19-20EPL Week2、ホームでのバーンリーはコメント集につづいて試合内容を振り返りましょう。
試合について
アーセナルのファースト11
4-2-3-1
ラカゼット
オバメヤン、セバーヨス、ネルソン
ゲンドゥージ、ウィロック
モンレアル、ルイス、ソクラティス、AMN
レノ
予想を外したのはぺぺ(ネルソン)とトレイラ(ウィロック)のスタート。外しておきながら云うのもなんだけど、順当な11人だったと思う。
とくにぺぺはまだ完全にフィットしていない(チームに慣れていないという意味も)とエメリも語っていたところであった。
サブから入ったのはぺぺ、コラシナツ、トレイラ。
エジルは体調の影響でベンチにも入らなかったが(ベンチの近くで観てた)、コラシナツは見た感じはふつうにプレイしていた。
基本的に4-2-3-1ながら、セバーヨスがB2B的に動いていたため限りなく4-3-3に近いシステムだっただろう。
マッチスタッツ
この基本スタッツからこの試合をどう評価すべきか。
7割近いポゼッションにも関わらずシュート数では負けている。逆にSoTでは倍近い差がついているので攻撃の優劣を一概には云えないが、今回ホームで盤石な試合運びをしたとは云えそうにない。アーセナルは彼らのロングボール、ハイボール(クロス)で苦しめられたが、失点はふつうにカウンターから(オープンプレイ)だった。
Arsenal vs Burnley Running xG pic.twitter.com/qwiifyNkuw
— Scott Willis (@oh_that_crab) August 17, 2019
Arseblogに寄稿するウィリス氏の見立てでは、総xGはバーンリーの優勢を示している(1.24 v 1.75)。
一方UnderstatでのxGはアーセナルの優位だ(1.20 v 1.07)。
両チームのxGをイーヴンと見る向きもあるっちゃある(1.3 v 1.3)。
xG map for Arsenal – Burnley
excellent finishing from Arsenal’s strikers takes them through a weirdly even match pic.twitter.com/dJeuauDazl
— Caley Graphics (@Caley_graphics) August 17, 2019
アーセナルのスコアは似たようなものだが、バーンリーのスコアにはかなりブレがある。
xGがまた信用のおけないスタッツだという証拠にならなければいいが(笑い)。
ちなみにUnderstatによれば、今回のラカゼットとオバメヤンのそれぞれのゴールのxGは0.06と0.05だということ。100本シュートして5-6回しか決まらないようなチャンスを彼らはものにした。優秀すぎる。どんなチームでも彼らのようなストライカーがいれば勝てる。そんなストライカーがすでにいるってことはすばらしいことだ。
試合の論点
アーセナル v バーンリーのトーキングポインツ。
テクニック、ワークレイト、パッション。ダニ・セバーヨスのインパクト
この試合の語りどころはいくつもあるが、何よりもまずセバーヨスの試合だったと。そういうことですよね。
♪オー、ダニ・セバーーーヨス!
Dani Ceballos’ game by numbers vs. Burnley:
100% take-ons completed
97 touches
90% pass accuracy
70 passes
19 duels
7 recoveries
5 crosses
4 take-ons completed
4 chances created
3 fouls won
3 shots
2 tackles made
2 assistsNo one could get near him. 💃 pic.twitter.com/3DwPY1oCkG
— Squawka Football (@Squawka) August 17, 2019
タッチ、パス、敵陣でのパス、チャンスクリエイト、ボールリカヴァリ、ファウル勝、アシスト、ジュエルでトップ。
タックル、ドリブル、シュートでトップタイ。
アシスト(2)はもちろんトップ、シュート(3)もトップタイということで、得点関与にはあまり期待しないほうがいいという前評判を覆されたのもうれしい驚きだった。
このように主要スタッツで軒並みトップのスコアを出しており、まさに「ザ・セバーヨス・ショウ」の趣であった。
また彼がこの試合に及ぼした影響力をよく表すデータとして、試合後にはヒートマップも話題になっていた。
No.10ポジションでスタートしながら、エメリも言及していたようにウィロックと頻繁にポジションを変え、No.8(B2B)的にプレイ。彼のポジショニングを示すヒートマップは、彼が前後左右、ピッチ上の多くのエリアをカヴァーしていたかのような動きがよくわかるものとなっている。
97 – Dani Ceballos had the most touches (97), created the most chances (4), and attempted the most passes (70) of any @Arsenal player versus Burnley. Impact. pic.twitter.com/koOyQw5kWd
— OptaJoe (@OptaJoe) August 17, 2019
今回あらためて、ボールキープ、ペネトレイト/ドリブル、パスといった、ミッドフィールドにおけるセバーヨスの高いテクニックを見て、われわれにはもちろんサンティ・カソルラを思い起こさずにはいられなかったわけだが、じつはそれよりももっと貴重なのは彼のワークレイトではないかと思っている。
タッチやアシスト、チャンスクリエイトといったゲイムメイカーらしさを示す数字ももちろん素晴らしい。
しかしそれよりも、今回注目したい数字はむしろボールリカヴァリやジュエルといった、守備面や身体を張ったスタッツのほうだと思う。彼はちゃんと粘っこかった。
一見地味に見えるしつこいチェイスからのボール奪取にスタンドからひときわ大きなリアクションがあったのは、大多数のファンにとりそれがほんとうに観たいプレイだったからだろう。「そう! それだ!」という声が聞こえてきそうだった。
ハイライトのひとつはもちろんオバメヤンの2点目のシーンで、セバーヨスがプレッシングで奪ったボールがそのままオバメヤンに渡り、シュート&ファインゴールとなった。ボールのないときに(奪われたときに)どうリアクションするか。彼がどういうタイプの選手であるかがよくわかるシーンだった。
クリエイティヴな仕事をしながら同時にハードワーカーでもあるということ。これはおそらくエメリが求める理想のNo.10像にかなり近いもののはずだ。エメリがどうしてもセンターでエジルではなくラムジーを使いたがった理由そのものだと云える。
もっともセバーヨスが今後No.10でプレイするのかどうかはわからない。エメリも彼のNo.8適性を示唆している。
彼のヒートマップを見る限りでは、いわゆるエジル的なピュア・クリエイターというよりは、もっとピッチを広くカヴァーし守備にも影響力を発揮するやはりNo.8に近い。
どうもエメリのこれまでの起用法を見ていると彼をNo.10として使いたい意向があるようだが、たとえばアーセナル公式サイトでも、彼の今回のデビューを96年のパトリック・ヴィエラのデビューになぞらえていたくらいで、もっと深い位置から試合に関与していくタイプだと見ている。あるいはエメリはNo.10というポジションの選手をアタッカーのひとりというよりは、あくまでもMFのひとりとして動かしたいのかもしれない。
ダヴルピヴォ(2CM)でも彼のよさは発揮されそうだが、それよりもうしろにカヴァーがあるNo.10や3CMのひとりのほうが守備のリスクは少ないのはたしかではある。
今後彼を起用する場合は、アーセナルはますます4-3-3に近いシステムに傾いていくのかもしれない。4-2-3-1でNo.10においても結局は4-3-3ぽいシェイプになっている。
あるいは4-2-3-1(2CM)でエジルの後ろでプレイするならば、15-16型エジルの再来が見られるかもしれない。そう、サンティが後ろにいてアシストを量産したあのシーズンのように。。夢が膨らみますなあ!
彼のメンタリティについても指摘しておきたい。
How much did you love this from @DaniCeballos46? 😍 pic.twitter.com/ZaMpzyXyNx
— Arsenal (@Arsenal) August 18, 2019
オバメヤンのゴールをまるで自分が得点したかのように喜ぶ姿に彼のメンタリティを見た気がするのだ。
自分が奪ったボールゆえになおさらうれしかったのだろうとは思う。誰かのために、チームの勝利に貢献することこそ自らの喜び。スライディングタックルで渾身のガッツポーズを見せたパパ・ソクラティスに通じるところがあるようではないか。真のチームプレイヤー。
セバーヨスはスペインU21のキャプテンでもあるということは、リーダーシップもあるタイプなのだろうと思う。それもまた現在のアーセナルに必要なものだ。
今後も彼がこの試合のように攻守でピッチ上に大きな影響力を示し続けるなら、今年はセバーヨスのシーズンになるかもしれない。そんな期待が膨らむ圧倒的なパフォーマンスだった。とにかく彼はこれがデビュー戦なのだからすごいよ。
エジルはおろかジャカの不在もほとんど感じさせなかったということは、アーセナルにとっては今シーズンからの世代交代の象徴的な存在になる可能性もある。1年ローンなので来シーズンはどうなるかわからないが。。彼が活躍すればするほど来年パーマネントで獲得するハードルが上がるというジレンマ。
パスセンス、プレス耐性、モビリティ。アーセナルの中盤が長らく求めていた理想のCMの姿がそこにはあった。。
たった1試合活躍しただけの若い選手を持ち上げすぎるべきではないのだろうが、とにかく彼のキャラクターはまったく近年のアーセナルが欠いていたもの「そのもの」だったのだ。これが興奮せずにいられますかってんだ。
ダヴィド・ルイスもデビュー
NUFCでプレイしなかったダヴィド・ルイスもこれでホームデビューとなった。
先週いいパフォーマンスを見せていたチェンバースとどちらを使うかなと思ったけれど、エメリはルイスを使ってきた。そして、彼はプリシーズンをチェルシーで過ごしていただけあって、フィットネスもとくにブランクも感じさせることなく期待に応えた。
あのパフォーマンスなら、チェンバースには気の毒だが、ホールディングが復帰するまでは、ソクラティスとルイスのコンビがファーストチョイスだろう。エメリはルイスをどのように使うか興味深く思っていたが、バックアップにするつもりはないようだ。
そして3CBのほうが彼に合っているということだが、2CBでも云うほど問題がありそうには見えなかった。まあもっと強い相手だったらわからないが。
さすがの落ち着きとロングボール。
落ち着きという意味でおもしろかったのは4分のシーンで、ハイプレッシャーのなかゴールのまん前をギリギリで横ぎるパスは、かなりリスクが高く本番でやるには躊躇されるプレイだったろう。彼の落ち着いた大胆なプレイにスタンドも湧いていた。自分に自信がなければ選択できないプレイだ。
またもちろん彼の代名詞でもあるロングボールはさすがの精度で、足の速いアタッカーとの相性の良さを証明した。あれはきっと、相手がプッシュしてくる強敵であればあるほど有効になるはずだ。
個人的にはコシエルニのアップグレイドだという意見には若干懐疑的でいたが、今回のパフォーマンスを見ていてそうなのかもしれないと思い直した。
失点シーンについては、カウンターだったしソクラティスの出した足に当たってボールの軌道が変わる?というやや突発的な状況でもあったので、オフサイドラインが揃ってなくてもしょうがないし、そこは入りたてで連携ミスもあるよなと思ってハイライトで確認したら、揃ってないのゲンドゥージのほうでなんだよまったくと思って、もう一度ハイライトを見たらやっぱりズレてたのはルイスだった。こういうことが今年は何度もありそうだなあ。
ニコラス・ぺぺもデビュー
45分。一番の見せ場は例のナツメグか。
Watch out when Nico’s about…
NUTS! 🥜 pic.twitter.com/HKv8qh7wi4
— Arsenal (@Arsenal) August 18, 2019
抜かれたひとはちゃんと引き立て役になってて偉いよ。
No player made more successful take-ons than Nicolas Pepe against Burnley
⏱ 45 Mins Played
🔘 2 Tackles
🔑 2 Chances Created
🔘 3 Ball Recoveries
🏃♂️ 4 Take-ons #Arsenal pic.twitter.com/7so4aPpz9L— Premier League Statman ⚽️ (@EPLStatman) August 17, 2019
45分でいいスタッツを残しているが、やっぱり得点に絡んでほしいね。
ショーン・ダイチの「チート」クレイム
どうもアーセナルの選手たちが、接触プレイに大げさに痛がってファウルをもらいに行っていたとバーンリーのボスが主張しているようで。
「アーセナルのもやしっ子には躊躇せずガツガツ行け」とトニー・ピューリス並の指示を出しておいて(いや知らんけど)、それがファウルになれば激おこ。
ダイチ:この試合は、ダイヴィングする選手や、ケガのふりをする選手とか、そういったものに対してほんとにプアだった。
妙だったよ。何週間か前のPLのミーティングで彼らはイエローカードが最悪だと云っていたのに。PLではどんな選手も基本的に試合で最低一回はチートをやるみたいだ。
それについて考えたことはあるかい? 試合で必ずチートをやるスポーツなんて聞いたこともないよ。見たこともないね。
アーセナルだけの話しじゃないよ。試合の利益に関して云ってるのさ。この試合はフロアに転がりたがる選手についてほんとにプアだった。
(どうしたら解決しますか?)シンプルだね。バンすればいい。
ハイライト見ただけでも結構な回数のラフプレイでアーセナルの選手が痛がっていたけど(ファウルにならないものも)、アレはすべてフェイクでしたと。そう云いたいのか。お前はネイマールの前でもそれを云えるのかと。小一時間。
とくにアディショナル時間のコラシナツとバーンズ?のプレイに怒っていたみたいだけど、ありゃふつうにファウルだろ。
ホイッスルのあとに、バーンリーのアシスタントコーチがエメリの握手を拒否するシーンがばっちり映像に残っているので、お時間あったら見てみてね。アンチ・スポーツマンシップの典型だよ。さすがNEWストーク。
その他
- レノは今回もいいセイヴを見せていたけどハイボールの処理に難ありの指摘が多数。今回のような相手はとくに相性は悪いのかもしれない
- モンレアルは71分にコラシナツが入るまでLBで精力的なパフォーマンスを見せていた。もう走力がないとかいろいろ云われているが、それでもあれだけのパフォーマンスを見せられるならまだまだ今シーズンもプレイしてほしい。ソシエダが狙っているという件は続報がない
- ネルソンは前半終了間際のゴールが幻になってしまったのがかなり残念だった。セバーヨスのプリアシストで、モンレアルのタイミングとはコンマ秒の差しかなかった。一応VARで確認となったが、もともとフラグは挙がっていたしあんまり関係なかった
- セバーヨスが脚光を浴びるなかで、ウィロックは黒子に徹するという感じであの年齢で早くもいぶし銀。アシスト未遂となったトレイラへのパスはしびれた
- プレヴューエントリでも書いたスタンドのドラムの件。ステディアムにいた観客でも聞こえなかったひとがいっぱいいたくらいの音量しかなかったようで。2ブロック離れた席のひとがやっと聞こえるくらいだったとか。TVの中継ではまるで聞こえなかったなあ。とりあえず今回は自分たちだけのセクションだけにするために控えめにやったという公式声明?もあり。そうなの?
試合については以上。
クソどうでもいいアーセナルニュース
ゆるやかにお届け。
アシュリー・コールがリタイヤ
Ashley Cole has announced his retirement from football. pic.twitter.com/GlQOFiXihb
— ESPN FC (@ESPNFC) August 18, 2019
うわあ今世紀最大でどうでもいいニュースだわあ。なんでもこのひとチェルシーでのタイトルよりも、アーセナルで取ったタイトルのほうが多いらしくて。人生損してないか?
RVPがアーセナル退団のほんとうの理由を語る
This is fascinating!
Robin van Persie tells @mrjakehumphrey the truth behind why he left Arsenal in 2012…#EarlyKickOff pic.twitter.com/pPPO1ljXxd
— BT Sport (@btsport) August 17, 2019
ていうかBT Sportsはなんでこいつをゲストに呼んでるのかと。アーセナルの中継だけ出てきたわけじゃないんだろうけど、少なくともアーセナルのファンは喜ばない。
なんかアーセナルを退団した理由を結婚にたとえたりしてて、よけいに鼻白むというのか。
そして当時自分で語った退団理由と今回語った退団理由が全然違うということで、今回もまた「嘘つき!」「裏切りもの!」「スネイク!」「この◯◯!」と世界中から総ツッコミ。のこのこ出てくるもんじゃないね。
しかもいまさらそんなこと訊いてどうするのかね。
以上。
さあ来週はアウェイのリヴァプール。
今晩も試合がある(ウォルヴズ v マンU)ということでまだ暫定ながら、PL2試合で2連勝しているのはなんとリヴァプールとアーセナルのみ。下手すると来週唯一の3連勝チームになれるかもしれないという。やったね☆
そのあとはインターナショナルブレイクを挟んで、ホームのNLD。この2試合はめちゃくちゃ重要で序盤のハイライトでもある。
昨シーズンはトップ6相手の成績が改善していて、一部には今シーズンもそのような傾向がつづくという予想もある。いい結果を残したい。
ではまたそのときまで。COYG
セバージョスすごかったっすね。序盤のシュートはYouTubeで何度も見たヤツで決まったと思いましたわ。あの角度から躊躇なくねらえる選手が欲しかった。あれはネルソンにもできるはず。ダニさん、キープ力もやばいっすね。フラフラひょろっと動いてるように見えて、ボールはずっと足元にあるとゆう。ダニと組めば、あのころのオレたちのエジルがまた見えるかもですね。リバプールにも勝てると思えるって、幸せです。
COYG
全員いいパフォーマンスだったと思うんですが、ゴール期待値的には負け試合だったんですね。あと、ゴール期待値がサイトによって違うというのが意外でした。どういうアルゴリズムなんでしょうか?
ただ、楽な試合ではなかったのは確かですね。ビルドアップが上手く行っていないのが原因かと思います。ニューカッスル戦もでしたが、ゴールキックからのビルドアップが相手のプレスにはまって、自陣でロストが多いですね。リバプールやトッテナムは見逃してくれないと思うので、何か手を打ってほしいものです。
一方、中盤の流動性は面白かったですね。セバージョスの適性によるところが大きかったと思いますが、あれだけ流動的に動かれると、プレスが混乱しますね。
ルイスを中心にビルドアップし、流動的な中盤がプレスを回避して、決定力抜群のフォワード陣がネットを揺らす。そんな試合を早くみたいものです。
どもども。
市井のアナリストたちはxGのカウントは基本的には目視でやってると思いますよ。だから評者によってスコアが違ってくる。よく「Rough xG」なんて書いてますが、試合を見ながらメモレヴェルの資料で計算したものではないかと。
Optaもスタッツのカウントはスタッフの目視でやってたはず(以前そういうヴィデオがあった)ですが、いまはわかりません。ひょっとするとAI的ななにかでやってたりとか? この手の技術の進化スピードはヤバいですからね。
Optaも含めてxGの正確性が微妙に思えるのは、やっぱりカウントが難しいからじゃないかな。
基本的にはシュートを打ったときのポジションが問題なんでしょうが、相手DFやGKのポジションもカウントするとなれば、それこそシューターの目線で状況を確認できるような、あらゆる角度から撮影できるヴァーチャルなカメラでもないと正確に測るのは難しそうだし。
フットボリスタなどを見てみましたが、ゴール期待値は長期的に見てこそ意味がある数値のようですね。
各自の数値にばらつきがあるのは仕方ないものの、同じ手法でデータをとり続けると、チームのパフォーマンスレベルを比較したり、それに基づいて今後の結果を予想できるそうです。
気にすべきではないというわけではありませんが、1試合の数値を気にしすぎる必要はないのかもしれませんね。
ルイスがバックに入ったのがとても大きい気がします。
逆足使えて、プレッシャーをビビらずに後ろから繋ぐことが出来ていたので、
後ろから中盤にボールがスムーズに供給されてたと思います。
面白かったのはコラシナツが一列前で起用されていたこと。
左利きで推進力あるので、今後の交代カードとして非常に興味深かったです。
一方で、気になるのはエジルです。現状彼の特徴が活きるポジションが見えません。
ロンドンでは残念な事件もあったので、アメリカ行ってみるのももいいのかなとも思います。
正直アメリカはやめてほしい
どこか行くなら日本
トップ下で出せばチャンスメイクに専念できそうだ
というこのエントリにも書かれてたことがあると思いますけども
エジルはまだ見たいな
初めてコメントします。いつも楽しく拝見してます。セバージョスは素晴らしすぎましたが、試合を決めたストライカー二人の決定力の凄さも昨年から引き続きでゾクゾクしました。
特にラカのゴールはあの位置からDF二人背負って倒れ込みながらGKの股抜くのは鬼だと思います。相当xG低いだろうと思ったら0.05ですか。昨シーズンもちょっと形は違いますがあの位置からニアの天井に決めてたし、あそこで迷わずシュートに行って結果点を取るのが頼もしいですね。
オーバは0.06より確率高そうに思いましたがそれでもさすがですね。彼も昨年確か似たような位置からGKのタイミング外して決めてた記憶がありますが、トップスピードが速い上に無駄な動きが少なくてタイミング取りにくいんでしょうか。
ストライカーの個人的な決定力頼みだけだと不安ですが、今後より新戦力がフィットして、けが人も戻ったらもっと良くなるじゃんと楽観的に捉えています。
それもこれも、連勝という結果が出てるからですね。ああ気分がいい! 次戦、アンフィールドが難しいのは百も承知ですが、今のチームがどんな戦いをしてくれるのかという期待感がかなりあります。
EL決勝負けたときは、落ち込みすぎてしばらくArsenal関係のニュース見れなかったから、人って現金なものだと思いますが、そんなスタートダッシュをきれたことが何より嬉しいです!
下手くそが打ったシュートも上手い選手が打ったシュートも平均化されてるだろうからスーパーなラカゼットやオーバメヤンなら難しいシチュエーションでも期待値は高くなるんじゃないかなあ
そういう選手は一握りなので、それが二人いるという贅沢
風の噂で、ドリブラーがいることで守備はよくなるとかアーセナル内部で意見があったから無理してぺぺを取ったとかどうとか
いや、それ無理ですやんって感じ
ぺぺには今後本領を発揮してもらうとして、ロングボール、セットプレー、中盤のボールロスト、ラインコントロールのミスによるピンチは今シーズンもたくさん見るだろうなあ、と
レノが止めるしかないね
xGはかなり興味深いですね。
ポープが当たってたのもあって、セバージョスのアレとかオバメのアレとか、あと1〜2点入っててもおかしくなかった様に思いました。タラレバですが。
この試合の軽めの3センターはなんか懐かしい感じしましたね。
上位相手にはまた違った布陣でやるでしょうから、リバポ戦楽しみです。
勝って単独首位!
今はまだ夢を見続けましょう!
自陣ゴールキックのビルドアップをどうにかして欲しいですね。CBがどちらもゴールポストの脇に下がってしまうと、フルバックもパスコースを作るために下がってこなければならなくなるのでどうしても嵌められやすくなる気がします。レノは足元下手ではないのでどちらかのCB役をレノにやらせるなど、もう少し工夫が必要かなとここ2試合感じました。
GKからのリスタートが気になった。上に同じ。
昨シーズンまではイウォビが左ウイングの時はハイボール競ってくれてたが。。。今年はより下のボールを通さないとマズい気がする。
とはいえダビルイスが入ってかなり狭いコースのパスを狙えるようになってきたから、連携次第で割とパス通せそうな感じもある。
今は完全にナメられてる感じ(アーセナルGKのときハイプレスしてもリスクは皆無、的な)だが、狭いコースをバスバス通せるようになったら相手もあんな極端なマネはできなくなるハズ、と思う。