シーズンオフでアーセナル情報に飢えているおれたちに送るアーセナルニュース。
まずはこの話題から。
アーロン・ラムジーとの契約更新交渉が進む
おとといテレグラフがラムジーの契約更新について報じてから、アーセナル界隈ではラムジー残留に安堵の気配が漂い始めた。
AFCは27才のラムジーと4~5年の契約更新を希望しているとのこと。ラムジーとエメリの会談もあったということで、エメリがジャカに続いて重要なMFの引き止めに成功するか注目されている。
そして昨日、BBC SPORTSのオーンステインもこのことを裏付けるツイート。ラムジーとの契約交渉は進んでいる。
Ramsey contract talks ongoing. Arsenal hopeful of agreement with Sampdoria for Torreira but nothing signed, no player agreement/medical – decided once #URU finish #WorldCup + if doesn’t happen #AFC will look elsewhere (not Banega). Wilshere still exploring options – nothing close
— David Ornstein (@bbcsport_david) 2018年6月29日
トレイラが来ない?
ところで、このオーンステインのツイートでは、すでに獲得は決定と思われていたルーカス・トレイラとの交渉決裂の可能性がほのめかされていることが物議を醸している。
オーンステイン:アーセナルはサンプドリアとトレイラについての合意を望んでいるが、まだ何も契約はない。ワールドカップが終わるまでは選手との合意もメディカルもないだろう。もしトレイラとの契約が成立しないなら、AFCは別の選手を探す(バネガじゃない)
いやいや、サンプドリアの社長がトレイラが30Mユーロで売れたっつってほくほくなんだけど……。
まあ実際の契約締結がまだだというのはたしかにそうなんだろう。でも、この移籍が起きない可能性はさすがにかなり低いんじゃないかと思われる。まあ、直前までいってダメになるってケースはなくはないけど、さすがになあ。
でもそう考えると、この状況でアーセナルがトレイラと同じポジションのロボツカに秋波を送っているという件、もしかしたらってことなのか。
カラム・チェインバースと契約を延長
すでに多くのメディアが報道しているが、公式サイトにはまだ来ていないようだ。
こちらもOrnyのツイートから。
Calum Chambers will today sign a new 4yr contract with Arsenal to keep him there until 2022. Only signed 2yr extension in Oct 2017 that tied him down until 2021 but new head coach Unai Emery sees huge potential in 23yo + wants him to compete for starting berth at centre-back #AFC
— David Ornstein (@bbcsport_david) 2018年6月29日
オーンステイン:カラム・チェンバースは今日アーセナルと4年契約にサインする運び。2022年まで。2017年の8月に2021年までの2年契約延長にサインしたばかりだが、ウナイ・エメリはこの23才に大きな可能性を見出しており、AFCでCBのスターティングポジションを争ってほしいと考えている。
そうかあ。チェンバースについてはまだ彼の本領を見せてもらったとはいえないが、いずれにせよホームグロウンの選手がクラブに定着することは喜ばしい。飛躍のシーズンにしてもらいたいね。
アーセナルFCが今月で契約が切れる選手を公表
Released players, young pros, scholars confirmed
今月6月30日(今日)をもって、AFCとの契約が終了し退団する選手はこちら。
- Marc Bola
- Santi Cazorla
- Alex Crean
- Vlad Dragomir
- Aaron Eyoma
- Yassin Fortune
- Ryan Huddart
- Chiori Johnson
- Hugo Keto
- Per Mertesacker
- Tafari Moore
- Jack Wilshere
このなかに、Vlad Dragomirの名前があったことがちょっとした驚きをもって受け止められている。
彼はエンケティアやネルソンとともにPL2タイトルを取ったU-23でも中心選手であり、AFCでの将来が嘱望されていたひとりだ。
もろもろの情報を総合すると、彼はモナコにぶっこ抜かれるらしい。本人の希望する条件は金銭だったのか出場機会だったのか不明ながら、アーセナルの契約更新オファーを断った模様である。
彼がフランスでブレイクして、アーセナルがまた決断を悔やむようなことがなければいいのだけど。。
それと、サンティ・カソルラ、ペア・メルテザッカー、ジャック・ウィルシャーの3人。彼らとも今日限りで本当にお別れである。グッドラックとしかいいようがない。
アーセナルのプリシーズンが始動
来週からアーセナルのプレシーズンが始まるよ。
First-team players due to start training next week: Leno, Cech, Bellerin, Holding, Mustafi, Chambers, Mavropanos, Kolasinac, Mkhitaryan, Ramsey, Maitland-Niles, Lacazette, Aubameyang, Martinez (already back), Jenkinson, Reine-Adelaide, Perez and Akpom (18/28 players)
— Jeorge Bird (@jeorgebird) June 27, 2018
来週から集まるファーストチーマーは、レノ、チェフ、ベレリン、ホールディング、ムスタフィ、チェンバース、マヴロパノス、コラシナツ、ミキタリアン、ラムジー、メイトランド・ナイルズ、ラカゼット、オバメヤン、マルティネス、ジェンキンソン、レイヌ・アデレイド、ペレス、アクポン(28人中18人)。
おやと思う名前もちらほらあるが、一番気になるのはルーカス・ペレスか。
彼の代理人によるとラツィオの関心が伝えられるなかで、本人はアーセナルでやる気満々マンらしい。
EXCLUSIVE – Agent of Lucas Perez: “His desire is to succeed at Arsenal”
アーセナルからの退団を希望していた彼が、ここへ来てまたやる気満々になったということは、やはりエメリの慰留によるものだろうか。
ぼくは個人的には彼は嫌いな選手ではないので、来シーズンにアーセナルでプレイするとしたらそれはとても楽しみである。
もうひとりのお気に入りジェフ・レイヌ・アデレイドのツイートも貼っておこう。
I will be ready for the season ! 💯⏳ pic.twitter.com/5gL0qxsaxH
— Jeff Reine-Adélaïde (@jreineadelaide) 2018年6月27日
彼もまた満々マン。ニュー・ジャックとかニュー・ディアビとかいわれなければ彼はブレイクできる。とぼくは思う。
ワールドカップ出場組の復帰タイミング
今年はプリシーズンの開始もワールドカップがあるからかずいぶん早く感じる。。
17/18シーズンが終わったのが5/13だから、ワールドカップに出場していない選手たちに与えられた休暇は約1.5ヶ月だった。
ワールドカップに出場している選手たちがどのタイミングでクラブに復帰するか、仮に彼らがワールドカップに出場していない選手たちと同じ量の休暇を与えられたとすると、ちょうどグループステージが終わったここから約1.5ヶ月後に復帰ということで8/15あたりになる。そこからフィットネスを取り戻すのに仮に2週間と見ると、8月末のウエストハムかカーディフあたりがひとまず試合出場の目標になるのではないだろうか。
ということは、ワールドカップ出場組は、初戦のシティ(8/11)はもちろん、2戦目のチェルシー(8/18)にも間に合わない。
せっかくのビッグマッチなのにベストメンバーで戦えないというのは、ちょっともったいない。
レギュラーを狙う選手たち、それにプレシーズンではファーストチームの選手たちとともにトレーニングを行うだろうU23の選手たちも、プレシーズンで大きなアピールができればPL出場の大きなチャンスがある。
傷心のメスト・エジルが心境を吐露「hurts so much」
ワールドカップといえば、ドイツ。グループステージで敗退という誰も予想しなかった結末で、エジルがちょっとしたスケープゴートになっていた。かわいそうに。
グループステージ敗退後に初めてコメントを出した。
エジル:グループステージでワールドカップを敗退してしまうなんて、痛いよ。ぼくらはただただ良くなかった。これを乗り越えるには少し時間がかかりそうだ。
痛いよ。
「時間がかかる」ってのはもしかして暗にバカンスを伸ばせというAFCへのメッセージかな?
その他移籍ニュース
Hector Herrera(Porto)とJunior Firpo(Real Betis)
Arsenal transfer rumours: Hector Herrera and Junior Firpo
エクトル・エレーラとジュニオール・フィルポ? アーセナルがこのふたりを追っているらしい。
エレーラはメキシコNTで印象的な活躍を見せている28才のCM。ウエストハム、エヴァートン、ローマもまた彼を注視しているという。
またフィルポはベティスの21才でCBとLB、左のMFもいけるようだ。
フィルポについては、ソシエダからの関心が伝えられているナチョ・モンレアルがもしこの夏に移籍するようなら、その後釜になるもしれないという。
たしかにモンレアルは32才と高齢で契約はあと1年(2019年6月まで)だが、年齢で衰えが見えるどころかどんどん進歩しているし、契約更新してキープしなければならない選手だと思う。
ワールドカップで注目、アレクサンドル・ゴロヴィン
これまで何度かアーセナルともリンクされていたCSKAのゴロヴィン。ワールドカップでの活躍でめっきり株を上げているようだ。
アーセナルやユヴェントス、バルセロナを含むいくつかのビッグクラブが彼の獲得を望んでいるといわれていて、現時点ではチェルシーが一歩リードしている模様である。
報道によればCSKAが求めている移籍金は27Mポンド。
今日日、才能あるアタッカーの金額としてはリーズナブル。
マルアン・フェライニの行方は??
Marouane Fellaini: Manchester United midfielder signs new two-year deal
何もいうまい。希望がかなってよかったよかった。
そういや、日本はベルギーと戦うことになっていた。予想外に善戦をしながらも最後の最後で投入されたフェライニのヘッダーにやられるってのはすごいありえそうな光景だなあ。。
バネガ続報
セヴィーリャがバネガの後釜と見られる選手(Roque Mesa)を取ったそうで。
Sevilla sign potential Ever Banega replacement Roque Mesa
バネガってほんとに来んのかな?
ヴァレンシアでもセヴィーリャでも使って、さらにアーセナルに呼ぶとか尋常じゃない(深読み)。
以上
GS敗退組は今月中に戻ってくるから問題ないし、8月末まで出場しない可能性があるのはラスト4チーム所属の選手くらいでしょ
それもヴェンゲルが休み多めに与える方針だったからでエメリは踏襲しないかもしれない
前回エジル達がたっぷり休んでる間に同じ条件だったアグエロをシティは開幕戦に起用してたし
Vladが退団なんて!
とてもショックです😮
ペレスが評価されてて嬉しい!
そしてエジルには悪いけど、怪我せずアーセナルに早々に戻ってきてくれるのは朗報かな!
昨夜のトレイラは素晴らしかった!
ジャカやラムジーの後方に彼がいたら今季こそいけますよ!
と同時に市場的な価値の急上昇で獲得交渉が成立するか気になったりして、微妙な気分でしたケドw
ラムジーのキャリアの集大成は是非アーセナルで。
エメリさん、そういうチーム作りをお願いします。