アーセナル移籍ニュースとしては出遅れ感は否めないが、今夏獲得を目指しているという、噂のスポルティング・リスボン(正式にはスポルティングCPらしい)ウインガー、ゲルソン・マルティンス(Gelson Martins)。23才。
いまのアーセナルに欠けている待望のウインガーということで、期待しているグーナーも多かろう。彼はワールドカップのポルトガル・スクワッドにも帯同している若手注目株だ。
とはいえ、ぼくは個人的にあんまり信用できないゴシップだなあと思っていて(制限された補強予算と矛盾するし)、はいはい取れるといいねえなんて噂の域を出るまで傍観するつもりだったのに、なんとこのたび獲得の可能性が高まる事案が発生した模様。
まずはこちらの映像をご覧いただこう。5/ 15にアップされたもの。スポルティングCPのアカデミーの敷地内のようだ。
これ映画とかYouTuberのお遊びじゃないんだぜ。ワイルドだろう?(誰だっけこれ)
フーリガンがトレーニンググラウンドを襲撃。スポルティングになにがあったか
先月、スポルティングCPの練習場で選手やスタッフが50人の目出し帽をかぶった闖入者に襲撃されたという事件。ぼくは知らなかったけど結構話題になったんだろうか?
そして昨日、主力選手たちが今夏クラブとの契約解除を申し出たということが、一斉にポルトガルで報道されている。ちなみにイングランドのメディアではまだあまり報道されていないようなので、かなりホットなニュースみたいだ。
すでに彼らがポルトガルサッカー連盟に提出した契約解除を求める書面が受理されているとのことで、単なる憶測でもないと。
Dost, Carvalho quit Sporting amid club tumult
このなかには、われわれにとっては夏の風物詩ともいえるウイリアム・カルバーリョ、そしてくだんのゲルソン・マルティンス、さらにブルーノ・フェルナンデスのような人気物件が含まれるとのこと。もうこんなやべえクラブにはいられねえやってことか。そりゃ怖いよなあ。
このファンによる襲撃事件、そもそもなぜ起きたかというとスポルティングが来季のCL出場権を逃したことが直接の原因といわれているが、そこに至るまでにはファンに耐えきれないほどのフラストレーションを与えていたという指摘(いろいろスポルティング事情を教えてくれるYouTuber氏)もある。
ちなみに彼らが最後にポルトガルでタイトルを取ったのは01/02シーズンが最後だというので、過去17シーズンほど優勝から遠ざかっている。名門ならそりゃサポーターはストレスも貯まるよ。あれ? どっかに似たようなクラブなかったっけ??
アーセナルのゲルソン・マルティンス獲得に影響は?
これはもう、アーセナルにとっては二度目のオファー(30Mユーロ)が断られているというのだから、そこからいきなりフリー獲得の目が見えてきたということでまさに棚ぼたになる可能性がある。こんなことってあるのか?
さらに40Mユーロのリリースクロースがあったという、カルバーリョまでがフリーで獲得できる可能性が出てきたことになる。彼はウエストハムが今夏の獲得を目指しているというが。。
ここでアーセナルがトレイラからカルバーリョに乗り換えるというウルトラC……。ちょっとした悪夢である。
Last month, the Sporting Lisbon team & staff were attacked by around 50 masked men with belts & sticks at their training ground after missing out on Champions League qualification, with striker Bas Dost left with a nasty looking head injury. pic.twitter.com/JqdCbrUrd6
— afcstuff (@afcstuff) 2018年6月11日
バス・ドストというストライカーらしい。かわいそうに。
しかし、いつの間にかソクラティスにソユンチュにトレイラにマルティンスって、50Mとか70Mとか騒いでた補強予算の話しはどこへ行ったんだっていう(笑い)。やっぱり例の償却なのかな?
スポルティングの問題根深いですよ、というか真相が闇の中というか。。
会長が大物代理人(有名な彼)が煽動してると批判したりと、まあ裏裏の話が漏れてる。。
予算に関しては他が景気いい話が次々打ち上がってるなか、一歩引いてみると名が知れたワールドクラスの名前が聞こえてこないアーセナルは、漏れでてる予算枠の多少のオーバーはあるとしても、予算枠事態他クラブより厳しいのは事実なんだなーと感じてます。