IBもたけなわ。つぎの試合までまだ一週間もある。
さて、アーセナルについて試合はなくとも毎日いろんなニュースや話題を見ていて、このブログでも書きたいことや書くべきことがたくさんあるのだけど、ポジティヴな話題があまりなくて気が重かったところ。
それでも、しばらく貯めていたアーセナル関係の最近のニュースをここでまとめておきたい。
グラニト・ジャカは1月にローンか?
まずは渦中のひと、グラニト・ジャカの話題。
今後ジャカがアーセナルでプレイするかわからないとエメリも認めており、すでに冬の移籍が濃厚だと思われているが、冬のローンの噂がちらほら出ている。
ひとつはニューカッスル。
スティーヴ・ブルースがジャカへの興味を口にしており、チームにいるスイスNTでのチームメイトであるFabian Scharが彼を引きつけるカギになるとも考えているようだ。
Granit Xhaka move to Newcastle could depend on Fabian Schar involvement
ジャカはPLに残りたがっているという説もある。
もうひとつは、ジャカの元クラブであるメンヘン・グラッドバック。
アーセナルは現在ブンデスリーガでセンセイションを巻き起こしているDM、Denis Zakaria(22)を狙っており、ジャカをローンで行かせることで、今後ザカリアの獲得交渉を有利にしたいと考えているとのこと。
Arsenal to offer Granit Xhaka to Monchengladbach in return for Denis Zakaria
ジャカ(27)の評価額は€40M、ザカリア(22)の評価額は€28M。来夏での残り契約はそれぞれ4年と2年となる。
あとはACミランがオファーをするだとかなんだとか。
どうなるか見てみよう。
ところでジャカは先日スイスのシャツを着てインスタグラムにこんなポストをしたのが話題になっていた。
「幸せというのは自分に満足することで、誰かの承認を必要しない」。彼は相変わらず見えない敵と戦っているようである。
ジャカといえば、パトリック・ヴィエラがジャカを擁護していたのも話題になっていた。
ヴィエラ:彼(ジャカ)のことは気の毒に思うね。彼はかなり違う時期を過ごさねばならなかったし、非常に難しい時期もあった。でもみんな自分たち自身のことを思い返さないと。彼が来てからアーセナルでたくさんのものをもたらした。それはたくさんのリスペクトがふさわしいものだ。
もし自分が選手で、思うようにプレイできなかったら、自分自身に腹を立てるものだ。そしてそういうときに、ときにひとはなにかを云ってしまったり、後悔するようなことをしてしまう。
元フットボーラーの多くは彼に対してそういう短絡的結論を出すことはとても難しいことだと思う。彼にネガティヴになるのはとてもとても簡単なことだ。
わたしは彼がいかにいいか知っているし、彼ならこの辛い時期を乗り越えると思う。彼は強い漢で、いい選手だから。今後彼は自分がいかに優秀か示すだろう。
もしジャカがつぎのチームで大活躍するなら、やっぱりアーセナルでの使い方が間違えていた、あるいはアーセナルには合っていなかったという証明になる。
活躍しなければそれまでだけれど、活躍するならアーセナルはそのことに関して自分たちのやり方をレヴューする必要に迫られるだろう。
「トレイラはアンハッピー」
彼のエイジェントがそんな発言をしたということで、これも大変に話題になっていた。
Torreira, l’agente rivela: “Ancelotti ha tentato personalmente di portarlo a Napoli”
トレイラのエイジェントを務めるPablo Bentancurがイタリア?のレディオで話したことが伝えられている。
Bentancur:トレイラは問題ない。いまNTに参加していてハッピーだ。ナポリが欲しがっているというのも本当だ。だが金額でアーセナルの要求とは大きな差がある。過去には、アンチェロッティが彼を個人的にネイポーズに連れて行こうとしていた。もしアーセナルとのネゴが破談になれば、彼はネイポーズに来ていた。しかしアーセナルからのオファーもあり、トレイラはアーセナルと英国フットボールを選んだんだ。
ネイポーズが未来の行き先か? フットボールでは何でもありうる。トレイラはアーセナルでうまくやっている。もっとも役割の変更はうれしく思っていないが。しかし今年はチーム全体がうまくいってないと云わざるを得ない。
以前トレイラを連れて行くのは難しかった。いまもどれだけ困難かはわからないが、アーセナルはキープしたがっていると思う。プレイタイムが少ないから? 新しい役割ではハマっていないが、コーチの決断をリスペクトする。だからつぎどうなるかを見ている。
トレイラはネイポーズに行けなかったことはがっかりしていた。なぜかって? 彼がウルグアイアンだからだ。彼はキャリアをボカで終えたがっているような選手だ。ナポリはボカととても似たような環境がある。
後略。
まるでエイジェントもトレイラもイタリアに戻りたい、ナポリに行きたいという要望があることが周知の事実であるかのように話されているではないか。
先日は、すでにトレイラ側はアーセナルに1月の移籍希望を伝えているという別の報道もあった。
GFがイタリア人だったり、そもそもイタリアに帰りたがっていたという話しはずっと出ていたが、今シーズンに入りトレイラがますますエメリに軽視されるようになってきて、使われるときはNo.8/10という不可解な起用法もあったりでファンにはとても不評だったわけだが、今回トレイラ自身もその使われ方について気に入っていなかったということがわかった。DMの選手が攻撃のタスクを任されてハッピーじゃないわけがないという誰かの意見を見たときはそれもそうかと思ったのものだが、やっぱりそうじゃなかった。
あの起用法というのはいったい誰得だったのか。可能性を感じてそれを試すのは構わないと思うが、そこで続けて使うほどうまくいっていたようにも見えなかったのだよなあ。
トレイラのような将来有望な若い選手が、アーセナルに大した貢献もなくこのまま去っていくのなら、エメリの最大の罪のひとつになると思う。
「やっと自分らしい仕事をしても、誰もプレーすら見てない。ファンも、監督も。
でも自分はいいプレーさえ出来れば幸せだ。だから続けるんだ。」って事かな。(注;100%妄想です)
100%ジャカの本心なんだろうし、純粋なサッカー小僧なんだろう。
しかし人気クラブのファンの大部分は、純粋でもないしサッカー小僧でもない。
今さらそんな事に愕然としてる時点でジャカはキャプテンには向いてないと思う。
ジャカにはプレーで幸せになって欲しい。どこに行っても僕は応援する。