声を大にしていいたい。WhoScored.comの予想すげえええ!!!
SKYのポール・マーソンなんかは1-2でアーセナルの勝ちを予想していてぼくもそれが順当だと思っていたのだけど、WhoScored.comの予想(2-1でワトフォードの勝ち)が大当たり。納得いかないとかプレビューエントリに書いてしまって、これはジャンピング土下座。
WhoScored.comに関しては純粋にデータ(Optaデータ)を元にしているのだろうから、評論家なんかが人力で予想するのとは違い思い入れなんかが入る余地はないはず。だからなのか。以前からやけに当たるなあと思っていた。今回はさすがに舌を巻いた。
論点のようなもの
この試合の論点は一点に尽きると思う。アーセナル疲れすぎ。さすがに想像以上だった。反応できない、走れない。走れないから崩せない。後半はとくにひどくて、ことごとくセカンドボールを拾われ、終盤は自陣に釘付け。失点も時間の問題だった。
コラシナツなんかはほとんど試合に参加していないようなもので、なぜ変えないのか不思議だった。この試合で右サイドばかりに展開するのはサンチェスがいないせいかとも思ったけれど、チームメイトたちはコラシナツのコンディションに難があるのがわかっていて初めから左サイドを使う気がなかったのかもしれない。
コンディションの落ちているチームが元気いっぱいの格下にやられるというシーンはアーセナルでは何度も何度も観てきた光景だ。
なぜこのメンバーでスタートしたのか。なぜ疲れた選手を交代させなかったのか。要するにアーセナルには、フレッシュでフィットネスも万全でヴェンゲルが信頼できる控え選手が全然いないのだ。だからワールドカップ予選で明らかに疲弊した選手や危険を承知で怪我明けの選手たちを使わざるを得なかった。だからこれは負けるべくして負けた試合である。
ヴェンゲル監督はチームを固定化するからなおさらレギュラーと控えの差が出る。いざというときに使えない。自業自得である。
この選手層の薄さはなんだ。アーセナルはほんとうにビッグクラブなのか? またしてもその問いが頭をもたげるのである。
これで今季リーグ戦アウェイマッチは4戦で0勝1分3敗。いくらなんでも弱すぎないか。