エミ・マルティネスのコメント「試合中クリンシート、クリンシートと唱えていた」
影のMOTM。ビッグセイヴに正確な配球。アウェイでクリンシート達成に貢献した立役者のひとり。
(UELのスタート……)
エミマル:ここでプレイするのは難しかったね。彼らはCLチームという感じでぼくらみたいだから。それとアトモスフィアもここはトップだ。最初の15~20分はかなりハイプレスをやってきた。ぼくらもよく守ったと思うよ。バック4とMFたちが試合全体で一体感があったし、ファーストハーフにはいくつかのはっきりした得点チャンスもあった。セカンドハーフにはなんとか決めることができたね。
ぼくらはバック4でいいんだと思う。なぜならそれでとてもよく守ったと思うから。彼らはクロスからの空中戦が強いと知っていたので、よく守れたと思う。いいパフォーマンスだった。
(勝利のカギ……)
試合前にみんなで団結しなきゃダメだと話していたんだ。クリンシートもキープできるようにがんばった。バック4はみんな試合中ずっと「クリンシート、クリンシート」って唱えていたよ。最初にこちらが得点したときでもね。ぼくらはそれを築いていく必要があるんだ。より多くのクリンシートをキープすれば、あとはぺぺ、オーバ、ブカヨ、マルティネリみたいな選手がたくさんのチャンスをつくってくれる。彼らはとてもよく前に行く選手たちだし、あとはクリンシートをもっとキープできるよう団結しないとだ。
(自分のパフォーマンスについて……)
ぼくは去年レディングでとてもいいシーズン後半を過ごした。そしてプリシーズンでもとてもいいスタートができた。アーセナルでプレイする準備ができていたから、早めにプリシーズントレイニングに入ったんだ。いいプリシーズンがあって、自分のチャンスを待った。そしてこのアウェイの難しい試合でマネージャーがぼくを選んだ。ぼくならバック4でクリンシートをキープできるくらいソリッドにやれると見せたかった。
(若い選手たちと明るい未来……)
試合前に話していたのは、ぼくらがPLで一番若いチームだということ。今日もとても若いチームだった。オーバがアップフロントで、エミールとブカヨがウイング。このふたりはとても才能あるやつらだし、あとはマルティネリもそうだし、ウィロック、ネルソン…… もしぼくらが彼らがチームに落ち着けるよう助けられるなら、もしかしたらリーグでベストのウインガーになるかもしれないよ。
気力に満ちている。すばらしい。試合には出ていなかったマルティネリを推すあたり、仲の良さがうかがえる。
シュコドラン・ムスタフィ「なにかうまくいかないことがあっても戦争を始めるようなタイプじゃない」
ルイスとともにクリンシートに貢献。突然のカムバックを好意的に捉えるファン多数。なんという手のひら返し。
そんなおれたちのムスティが試合後に『Sport Bild』のインタヴューに応えた。via GOAL。試合についても話したのだろうが、GOALでは契約の話ししか取り上げられていない。
ムスタフィ:ぼくのエイジェントをやっている父とクラブが(契約について)話したんだ。ぼくはまだアーセナルの選手だし、2年の契約を残している。
ぼくはなにかうまくいかないことがあったからといって、戦争を始めるようなタイプじゃないんだよね。
ぼくはいつも云ってきた。「もし可能性があるのならネクストステップを踏むことにはオープンだ。でももしそうじゃなければ、自分のフットボールをキープする」と。
マネージャーはチームのなかでぼくもほかの選手と同じように見ると云っていた。だからぼくは今日プレイしたんだ。
この先どうなるかについては様子を見ることになるね。
(ブンデスリーガへの移籍)なにも云えないね。行かないとも云えないけど、いつだって自分に正しくありたい。妻とふたりの子どもがいるし、彼らの賛成も必要だ。
ジャーマンクラブがぼくに興味があって、それがぼくに合っているなら、そのときはオープンだよ。
今回ムスタフィがCBでプレイしているのを見て思ったけれど、本来はいまのアーセナルでCBのオーダーでは彼が一番上にいなきゃおかしいんだよね。年齢的にも素質?的にも(※AFCは彼を€40M近くで買っている)。
この試合でもおや?と思えるような守備のシーンはあったから、このパフォーマンスで即エメリの信頼を取り戻したとは思えないけど、カップ戦で地道に堅実にプレイしていけば、道は開けるのではないだろうか。いずれ退団するのだから彼が自分で自分の商品価値を上げてくれるのも悪くない。残っても去っても彼の復調はいいことずくめである。
アディ・フッターのコメント「結果は内容に見合わない」
一応、フランクのボスのコメントも。
フッター:われわれには苦い敗戦だ。なぜならパフォーマンスは結果に見合っていない。
まだ1-0だったときはイコライザーを取ろうとトライしていたが、2点目を取られてしまった。
われわれにはチャンスをつくることが重要で、その点では十分だった。ゴールさえあればドアは開いただろうし、ブーストもあっただろう。今日はそれができなかった。
フランクなあ。アーセナルは云うほど強くなかったと云いたくなるボスの気持ちはわからんでもないが、キミたちもたいがいだったぞ。
以上。
試合内容についてはつぎのエントリにて。
チームの周囲にあるネガティブな空気に流されることなく、選手たちはよくやったと思います。
あと、エメリに対する懐疑的な見方はよくわかりますが、ホールディング・ベジェリン・ティアニーが戻ってくるまでは判断を待ってもいいのではないかと思いました。
エメリも、コラシナツやAMNが4バック向きではないのはしっかりとわかっていると思います(プレシーズンで言ってましたしね)。
しかし、3バックを導入するには守備の手駒が少なすぎるため、仕方なく4バックを選択していると思います。コラシナツもAMNも4バックで育ってきた選手ではないので、敵WGが内側に切り込んでくる際の対処に難がある。そこで、3センターを採用し、内側に切り込む動きを制限するようにしていると思います。ただ、3センターにするとチームの重心が低くなるために、そのうちの2人をB2B(今回はウィロックとトレイラ)にする。そうすることによって、自分たちの攻撃の厚みを増し、かつハイプレスで相手の攻撃を遅らせることができる。
本来は、4231を採用するエメリも、仕方なく4312あるいは433を採用していると思います。私は、エメリをコロコロ戦術を変えやがってこのティンカーマンと思っていた立場ですが、そういう見方もできるのかもしれません。リバプール戦やワトフォード戦では、相手の対応やデウロフェウ無双を止められず上手くいきませんでしたが、この試合ではまだ機能していたと思います。
ただ、一つ注文を付けるなら、前線や中盤のプレスの改善をしてほしいですね。簡単にアンカーを経由させたり、中央部への縦パスを通させたりすることが多すぎます。433でサイドバックのケアをするのであれば、中央へのパスコースを消すのは必要不可欠です。
しばらくはイライラする戦いが続くかもしれないですが、そこを乗り越えれば上昇していけるのではないでしょうか。
被シュート数の話題はあるけど、ゴールになる可能性が低いシュートも多い
GKのビッグセーブに助けられている点もあるけれど、DFの重大ミスによる失点がなければ今シーズンの結果はまた違ったものだったろう
コラシナツ、ナイルズの両SBがティアニー、ベジェリンに変わった時、アーセナルの守備がどうなるか見てみよう
フランクフルトにはカウンターが決まったが、前節のウィロックやネルソンが潰されたのを見ても、同じようにゴールするのは難しいだろうと思う
スピードに対応できるDFが多く、ラフなタックルで止めてもファールになりづらいプレミアの性質でもある
サカとESRを初めて見ましたが、対照的なパフォーマンスに見えました
サカは試合を通して効果的だったようには見えませんが、縦に仕掛ける姿勢や味方を使う意識も高そうで、特にウィロックとは良い連携を随所にキラリと 何よりも結果を出せたのが大きい
ESRはロストマンでしたよね 4タッチ位してかすめ取られて、それを取り返しにプレスに行くわけでもなく
私にとっては初見の選手ですし、プレミアでもない試合1つで判断するのもナンセンスですが、ESRに大きな期待をかけるのは難しいなと感じてしまいました
あとチェンバースはもっと使ってあげて欲しいと切に思いました 開幕戦に続き安定したパフォーマンスだったと思うし、中央でも右でも、AMNやパパより序列を上げていいんじゃないかな ルイス&ロブと3バックも一度見てみたいし、アンカーでも機能するのはフラムで証明済み ベンチに置き続けて、チェンバースに退団を考えさせてはいけないと思う
マルティネスも使ってあげて欲しいけど、レノがいる以上は難しいか ロングパント多様してたからか、GK絡みで自陣で生み出した危険なシーンが記憶になく、ビッグセーブも記憶になく、総合的に凄く良いGKに見えてしまった ヴィラ戦はレノだと思うけど、引き続き放り込みゴールキックでお願いします
今日はオーバの日ではないとおもわせてからのオバーァァァ、は流石エース
ルイスは何とかアーセナルの守備に馴染んできたのか、あるいはパパとの相性が悪いのか
ペペも早く馴染んでほしいけど、ラカを思えば一年は我慢しないとダメかなぁ(そんな余裕は、、、
ムスタヒは、がんばれ!
スミスロウは対峙したDFが強力で、
特に前半は敵の左サイドは満遍なく機能していて脅威にもなっていた
という意味では良い経験であったろうし不運でもあった。
逆に敵の右サイドと真ん中は守備も繋ぎも、右は攻撃もイマイチだったので
その辺が結果を左右したかなという印象。
サカは思いきりの良さと判断がいい方に出ましたね。
股抜きやドリ突破からの退場誘発と、ミドル。
これだけ全てが吉と出たのはかなり持ってる男でした