになること請け合いである。 ではHere we go.
【マッチレビュー】19/20EPL アーセナル vs リヴァプール(15/Jul/2020)エミレーツの奇跡?
起きたよ奇跡。。 あっさり失点したあと前半のうちに試合をひっくり返したのも驚いたけど、でもどうせ最後には失点するんでしょう?と思って観ていたら。そのまま勝ってしまうという。これはさすがに予想外。まさかなあ。 あとで書くように、この試合、アーセナルの試合ではめったに観られない記録づくめで、ふつうならとても起きそうもないことが起きた。 平日早朝だしどうせ敗けるしと、歴史的瞬間(笑い)をライヴで見届けれられなかった不信心なファンは悔い改めよう。そんなんじゃ信者失格だゾ☆ なんつってわしもほんとは一回起きてから二度寝しそうになったのだけどね。がんばって朝4時に起きた甲斐はあった。 フットボールでは何でも起きるとボスも云っていた。ほんとに何でも起きるんだな。 Arsenal 2-1 Liverpool: Gunners come from behind to end champions’ record hopes
【マッチプレビュー】19/20EPL アーセナル vs リヴァプール(15/Jul/2020)最強チームとの戦い方
さて19-20EPLも残り3試合。 リスタートからの10試合なんてあっという間だったね。まあ一ヶ月もたっていないのだから当然か。 PLからのEL出場については(※7位フィニッシュ)、まだ完全に望みがなくなったわけではないがかなり難しい。正直なところ、ぼかあNLDで敗けてからすっかり意気消沈してしまった。 もちろんわれわれがこの状況にいるのは、いまに始まったことではなく、ウーナイ・エムリ時代も含めたここに至るまでの今シーズンの結果の集大成であり、いまさらひとつの試合を取り上げてどうこう云ったところで仕方がないのだけれど、やはりNLDだっただけに失望は大きかった。 そして今回の相手はリヴァプール。ホームとはいえ、事実上いま世界一強いチームを相手に、いまのアーセナルがポイントを稼げると思えるほど楽観的ではない。 今回ここでわれらが順当に敗け、シェフUが勝てば(レスターAなので勝てるかは微妙だろうが)残り2試合で追いつけないポインツ差がつく。つまりそこでPLはゲイムオーヴァーである。 ふう。 おっとこれからプレヴューを書こうというのに悲観的になりすぎてもいけませんな。 アーセナルがここで最凶チームに引導を渡されるのか、それとも崖っぷちであがきを見せるのか。この試合をざっくりと占ってまいろう。 Arsenal vs Liverpool preview, team news, prediction, kick-off, channel
メイトランド・ナイルズが退団希望とオーンステイン
個人的にはちょっくら驚いたこのニュース。
アーセナルのオーナー企業が出資? アーセナルの巨額損失とKSEローンのゆくえ
先週末、ロンドン証券取引所(London Stock Exchange)から、アーセナルの負債の償還に関するお知らせがあった。 Notice to Redeem Two Series of Outstanding Bonds これは、KSE(Kronke Sports & Entertainment)UKが、アーセナルの負債の一部を引き受けた(貸し手が銀行からオーナー企業に変わった)ということらしい。 AST(Arsenal Supporters Trust)のリポート。 Arsenal Supporters Trust | Sharing in the Future of Arsenal Football Club このニュースに界隈はざわついていて、ついにクロンキがアーセナルにオーナー投資をしただとか夏の補強資金が増えるだとか、アーセナルにどのようなメリットがあるのか、いろいろな憶測が飛び交っていたが、取引の詳細については不明で、専門家の解説が待たれていた。 そして、昨日フットボールファイナンスでおなじみのSwiss Ramble先生が、この件について解説をしてくれていた。 ありがたく紹介しよう。Respect. ※この手の話題ではいつもはじめに断っているが、ぼくは経済・会計・商学その他の知識において素人以下であるので、訳も理解も間違えている可能性がある。あしからず。
【マッチレビュー】19/20EPL トッナム・ホットスパー vs アーセナル(12/Jul/2020)見慣れた光景
ラカゼットのアウェイゴールに歓喜したのもつかの間。直後に、見慣れた個人エラーにより失点。終盤にセットピースから失点。 NLDで敗けたこともさることながら、よりによってジョゼ・モウリーニョのチームが相手だったということでフラストレイションもひとしおである。 はあ。なんでこうなるんですかね。 気は乗らないが、記録のためにこの悲惨な試合を振り返っておこう。 Tottenham Hotspur 2-1: Arsenal: Toby Alderweireld heads winner as Spurs come from behind
【マッチプレビューその2】19/20EPL トッナム・ホットスパー vs アーセナル(12/Jul/2020)灼熱のNLD【試合展望】
コメント集につづき、19-20EPLノースロンドンダービーのプレヴューその2は試合展望を。
【マッチプレビューその1】19/20EPL トッナム・ホットスパー vs アーセナル(12/Jul/2020)灼熱のNLD【コメント集】
アウェイのウォルヴズに勝ち、ホームのレスターでは好パフォーマンスを見せるも、後半に退場者を出し惜しくもドロウ。タフな4連戦はいまのところ無敗で、ここまでポッシブリー6ポインツ中4ポインツを得ている。4連敗も十分現実的だったフィクスチャで、思いのほか善戦していると云えそうだ。 そして、8位と10位で迎えるNLD(A)。もはやミッドテイボー。だが、だからアツい。 ある意味では、この4試合のなかでもっとも勝ちたい試合であり、ここで望んだ結果がでなければ、残り試合へ向け精神的にも影響を及ぼしかねない。そのことはクラブOBのヘッドコーチが一番理解しているだろう。 いまアルテタの下でチームが築きつつあるものは、チームとクラブのアイデンティティやカルチャーに基づいたものであることに疑いない。全員が胸のバッジのためにプレイしているから、チームになっている。 そして今回の相手は、ほとんどDNAに刻まれた宿敵である。このタフなアウェイマッチで結果を出すことが、構築している真っ只中のチームスピリットにどれだけポジティヴな影響があるか。これまで以上に、格別なモチヴェイションで臨むべきNLDでなければなるまい。 Tottenham vs Arsenal team news, prediction, kick-off, channel
【マッチレビュー】19/20EPL アーセナル vs レスター・シティ(7/Jul/2020)勝つべきだった試合
なんというフラストレイションだろう。 失点した時間帯は、ひとり減ったこともありもうかなり押し込まれていて、それは時間の問題という雰囲気だったけど、ぼかあ顔面を両手で覆いましたよ。あまりの失望に瞬間的にそういうマンガちっくなアクションが出てしまった。 さすがにレスターは長いこと3位をキープしていただけあってうまかったし、強かった。でも、この試合はわれらが勝つべき試合でした(渡邉一平風断定口調)。 一方で、ホームとはいえ、あれくらいのクオリティのチームを相手に、われわれが互角以上で戦うことなど久しくできていなかったのも事実で、そう考えるとポジティヴな面も多くある。 望んでいた結果が出せなかった失望と未来への希望が入り混じった複雑な気分であるが、少なくともこの結果に絶望はしていない。アルテタが来る前のことを思い出せば、それだけでもすごい進歩である。 試合を振り返りますか。 Arsenal 1-1 Leicester City: Vardy rescues point for visitors after Aubameyang opener
注目度急上昇エミ・マルティネスのインタヴュー「マネージャーにGK選びを悩ませたい」
PLリスタートから2連敗して以降ここまで、PLとFAカップをあわせて4連勝(しかもうちアウェイが3つ)と、まさかのファインフォームを維持しているガナーズ。 とくにブライトンで、明らかに今シーズンのベストプレイヤーであったGKレノまで失ったときは、さすがにお先真っ暗に思えたものだ。が、なんとなんと、そこからまさかの大進撃。チームとしてのここまでの復調は、きっと誰も予想できなかったのではないか。 いま称賛したい選手はチームのなかに何人もいるが、立役者のひとりとしてGKエミ・マルティネスを挙げないわけにはいかぬ。 No.2、ときにはNo.3でありながらもつねにチームのNo.1を目指し、このクラブで10年近くハードワークをしてきた努力のひと。 『Sky Sports』がレスター戦の前に彼にインタヴューを行うのもうなずける、いま注目のフットボーラーのことば。 Emiliano Martinez interview: Arsenal goalkeeper on seizing his chance and impressing Mikel Arteta
【マッチプレビュー】19/20EPL アーセナル vs レスター・シティ(7/Jul/2020)進歩を示すとき
ウォルヴズでの勝利から中二日。早くもPL地獄の4連戦の2試合目がやってくる。 7日間でアウェイを含む3試合と、さすがに日程がつまりすぎに思えるが、ここを乗り越えればつぎのNLD(日曜)まで中4日ほどと比較的間があく。まさに踏ん張りどころである。 Arsenal vs Leicester team news, prediction, kick-off, channel どうかケガだけは気をつけてもらいたい。