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ジャカ「今かつてないほど調子がいい」。グラニト・ジャカがアーセナルでの今シーズンを語る

現在、スイスNTの一員としてUEFAネイションズリーグ(とフレンドリーマッチ)を戦うグラニト・ジャカ。

予想に反してホームでのフレンドリーマッチでカタールに敗れた(0-1)あと、スイスメディアに応えたインタヴューが話題。

“Ich bin so gut wie noch nie” – Granit Xhaka im Interview über seine bisher beste Saison

ざっくりと紹介しよう。



グラニト・ジャカ、インタヴュー

※前半は割愛。NTのカタールの敗戦のことや、NLのこと、それとアルバニア系の問題(シャキリがセルビアでの試合をキャンセルしたこと)なんかについて話している。

(ロンドンはもう2年以上になるね。大きな街での生活はどう?)

ジャカ:街のことはよくわからないんだ。へんな意味じゃないよ。ぼくは家でゆっくりしたいんだ。そこらを自由に散歩することもできる。別に問題ないよ。でも試合が多いし、アウェイもある。ときには、ただもうリラックスしたくなるんだ。

(でもキミのワイフはロンドンライフを満喫したいんじゃない?)

もちろんさ。むしろそうすべきだよ! いつも家にいてくれなんてことはぼくはいわないよ(苦笑)。彼女は大いに理解してくれている。ふたりの楽しみが少なすぎるなんてこともないね。

Leonita Lekaj (Granit Xhaka’s wife)

(キミのアーセナルでのプレゼンスはより高まっているような印象があるね)

そりゃあもう、これまでのぼくのベストシーズンだよ。

(じゃあこんなふうにいえるのかな「いまより良かったことなんてない」って)

イエス。

(間違いなく?)

間違いなく。ぼくはレヴェルアップしていると思うよ。

(どうしてそうなったのかな?)

まず第一に、クラブがぼくの契約を2023年まで延長してくれたことが大きい。ワールドカップの前だったし、真価を認められたように感じられたことがぼくにはとてつもなく大きい。おお、クラブがぼくをとても大切に思ってくれてるんだと。

そしてもちろんコーチのウナイ・エメリが大きな理由だ。ぼくはワールドカップが終わるまで彼との接触はなかったし、ヴァケイションもあった。トレイニングに戻った初日に彼にこういわれたよ「グラニト、キミは5人のキャプテンのうちのひとりだ」ってね。世界でトップ10に入るようなビッグクラブでだよ。誇らしくもなるさ。自信を得たね。

(コーチはキミを無条件に信頼しているように見えるね。レフトバックで使ってきたことすらあった)

彼はただぼくにNTでリカルド・ロドリゲスとポジションを争えるようにしたかったのさ。アッハッハ。

これはまさに信頼の証だね。彼はぼくにこう尋ねたんだ「グラニト、できるかい?」。ぼくはこう応えたよ「イエス。ホワイノット。プレイしたことはありませんけど」。そして突然にぼくはレフトバックになっていたというわけだ。

(風向きが変わってきたと感じている? とくにイングランドでよりリスペクトされるようになってきたり、キミのクオリティが知られるようになってきたとか)

ぼくはずっと少し時間がほしいと思ってきたよ。ジャーマニーとは違うんだ。そうだね。風向きはゆっくり変わってきたかも。でもいまだに、ぼくのトピックではいいプレイをしたときよりミスをおかしたときのほうが広まるのが早いというのが現実だよ。それはスイスでもドイツでもイングランドでも同じだけど。

(先日『ガーディアン』にこんな記事があった「グラニト・ジャカの成長はアーセナルにおけるエメリの変革のサイン」)※リンク

自分でもそんなふうに感じてるよ。それはぼくがアーセナルに来て以来のベストな部分だ。そしてコーチにはとてもすごい影響力がある。彼はみんなをスーパーにしてくれるんだ。

ぼくらにはプランがある。ボールを持っているとき、持っていないときどうするかみんなが理解している。いつどこにどうやってポジションするかわかっている。エメリはLucien Favre(※訳注:BVBのボス。スイス人)みたいなところがある。ぼくらが全員がそれを理解するまで何十回もしつこくプッシュするフリークだよ。

(そしてそのプランはどの試合にも使えると)

そのとおり。まずは試合後にはヴィデオ分析。つぎに毎日のトレイニングだ。試合の日は朝食のあとに30分のヴィデオタイム。そして試合前にもう一度だ。

以上。

ベストシーズン。充実感が伺えるよいインタヴュー。

いまだに賛否両論のジャカ

ところで、ぼくはこの記事をArseblogで知ったのだけど、Redditでも取り上げられており、ファンが現状のジャカについて議論をしていた。ざっくりと目を通した感じ、いまだに熱心なファンのあいだでもジャカについては賛否両論なんだなあと思ってしまった。

本人もインタヴューで語っているように、彼がいくらいいプレイをしようとも、ひとつミスをしてしまえばそちらのほうが目立って批判されるというのは、たしかにそうだろう。

ジャカの今シーズンのグッドフォームは疑いがない(ネタ元を失してしまったがたしか今シーズンここまで、チーム内でファイナルサードへのパス成功率がダントツでトップ)ものの、同時にこれまでのエラープローンの評判どおり、試合を決めてしまうようなミスもやってしまっている。

CPでボックス内でザハを倒したペナルティと、ウォルヴズでのコラシナツのパスを後ろを確認せずにスルーしたことで、アーセナルは結果的にトップ4フィニシュを狙ううえで大変に貴重な4ポインツを失った。

CPはラカゼットの愚かしいパスミスがカウンターの起点になったし、ウォルヴズのアレはコラシナツの想定外に強いパスのほうが悪かった。たしかにどちらもチームプレイの一貫でもあるので、彼だけを責めてはかわいそうだが、逆にいえば一連の悪いプレイを彼のところで防げたし、アンカーポジションにいる彼にはなおさらそうしてほしかった。

ジャカを起用すれば、ポゼッションや攻撃がスムースになるかわりに、時折致命的なエラーをやるというトレイドオフ。

今季のチーム全体とジャカ個人のここまでのフォームからいけば、こういったエラーはどんどん少なくしていってもらいたい。

ジャカはすでにアーセナルで3シーズンめをプレイしているということで、かつてなく充実したシーズンを過ごしているのだから、このまま将来に希望が持てるようなパフォーマンスと責任感をつづけて示してほしい。

おわり



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