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【マッチレビュー】19/20EPL アーセナル vs バーンリー(17/Aug/2019)セバーヨスのインパクト&2連勝【コメント集】

エースふたりの得点でみごとホームで勝利。

失点は悔やまれるが、ニューカッスル(A)での勝利につづいての3ポインツということで、アーセナルがPLマッチでオープニングから2連続で勝つのは09/10シーズン以来10年ぶりだそう。われらは2試合つづけて無敗優勝の夢を見ている。すばらしきかな。ていうか10年もオープニング2連勝できてないてどんだけ。

さて、いつものように少し遅れてしまったがEPL Week2のバーンリー(H)を振り返ってみよう。

Arsenal 2-1 Burnley: Pierre-Emerick Aubameyang scores winning goal for Gunners

まずはコメント集から。追って試合内容について。



エメリの試合後コメント「チーム全体でよくワークした」

試合後のプレスカンファレンスより。

(結果について……)

エメリ:グドアフタヌーン。イエス。喜んでいいだろうね。われわれのアイディア、ピッチ上でのゲイムプランを遂行するのはタフだろうとは思っていた。なぜなら相手のゲイムプランに対応しなきゃならなかったからね。ロングボールにセカンドアクション、ハイプレッシングでプッシュしてくる。われわれは自分たちのゲイムプランをインポーズしたかった。そして自分たちのやり方でやれたと思う。2-1と違いをつくり勝てた。しかし、多くの時間帯ではそれが難しかった。彼らはプッシュしてきたし、彼らのゲイムプランがわれわれを苦しめた。

(ダヴィド・ルイス、ぺぺ、セバーヨスのパフォーマンスについて……)

つくりたかったのは、サポーターと一緒のビッグアトモスフィアだよ。今日も今シーズンも。今日は何人かの新しい選手たちを起用したが、彼らがここでのファーストマッチでインパクトをもたらしてくれた。今日このアトモスフィアはほかの選手たちとも一緒につくった。ウィロックのような選手のプレイもとてもよかった。若い選手たちにプレイするチャンスがあったということも云えるだろう。彼らにはそれが必要で、そして実際にそうした。

チーム全体のことについて話すことができると思う。全体でよくワークした。個人のクオリティとキャパシティを使ったがやはりチームとして動いていた。それにエミレーツではサポーターと一緒にどんな試合でも特別なものをつくりだせる。今日はそういうことをやったと思う。

(セバーヨスについてと彼がミッドフィールドにもたらすものについて……)

彼のクオリティをチームのなかでベストポジションで使うこと。われわれのアイディアとともに。彼とはここに来る前に話したんだ。8か10のようにプレイすると。今日彼は10のように始めたが、多くの時間でウィロックとポジションを変えて8ポジションにいた。そこは彼が快適にプレイできる場所なんだ。

(2試合で6ポインツです。この2シーズンはなかった……)

まだ36試合あるよ。2連勝でスタートしたし、昨シーズンは2連敗スタートだった。しかしその後はよくプレイした。われわれのチャレンジはどの試合にもある。6ポインツはうれしいが、来週はリヴァプールとのプレイだ。ビッグチャレンジだよ。

このポジションにいることはいいが、どの試合にも難しさはある。自分たちのやり方のなかで競争力や安定的でありたい。現時点ではこの2試合でそれがやれた。

われわれは試合でもトレイニングセッションでも競争力を持つためには全員が必要だし、ビッグ経験、ビッグパフォーマンスが必要だということがわかっている。ポジティヴでありリアリスティックであろうじゃないか。難しくなることはわかっている。いつだって楽しみましょうと。

(リヴァプール相手でもこの勝利チームでつづけるか……)

われわれが改善させたいのは、スクワッドのなかのどのポジションでも競争力を持つことだ。それといろいろな可能性を持つこと。たとえば今日はジャカがいなかったしメストもいなかった。ロブ・ホールディングもベレリンもそうだ。ビッグパフォーマンスのために別のオプションがある。どの選手もいいプレイをするなら、それがパーフェクトだ。

道のりは長い。シーズンは長い。そのなかで選手たちもケガやいろいろな問題や状況を抱えるだろう。去年の例で云えば、われわれがいくつかのポインツを失ったのは、いくつかの試合で別のオプションを持っていなかったからだ。そういったときは負けた。今年はベンチに何人かの重要な選手がいる。それがほんとうにいいインパクトをつくってくれる。チームはより競争力を持ったと思うよ。わたしの考えだが。

(VARに関してなにか云いたいことは……)

わたしにとってはVARはポジティヴなものだよ。彼らがそれをチェックするのはそれが必要だからだし。結局決断は正しかった。

(オバメヤン、ラカゼット、ぺぺについて……)

相手のゲイムプランにおけるプレイのやり方はとても力強く、われわれはそれに対応する必要があった。われわれはキャパシティ、クオリティ、スキル、攻撃と守備のストラクチャも必要だった。それをやれたと思う。

今日で云えば、もしわれわれが結果が得られたのだとしたら、それはうまくやれたからだと思う。ラカゼットとオバメヤンのゴールはアメイズィングだった。それとぺぺのインパクトもとてもよかったね。今日は45分だったが、彼はまだたった2周間しかわれわれといないし、よりフィットすることが必要だ。彼とは昨日話したんだ。毎日どんな感じか、試合の前はどんな気分か。進歩できていると感じるか。でも彼にはもっと必要だ。今日の45分は彼にはちょうどよかったと思う。

セバーヨスについてのコメントがもっと聞きたかったなあ。

来週はリヴァプール(A)ということで、これからのチームセレクションについての質問もある。エジルやジャカといったシニア選手が復帰してきたときに、最強の相手に彼らを使うのか、それともいまいい勢いを持ちつつある、若手や新戦力で構成された現状のウィニングチームを使うのか。ヘッドコーチにとっては、引き続き悩ましいところだと思う。

オバメヤンとルイスのコメント「トップ4に向けてファイトできる」

BT Sportsの試合後インタヴュー。

わろとるがな

(ピエー、2戦で2ゴール。そして連勝です……)

PEA:今日はスタートがよかったと思う。リヴァプールに行く前に2試合に勝てたのはよかったね。自信をつけたし、気分もいい。それが重要だ。今日はホームでプレイして、だからとてもハッピーだ。

(ダヴィド、赤いシャツに変わりましたがどうですか……)

ルイス:とてもいい感じだよ! ここにいられてすごくうれしいし、自分の仕事をやれるのがうれしいし楽しいね。こんな(オバメヤン)クオリティの選手たちとプレイできるのだから。

ぼくはこのチームはまだまだ前へ行けると思うんだ。どのコンペティションでもファイトできるよ。だから一歩一歩ハードにワークするんだ。このチームにいるのは喜びだよ。みんなが謙虚で、みんなが学ぼうとして、みんながこのクラブをもう一度輝かせようと成長したがっている。

(4分にゴール前ギリギリを横切るパスを出しました。ファンも喜びました。もう元チェルシーとか関係ない……)

ルイス:みんなのそういう反応を感じられることはグレイトだね。ただベストを尽くそうとしているだけさ。ぼくらのスタイルはフットボールをプレイすることで、試合においてのプランを理解していること。あとになって少しそれを変えたのは、違うやり方でやる必要がある試合だったからだ。でもチームと一緒にトレインして自信があるなら、バックからプレイしていくというプランを実行しなきゃならない。とてもうまくやれたと思うよ。

PEA:そうだね。もちろん。ぼくらはダヴィド・ルイスやダニ・セバーヨス、ぺぺなんて選手とプレイして力強くなったと感じている。彼らがここに来て、みんなが力強くなったと感じている。ぼくもトップ4に向けてファイトできると感じているね。

ダヴィド・ルイスのコメント「バーンズのような選手とやるのが楽しい」

ルイスは単独でもインタヴューに応えていた。

(バーンリーに勝利……)

ルイス:バーンリーはいつだってイージーな相手じゃない。彼らは典型的なPLチームだよ。彼らはゴールに向かってファイトするし、ダイレクトボールからのセカンドボールのやり方を知っている。コーナー、フリーキック、すべてにファイトする。でもこちらも彼らの試合というものをよくわかっていたと思うよ。とてもよく作戦を練ったし、自分たちの時間は自分たちのプレイをしたし、バックラインにロングボールが来ればそれに対応した。結果的にとてもよくプレイしたし、3ポインツにふさわしかったと思う。

(序盤で勢いをつくる……)

PLではそれがいつも重要だね。どの試合も簡単じゃないから、その点ではうまくやれていると思う。ニューカッスルではポイントを取るのは簡単じゃないからすばらしかったし、今日もすばらしかった。これからも地に足をつけて、謙虚で、毎日ハードワークをつづける必要がある。すばらしいチームがあるけど、毎日進歩することを考えなきゃダメなんだ。一歩一歩着実にやって、最後にどうなっているかわかるだろう。

(アシュリー・バーンズについて……)

彼はとてもクオリティのある漢だ。彼らはふたりのFWをボックス内に入れてロングボールを入れて、セカンドボールを拾おうとするスタイルがある。彼はトッププレイヤーで、すごく調子がいいね。健闘を祈るよ。彼はクラブのためにファイトできる選手で、ぼくはああいう選手を相手にプレイするのが楽しい。

(アーセナルでの毎日……)

ぼくには新しいチャレンジだ。人生の新しいストーリーをつくろうとしたぼくの決断だった。ここにいられてとてもうれしいよ。だって最初の日から、みんなからの歓迎がすごいんだ。チェルシーでやったようなすごいことができるようベストを尽くすつもりだ。

ダニ・セバーヨスのコメント「忘れられない日になった」

1試合にして全宇宙のアーセナルファンが彼の虜に。文句なしMOTMセバーヨス試合後のコメント。

セバーヨス:実際のとこ、ぼくにはこれが人生のなかでも最高に特別な日のひとつさ。

ホームでのスタートで勝てて、試合後のこの熱狂。この日は忘れられないだろうね。

ぼくはこの1年、ぼくのなかにあるフットボールを見せたいんだ。今シーズンに大いに熱意があるし、みんなにたくさんの喜びを与えたい。

彼らがぼくにくれる信頼に、ぼくはパフォーマンスで応えたい。

試合後のTwitterにて。

セバーヨス:このタフな試合でもチームはパーフェクトにワークした。チームメイトたちがとっても誇らしい! そしてとりわけアーセナルのファンはやばかった。最初にボールに触れたときから彼らのサポートと愛情をずっと感じた。さらに3ポインツだ! さあこれからもワークをつづけないと! Let’s go!

ジョー・ウィロックのコメント「いま夢のなかを生きてる」

すでにファーストチームでの居場所を確立しつつある、おれたちのジョー・ウィロック。試合後のコメント。

(チームの若い選手たち……)

ウィロック:いかにアカデミーが素晴らしいかを示しているね。ぼくらはみんな同じところから来た。ヘイルエンドだ。そしていまみんな成長しているところ。一番の親友であるリース(ネルソン)と一緒にプレイできるなんてすごいよ。夢がかなったんだ。夢のなかにいるみたいだ。

(オーバの2点目とシーズンの始まりについて……)

みんなが彼がワールドクラスの選手だということを知っている。彼が得点をつづけて、チームを救いチームを勝たせる。それが彼がチームでやっていることだ。驚きはないよ。彼がトレイニンググラウンドで毎日やっていることだもの。全然驚きでもなんでもない。

(ダニ・セバーヨスのパフォーマンス……)

それも驚かないね。毎日トレイニングで彼のテクニカルなところを見ているし、それにレアル・マドリッドみたいいなビッグクラブから来たんだから。ぼくらが期待してたパフォーマンスだったよ。でも今日はブリリアントだった。

夢を生きる。すてき。

コメント集は以上。のちほど試合内容についてのエントリをアップ。

※「マッチスタッツと論点」アップした。



※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

4 Comments on “【マッチレビュー】19/20EPL アーセナル vs バーンリー(17/Aug/2019)セバーヨスのインパクト&2連勝【コメント集】

  1. セバーヨス全てにおいてパーフェクトでしたね。ホント全宇宙のグーナーを虜にしたと思います。2試合共に内容は良いとは言えないけど若手と補強した選手が素晴らしいクオリティで何かワクワク。

  2. バーンズみたいなゴリラと戦うのが楽しいって言うCBが、今年は2人もいる。なんて嬉しいシーズンなんだろう。

    得点につながったセバージョスの守備は、普通だったらあきらめるくらいギリギリのとこだったと思う。
    あれを全力で触りにいく人は素敵だなー。
    まだ連携はできてないけど攻撃面もかなり期待できそう。
    ちくしょう、何で買取オプションがないんだ。

  3. ケチャップがどばっとでる試合よりも、こういった勝ち切り方を重ねたほうがチームの練度が増すような気がしますね。セバージョスはフィジカルもテクニックも、想像の斜め上をいっていました。もちょっと周りが距離つめてパス交換してほしいかな。さあ、今週末に欧州最強のホームで躍動するわれらがチームに期待しましょう!

  4. セバージョス、とってもよかった。
    ラムジーが抜けて、その穴が心配だったけど、見事に埋めてくれたと思います。
    今後の活躍に期待ですね。

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