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【マッチプレビュー】19/20EPL アーセナル vs バーンリー(17/Aug/2019)悩ましいチームセレクション

ホーム、エミレーツステディアムでのシーズン初戦。Week1でサウサンプトンにホームで3-0と快勝したバーンリーを迎える。

ここ数シーズンは、アウェイで苦しめられているのとは正反対にホームでめちゃくちゃ強いアーセナル。今シーズンもホームでの力強さを発揮できるだろうか。

アーセナルはこの夏新規に獲得した選手、遅れてフィットしてきたシニア選手、先週NUFCで輝いた若い選手たちがおり、まずはどういった11人/システムで臨むか、明らかにオプションが増えた状態でチームセレクションが悩ましい一戦となりそうだ。

Arsenal v Burnley



エメリの試合前コメント「エジルとコラシナツは精神的に100%準備ができている」

昨日(木曜夜)行われた試合前のプレスカンファレンス。公式サイトより。

前回の試合から公式サイトのトランスクリプトにエメリの「グッドイーブニン/グッドアフタヌーン」がないのが気になっていたが、どうも今回会見の前半はバッサリカットされているようだ。前回もそうだったかもしれない。会見のフルヴァージョンは映像で確認できる。ちゃんとグッドアフタヌーンから始まっていて安心した。。

(新しくサインした選手はスタートする準備ができているか……)

エメリ:選手によって状態は違うが、ニューカッスルのあと、今週はよくワークしてきた。今日も同じだった。われわれはスクワッドのなかで、どのポジションでもさまざまなオプションを選べる。競争力が必要だし、試合によって誰がいいか決めることができるオプションも必要だ。もしいくらかダウトな選手がいても問題ない。なぜならそれでもポジティヴだし、いずれにせよ決めるのは金曜のトレイニングによる。新しい選手も去年も一緒にいた選手も若い選手もいる。だからどの試合も自信をもって自分たちのやり方で達成することができるんだ。

(ニコラス・ぺぺはスタートできる……)

金曜に決めるつもりだ。現時点では印象も少し違ってくるからね。彼らが明日トレイニングでどうするかによる。ぺぺはいまチームとトレイニングしていて、よくなっているし、われわれのこと、アイディアやスタイルを知りつつある。それはチームメイトをよりよく知ることができているということだ。フィジカリーにもよくなってきているよ。彼は加入当初よりもチームを助けることができるようになっているね。試合ではインパクトを与えてくれるだろう。

アーセナルはフルバック以外は選手層が厚くなってきていて、好調の選手も多いため選手を選ぶのを悩むような状況にいる。

ファンの関心は前評判の高い新戦力がこの試合で観られるかどうかで、なかでもクラブレコードで獲得したぺぺのホームでのお披露目は熱望されているため、プレスからぺぺに関するこのような質問は当然飛ぶだろう。

彼が土曜にスタートするかどうかについてはエメリは明言を避けたが、実際五分五分といったところではないだろうか。ほかにそのポジションでプレイできる選手はいるので、もしいま100%でなければここでリスクをかける必要もない。

じつはこの会見の注目ポイントはエジルとコラシナツの件に関することだった。

(エジルとコラシナツは木曜にトレイニングしていた……)

エメリ:彼らは火曜にはトレイニングに戻っていたよ。もうトレイニングを始めている。しかしメスト・エジルは少し体調を崩していて昨日はトレインしなかった。今日は一緒にいたよ。思うにこのトレイニングのおかげで彼らの状態がわかるし、土曜のファースト11に使えるかどうかもわかる。しかし金曜まで待つつもりだ。それが試合前の最後のトレイニングセッションだから。

(彼らがトレイニングに復帰したということは……)

わたしが彼らの復帰に喜んでいるかって? もちろんだよ。われわれにとって、あるいはわたしにとって、彼らは選手の以前に人間なんだ。われわれは自分たちのやり方を毎日トレイニングできるすべての選手たちとつづけていく。彼らは火曜に戻っていて、そういう状況だということだ。メストは病気だったが今日は回復している。彼らが毎日レギュラーでトレイニングしているなら、それはわれわれにとっていいニュースだ。試合でチームを助けてくれるオプションになるのだから。

(精神的な面でエジルとコラシナツは週末にプレイする準備はできているのでしょうか……)

もう一度同じことを答えるよ。彼らが毎日継続してトレイニングできるならば、ノーマルなワークができているならば、彼らはいつでも選ばれる可能性がある。

(あなたはエジルの退団を許しますか……)

まだシーズン2試合目であり、バーンリーはホームでは初戦だ。そんなとき選手が退団するかどうかでわたしが頭を悩ますと思うかい? わたしが集中しているのはここにいる選手全員についてだ。土曜のどの選手も土曜に準備ができているだろう。

(セアドとメストはメンタル的にプレイする準備……)

イエスだっつーの。100%。

(彼らからはプレイしたいと伝えられているか……)

彼らがいてこそチームは100%だ。メンタリティはチーム、トレイニング、試合に集中している。

(彼らからいかに恐怖だったかを聞きましたか……)

わたしが集中していることはポジティヴであることで、選手の気持ちがここで100%かどうかを確認することだ。わたしは彼らがここにいられることを助けたいし、通常のトレイニングに戻したいし、フットボールのことを考えてほしい。そして彼らにはトレイニングセッションと試合に集中することができていてほしい。

(もはやフットボーラーにも安全のために自身のプライヴェイト・セキュリティが必要な時代になったんでしょうか……)

クラブはそれについて取り組んでいるよ。彼らはトレイニングのときでも、準備のときでも、スクワッドで安全にいられるようにしている。それのおかげで、彼らの気持ちはトレイニングや試合に集中できる。

(自宅でどのようにして安全を保てる……)

それもクラブが取り組んでいる。現時点で彼らはわたしたちと一緒にいて落ち着いているよ。

この事件、どうもいまだによくわからない。

最初の襲撃事件のあとエジルの自宅近くで2人が逮捕されているのに、いまだに彼らの周囲は完全に安全な状態だとは思われていない。

つまりこの2人のほかにも犯人がいるということなのだろうが、であれば(捕まっていない)犯人は、エジルの豪奢な腕時計や車などを狙った単なる泥棒なのか、それを撃退されたことに対する復讐なのか、それともトルコ政府をめぐる政治的な動機があるのか。

それとエジルとコラシナツがいつもセットなのも違和感を覚える。政治的な理由ならエジルを狙う犯人がコラシナツも狙うだろうか。すでにボディガードだから??

いまエジルはMLSのDCユナイテッドへの移籍が取りざたされていて(エジルの代理人がDCユナイテッド側と会っているとスクープされている)、それがアメリカではなくとも、もしいずれ退団することになるとすればこのロンドンでのセキュリティ上の不安も移籍決断の大きな理由になるのかもしれない。安全を第一に考えれば、いまの状況を変えたくなる気持ちは理解できる。

その際には、じつはJリーグにもチャンスがあるのではないだろうか。こんな日本でも治安だけは誇っていいのだから(いまのところ)。来年の夏、楽天が巨額オファーを出す。いま予言しておこう。

ダヴィド・ルイス、キーラン・ティアニーのミニインタヴュー

夏の新加入ふたりがインタヴューに応えていた。この試合とは直接関係ないが、せっかくなので。公式サイトより。

ルイス:エドゥはグレイトな選手で、とても才能があったね。観るのが楽しいような。

彼はグレイトな漢であり、グレイトな人間であり、この役(TD)を引き受ける準備も出来ていたんだ。彼は知的で、人との付き合い方も知っているし、勝ち方も知っている。彼は勝者でクラブを前進させようとしている。

みんながいい選手に魅力を感じる、とくにブラジリアンの選手にはそうだと思うのだけど、ジルベルトはブラジリアン選手のなかでもベストのひとりで、ここでプレイしたなかではベストなんじゃないかな。

ぼくは10才のころデニウソンとプレイしたことがあるんだ。一緒にプレイしたんだよ。ガブリエル(パウリスタ)は友人だし、アンドレ・サントスもそう。みんなこのビッグクラブでなにかを成し遂げようとしてきた選手だ。

彼(マルティネリ)は若い選手だ。彼には才能があってみんなが彼のことを褒めているし、彼にワクワクしてる。だって彼が近い将来ファンタスティックな選手になる可能性があるとわかっているから。彼と一緒にやるのはいいことだろうね。彼を助けたいし、ぼくのフットボールの経験を彼に伝えたい。一緒になにか大きなことができるといいね。

ルイスはアーセナルにいたブラジル人について語っている。アンドレ・サントスと友だちというレアな情報も。彼にはアーセナルの選手たち全員が恩恵を受けそうに思えるが、とくにマルティネリにとっては彼の存在は非常に大きいように思える。セレソンの中心選手でもあるアニキから毎日直々に心構えを伝授されるのだから。素晴らしい。

ソーシャルサーヴィスのプロファイル写真を変えて、ファンから拍手喝采を受けているティアニーもまた、祖国のことを語っていた。意外にもアーセナルにスコットランド人は20年以上いなかったとか。

ティアニー:(1998年以来のスコッツマンになったこと)それもぼくには大きいね。ここに来れてうれしいし誇らしい。すべてよかったよ。

ぼくはハードワークするし、それがぼくが云えるすべてのことだ。すべての試合に全力投球する、いつだってハートをもってぼくのすべてを出し切る。ぶっちゃけそれができることのすべてなんだ。

誰が左サイドでもセンターバックでもパートナーシップを組めるのが楽しみだ。ピッチ全体のパートナーシップ、それにフレンドシップもね。

全力投球って単語、このブログで初めて使ったかも。蹴球なのに投球とはこれいかに。

この「全力投球する」コメントもファンに大好評で、ますます愛されキャラになりつつあるティアニー。早くピッチで観たいねえ。

チームニュース

公式によるチームニュース。

ジャカが背中と足でダウト。土曜の前に検査。

ホールディング、ベレリン、ティアニー、マヴロパノスがアウト。

ホールディングはU23ではすでにプレイしているが、ファーストチームのフルトレイニングにも復帰したというのはうれしいお知らせ。

ベレリン、ティアニーの復帰は10月

なお、今回ベレリンとティアニー(とディノス)のフルトレイニング復帰時期が10月とアナウンスされたことにファン界隈はざわついていた。

とくにティアニーはセルティックのボス、ニール・レノンが、復帰まで8週間の噂を否定して”few weeks”で復帰すると話していたばかりだったのだから。10月復帰予定だとすれば、なんなら8週間の報道のほうが合っていた計算になる。 彼はアーセナルとの交渉のなかで不利にならないように、ウソをついたのだろうか。とんでもないおっさんだ。

ディノス・マヴロパノスもケガでローンができないという噂があったが、10月まで離脱となるとかなりありえそうな雲行きだ。

予想ファースト11

当ブログの予想スターティング。今回は思いっきり外す可能性もいないめない。

4-2-3-1

ラカゼット

オバメヤン、セバーヨス、ぺぺ

ゲンドゥージ、トレイラ

モンレアル、ソクラティス、ルイス、AMN

レノ

真ん中の3人はゲンドゥージをジャカ役(アンカー)にして、3CMの4-3-3も考えられる。トレイラがアンカーのほうが安定しそうだが、エメリはどうもアンカーにはプレイメイカー(レジスタ)タイプを置きたがる。

このなかでポイントになるのは、ぺぺ、セバーヨス、トレイラ、ルイスの4人。

「ウィニング・チーム・ネヴァー・チェインジ」みたいな格言からすると、先週いいパフォーマンスを見せていたウィロックやネルソン、チェンバースといった選手は残したい。一方で新戦力も使っていきたい。

ウィロックを入れて、セバーヨスかトレイラが外れるか。ぺぺではなくミキタリアンあるいはネルソンでスタートするか。

エジルはどうだろう。ベンチスタートを予想。ウィロックもセバーヨスもいるので無理させる必要がない。

このなかではルイスのスタートは比較的ありそうに思えていて、なぜならバーンリーが引く時間帯はかなりありそうだから。守ってカウンターは今季もアーセナル対策の常套手段だろう。全体をコンパクトにしたとき最後尾から正確なボールを出せることは効果的に違いない。

逆にぺぺは引いた相手への対応は課題のひとつでもあるということで、そのあたりをエメリがどう考えるか。

最初の1点を取るまで、手堅く前回のチームをベイスにしたスクワッドで行きそうな気もしないでもない。

バーンリーについて

18-19はバーンリーは15位でフィニッシュ。

今シーズンもトップ6を脅かすグループには入っていないだろうが、かといって降格候補でもなく。アーセナルとしてはポインツを取りこぼすことが許されないチームのひとつだ。

注目選手は以前アーセナルのターゲットのひとりとも云われたGKのニック・ポープ。それと評価が非常に高いCBのタルコウスキー。

また彼らはこの夏にチェルシーからダニー・ドリンクウォーターをローンで獲得しているが、彼はまだマッチフィットネスがなく、この試合ではプレイしないようだ。残念。

それにしてもチェルシーは2年前に€40M近い金額で彼を買って、ほとんど使うことなく戦力外とまったく意味不明な動きをしている。

基本システムは4-4-2、エメリは3-5-2で来る可能性もあると会見で話していた。いずれにせよバーンズとウッドの2トップ予想だ。

ショーン・ダイチのコメント

※Sean Dychの発音はショーン・ダイクでもダイシでもなく「ダイチ」だったという件は当ブログの過去エントリをご参照あれ。

ダイチ:彼ら(アーセナル)は好調だね。彼らのコーチは調整したり変更したりして、少しだけディフェンシヴにもなった。しかしいまも試合を開く武器を持っているよ。

彼らはトップサイドだが、われわれもトップサイド相手にだってポインツが取れることは示してきている。

マッチファクツ

前回これ書くの忘れてた。。日本語コメンタリが中継中にちょくちょく挟んでくるヤツ。BBC Sports、Sky Sports、WhoScoredなどどこのプレヴュー記事でも見られるので、Optaからデータがセットで提供されるのかもしれない。

  • バーンリーはPLでアーセナル相手に9連敗。どの相手よりも多い連敗
  • 過去アウェイ19試合でバーンリーが最後にアーセナルに勝ったのは1974年
  • アーセナルはバーンリー相手にエミレーツステディアムでの7試合でアグリゲイト21-4(平均3得点)
  • アーセナルはシーズンスタートから2連勝すると09/10シーズン以来
  • 昨シーズン、アーセナルよりホームでのポインツを稼いだのはシティとリヴァプールのみ
  • アーセナルはPLの25試合、先制点を取って負けたのは1試合のみ
  • PEオバメヤンはすべてのコンペティション直近6試合で8得点

ほとんど負ける要素がない。バーンリーとの相性も抜群。オバメヤンはバーンリーの3試合でG6 A1だとか。カモじゃん(負けフラグ)。

試合結果予想

BBC Sports (Lawro’s prediction) 2-0

SKY Sports (Paul Merson)   N/A

WhoScored.com 3-1

なんかSky Sportsの予想が遅れるなあ。

マーク・ロウレンソン(BBC Sports):どちらのチームもオープニング試合ではゆうゆうと勝利。しかし今回バーンリーがさらなる3ポインツを稼げるかは疑わしい。

アーセナルはホームだし、彼らはニューカッソウで勝利したときよりもさらに強い。なぜならその試合ではベストチームですらなかったのだから。

今回はベストチームで来ると予想しているのか。やっぱりぺぺはスタートから出るかのう。

複数得点も素晴らしいが、やはりクリンシート。そいつを期待したいね。

エミレーツ・ステイディアムでのサポーターの<応援>が変わる

先週の試合で気づいたひとも多いと思うが、今シーズンのPLはVARとか、新しいルールの導入とかいろいろ変化がある。

そしてアーセナルのホームステディアムでも、今季この試合から大きな変化が見られることに。

以前からアーセナルのステディアムでもっとメイク・サム・ファッキン・ノイズしようぜとがんばっていたサポーターグループ(Ashburton Army)がいて、今回(今シーズン)から正式にスタンドにドラムを導入することになったようで。行ったことがないので場所がわからないが「ブロック26」で行うということ。ゴール裏?

南米とかドイツとか、なんなら日本とか、ああいう試合中ドラムがずっと鳴り続けていてチャントを主導するみたいな感じになるんだろうか。これはきっと中継音声でもわかることだろう。

違和感もありそうに思うけど、どうなるか見てみよう。



試合のみどころ

この試合のみどころはもちろん新加入の選手たち。ぺぺやセバーヨス、ルイスなんかはとくに。

それとジャカが(おそらく)いないなかで、ボールをいかに前に運ぶか。去年はなんだかんだ彼がいないときアーセナルではボールプログレッションが大きな問題になった。

何度も書くが、ぼくはビルドアップにおけるセバーヨスの貢献に期待している。ジャカがいないときにどういうビルドアップ(ファイナルサードへのボール運び)ができるのか、この試合はビッグテストになるはず。

とくにワイドに偏らず、セントラルエリアからのビルドアップの道筋もできることでアーセナルの攻撃がどう変わるのか。そこは大きなみどころだと思う。

おれはそういう中盤でパスゲイムをやるアーセナルらしさを取り戻してほしくて震えるよ。

(そういえば、GKからのつなぐビルドアップに関しては、シティなんかがPLの新ルールを活用してハイプレスを無効化するという策を取っているそうで、それもアーセナルが彼らに追随してやるかどうかチェックしたい)

ぺぺのウイング、ルイスのセンターバックからの配球に守備。どれも楽しみ。

キックオフは明日現地ランチタイム、日本時間8/17(土)20:30。

COYG

One Commnet on “【マッチプレビュー】19/20EPL アーセナル vs バーンリー(17/Aug/2019)悩ましいチームセレクション

  1. しかしホールディングどんだけ回復速いんだ。
    エメリなら完全にフィットするまでは使わないだろうが、それでもフルトレーニング復帰って。前十字靭帯だぞ!?

    これはアレだな、去年のコシェルニーがストイックなリハビリで超速復帰したのを見習ったんだろうな(妄想)
    大したもんだ。
    しかし無理せず完全に直して戻ってきて欲しい。

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