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ヴォイチェフ・チェズニーがアーセナルのGKトレーニング問題を示唆

おれたちのヴォイチェフ・チェズニーがアーセナルを去ってはや三ヶ月。それ以前にもローマで2シーズンを過ごした彼は、イタリア王者ユヴェントスでブッフォンが引退する来季からNo.1を任されることが内定しているという。彼の放出が大きな損失だったと後悔する日は遠くなさそうだ。

ところで昨日のArseblogにこんな話題が来ていた。「チェズニーがアーセナルのGKコーチングをけなす」。

ネタ元のIndependentによる独占インタビュー記事はこれ。ちなみに、アーセナルを離れることは苦渋の決断でもあったことなど、トゥルー・ガナーらしいアーセナル愛を感じさせるもので、全体的にアーセナルを貶めるような意図を感じるものではない。つくづく惜しい人材を失ったものである。

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アーセナルからユヴェントスでの未来まで、ロングインタビューで読み応えがある。ヴォイチェフっ娘のあなたは読んでおこう。



アーセナルのゴールキーパー・コーチングには問題がある

このインタビューのなかで、チェズニーはあらためてイタリアに渡ってからのほうがGKとしてずっと成長できたと語っており、またイタリアでの経験を踏まえアーセナルでのGKコーチングとの差についても言及している。

Arseblogでは、アーセナルのベテランGKコーチであるゲリー・ペイトン(Gerry Payton)は長年不安の種だったとして、チェズニーのコメントが火に油を注いだと指摘している。

チェズニー:アーセナル、ローマ、それとここ(ユヴェントス)で何人ものグレイトなコーチと仕事ができて楽しかったよ。でも、イタリアのゴールキーピング・スクールは(アーセナルと)とても違うんだ。とてもテクニカルで細部まで注意を払う。

それがぼくにはほんとうに大きな違いだった。だってぼくはかなり若いときにアーセナルでスタートして、ずっとそこで育ってきたから。

正直にいうと、テクニカルな面から見てアーセナルでファーストGKだったときには成長したとはいえないかもしれないんだ。

イタリアに来てから2年と半年、ぼくはヤバいくらい成長しているんだよね。コーチや彼らの仕事の仕方のおかげだね。

プレイしているときの成長というだけじゃなくて、毎日のトレーニング、試合の取り組み方とか。ほんとうに楽しんだよ。

スウォンジーに移籍したファビアンスキもかつて、ペイトンのコーチングについて問題があると指摘したとのこと。

ESPNによる2015年の記事「アーセナルはこの夏に選手よりもコーチをアップグレイドすべき」でも、当時のファビアンスキやチェズニーといった有望株の成長が質の低いコーチングに阻害されているという指摘がされている。

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アーセナルGKコーチ、ゲリー・ペイトンについて

Gerry Peyton

元アイルランド代表GK。61才。14シーズンに渡りアーセナルのGKコーチ。過去には日本のヴィッセル神戸やジュビロ磐田でも働いたことがあるとのこと。

ググると今年6月くらいに、腰の怪我で引退するかもしれないという報道があったようだが、公式サイトにはいまも上記の情報が載っているので、いまもGKコーチを務めているはず。

チェズニーを育てた功績が讃えられているが。。

レーマンは?

イエンス・レーマンはGKコーチとして呼ばれたんじゃないのか、という疑問があるが、Arseblogのくだんの記事によると、彼の仕事は単なるGKコーチというよりはもっと一般的な役割だという。つまり、レーマンがゴールキーパーたちに何かを教えるといったことは日常行われていないのかもしれない。なんてこった。



 

おわりに

監督や選手だけでなくコーチにも問題があるというアーセナル。根本的なところからクラブを改革する必要があるってことだ。

そういえば、少し前にマルク・オーフェルマルスがアヤックスからアーセナルに復帰して、かねてよりアーセナルでの必要性が論じられていた「ディレクター・オブ・フットボール」に就任するといった噂があった。

ヴェンゲル監督はこの噂を否定してひとまず落ち着いたけれど、この件であらためて「ディレクター・オブ・スポーツ(スポーツ・ダイレクター)」「ディレクター・オブ・フットボール(フットボール・ダイレクター)」といった通常のフットボールクラブに置かれる役職を置かないという、ヴェンゲル=アーセナルの特殊性があらためて注目されたと思う。

ひとりのマネージャーが全権を担いすべてを行うなどという非効率がまかり通っている。やはりそういったこともアーセナルがいつになっても強いクラブになれない根本的な原因だろう。

 

 

 

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