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ミケル・アルテタ、ヘッドコーチとしてのファーストプレス会見(PLエヴァートン)「準備はできている」

(ペップ・グアルディオラから学んだもの……)

アドヴァイス? 一番学んだものは無慈悲にならねばならないということと、一貫性を持つこと。毎日フィットしていなければならないし、クラブのカルチャーはウィニング・メンタリティを生み出すものでなければならない。

持続することは難しいが、毎日が重要なんだ。どの行動も重要で、どの組織も重要。彼のワークレイトはとんでもないものだ。人々に対してどれだけインスピレイショナルだったか。

しかしわたしにはその秘訣は、選手やスタッフやみんながもたらすべきものについて信じているということなんだ。それを伝えられなければならない。それを買っていなければならない。それができれば、チームになりみんなが一丸となって団結し強くなれる。

(経験不足についての懸念……)

彼らの心配は完全に理解しているよ。わたしが云えるのはそれだけだが、わたしもわたしが準備できていると彼らを納得させられるようトライするつもりだ。もし責任を取る準備ができていなければここにはいない。わたしはこのフットボールクラブを良くするために、血反吐を吐くまでやるつもりだ(I will burn every drop of blood)。

(18ヶ月前にはどこまでアーセナルのマネージャーに近づいていたんでしょう……)

ちょっとだけ近づいていた。正しいときではなかったんだ。それが実現しなかったのはまだそのときじゃなかったからなんだ。いまそのときが来て、わたしはうれしい。わたしはそのあいだたくさんのものを学んだし、経験も積んだ。

そういうプロセスの一部になれたことはよかったし、今回のことについてもとても準備ができた。それが助けになっていると思う。とてもポジティヴなことだったんだと思っている。

(あなたにとってアーセナルとは……)

わたしがイングランドでプレイしていたとき、アーセナルの意味するものがわかり始めたんだ。もちろんわたしはバルセロナ生まれで、それに一番近いスタイルで、一番近い価値と野心があったのがアーセナルだった。だからわたしはいつもまわりのひとたちにアーセナルでプレイするのが夢だと語っていたんだ。

それとひとりの人物。名前はアーセン・ヴェンゲル。彼がわたしを信じてこのクラブでプレイする機会を与えてくれた。その後にはわたしをキャプテンにしてくれて、彼がそういった機会を与えてくれていなければ、今日ここにもいないだろう。

(この18ヶ月間のアーセナルは何が悪かったんでしょう……)

秘密だけれど、わたしのなかには自分の考えはある。彼らと一緒にやっていかねばならないし。彼らがどう行動しているか、振る舞いはどうか、どう一緒にやっているか。

わたしは自分のやり方でやりたいと思っているが、これが全員がよくやっていける正しい道であると説得もしたい。

まずは全員がお互いをリスペクトするということ。そしてわたしが彼らにやらせようとしていることについて、みんなが説明できるようになってほしい。彼らに隠れてほしくない。みんなが自分の仕事に責任を持ってほしい。このクラブにパッションとエナジーをもたらしてほしい。

この考え方を買わない人間、あるいはネガティヴエフェクトのある人間は、この環境、カルチャーに十分ではない。

変化させることがらがある。完全に。なぜならわれわれが望むレヴェルでプレイしていないからだ。

わたしは彼らを助けなければならないし、何が起きているか知るために助けなければならない。彼らが何を感じているか、彼らに何が足りないか。もしわたしがそのポイントまで行ければ、彼らを助けられる。そうして彼らはわたしを信頼し、わたしについてきてくれる。

(PLでもっとも若いマネージャーに……)

時間がたてばわかる。経験について話すこと、わたしの仕事経験…… わたしの仕事にはたくさんの役割と責任がある。そのうちのいくつかはわたしも以前の仕事でやっていたことで、そのほかのことはそうでない。多くのことは関連があり、やったことがあるものとないものがある。

経験はわたしには触れないものだ。完全にわたしと対立するものだ。わたしが若いと感じられるのはいいことだと思う。わたしが34でプレイしていたとき、わたしはいつだって最年長だった。いまはマネージャーとして最年少。たくさんのポジティヴがあるよ。

それはこの仕事をやるにあたり、対応しなければならないことだとわかっている。わたしにはまわりに助けてくれるたくさんのひともいる。ベストを尽くすよ。

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One Commnet on “ミケル・アルテタ、ヘッドコーチとしてのファーストプレス会見(PLエヴァートン)「準備はできている」

  1. 選手自身に説明できるようになってほしい、という点はすごく期待感がありますね。
    全てのポジションの選手が攻守両面で同じ意識を持つってことですよね。

    今まではズルズル下がるバックライン、ボールへのプレッシャーが緩すぎ、フィニッシュにつなげるまでのビルドアップ、容易に突破されるプレスなどなどの問題がありますよね。
    要は攻撃時、守備時の約束事の共通認識がないってことだと思ってます。

    共通認識を言語化して、うまくいったとき、いかなかったときをレビューして改善する。理解できない選手、理解できてるが何度やっても出来ない選手は試合には出られないってことですよね。

    個人的にはウィロックとかAMNとかネルソンとか、明らかに苦労してる選手がどのように変わるのかが気になります。若い彼らの成長なくして、アーセナルのクラブとしての未来はありませんからね。

    今回の試合での変化は難しいとして、次戦では何らかの変化を見たいですね。COYG

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