おれたちの希望。ヤングガン、リース・ネルソン(17)がユース時代に、スパーズに入団していた可能性について語った。
Nelson reveals how he left Spurs to fulfil Arsenal dream
ネルソン:9才のときにキャットフォードでプレイしていたんだ。朝兄さんと一緒に起きてさ、電車に乗って週3回キャットフォードまで行くんだよ(※ロンドン中心部から電車で1時間くらい)。
2ヶ月くらい「ムーンショットFC」っていうチームにいたんだけど、そこでToTナムにスカウトされたんだ。アーセナルから電話がかかってくる3、4週くらい前かな。それがアーセナルとの最初の出会いだったね。ぼくとのサインを希望してくれたんだ。幸せだったよ。そこからはもう振り返らなかった。
ぼくはアーセナルのファンだ。うちはみんなそう。だからアーセナルに決めるのは難しい決断じゃなかったよ。
ありがとうありがとう。いま君がアーセナルの選手であるというだけでどれだけグーナーの心が癒やされているか。
今季アーセナルアカデミーからファーストチームに活動の場を移していることについても新鮮な感想を述べているぞ。
ネルソン:ヘイルエンド(ユースの拠点)からロンドンコルニーに移るのは変な感じだったね。コーチングもだいぶ違うし環境も。たくさんのファーストチームの選手がいてさ。もちろんワールドクラスの選手も。
なかでもアレックス・イウォビはよく助けてくれた。彼はいつもジョークをいって、ぼくが大丈夫か見てくれるんだ。
ラカゼットもナイスガイだね。オジルやヘクターも。彼らは、個人的にも選手としても、ぼくの面倒をよく見てくれるんだ。
以上。
イウォビいいやつだな。
ネルソンがしゃべるところは公式やYouTubeなんかでもいくつか見ることができるが、ちょっとボソボソとしゃべる感じで普段はちょっと内気なところがあるのかもしれない。
少し前、ArsenalFan TVで「FIFA2018」のリリースイベントにRobbieとTroopzが潜入して、ゲストのフットボーラーやセレブに直撃するという面白い回があって、アーセナルの若手も何人か登場するなかにネルソンのインタビューもある。
Troopzは彼に会えるのがよほどうれしかったのか、ほかのインタビューのときより明らかにテンションが高くてボンボクラを連発(ボンボクラの意味がわからない人はレゲエ好きなお友だちがいたら聞いてみよう)。Troopzのノリにちょっとタジタジになっているのがかわいい。後半FIFAの話になると自信があるみたいでうれしそうにしていた。17才である。ちなみにこれ以降、Reiss ‘bombaclaat’ Nelsonというのはちょっとしたミームになっていた。
しかし、彼がアーセナルのファーストチームでプレイできるのは、チェンバレンが移籍してくれたおかげなんだよなあ。怪我の功名とはこのことだな。
WBじゃなくて、もっと攻撃的なポジションでプレイするネルソンが早く観たいね。
え? ToTが世界最強のレアル・マドリッドに大勝?…… ネルソンがアーセナルを選んだことを後悔するような未来が来なきゃいいんだけど。。