(プライオリティについて……)
以前に云ったように、プライオリティはわれわれがチームに伝達していくものだ。それは毎日のトレイニングでの彼らへの要求の反応に現れる。
コミットメントであり、アカウンタビリティ(説明責任)、アグレッションでありパッション。このスポーツをプレイするため、このフットボールクラブをレペゼンするためのものだ。これがわたしが彼らに要求する基本になる。
そこからものごとを築くことを始め、すべてのことを進歩させていく。もちろん、それはできるだけ早くやらなければならない。しかし、もしこれが正しいマナーで行われなければ、難しいものになると思う。
(エディ・ハウはどれだけインプレッシヴ……)
とても。彼はあの年齢で始めて、やってきたことはすばらしい。彼はとてもよく考えを伝えるし、わたしは何度も彼に会ったことがある。何度も戦った。だから彼は好きなコーチだし、憧れでもある。彼の仕事には価値がある。こんなに何年ものあいだ、これをやり続けるのは簡単なことではないから。
(あなたの試合の準備はペップ・グアルディオラと似たものになる……)
イエス。
(自分はマンシティでアシスタントとしてどれだけやってきたと思う……)
できる限り助けた。数値化することなんかはわたしのやりたいことではないが、クラブや組織、選手たちを進歩させるためにやらねばならないことはすべてやった。そして正しい環境をつくり、選手たちにわたしがやってほしいことを完璧に理解できるよう、解決策を与えた。
彼らにガイダンスを与え、ペップを助け、できるだけ問題を回避し、ドアにジャンプしていく(jumping into his door)。それは同時に最大のチャレンジのひとつだったし、仕事を楽しんだよ。
(選手たちに、もしレイシズムに出会ったらどういう振る舞いをするよう伝えている……)
それについては議論している。いま、導きのための手続きはある。状況や文脈はいつも違うと思うので、反応が難しくなる。感情というものは同じ状況でも選手によってたくさんの違った反応がある。
しかし、この問題に関してわれわれは冷酷でなければならない。試合から追い出さなければならない。
以上。
会見コメントのポインツ
今回もまた重要なことをたくさん云っている。
ユングバーグのスタッフ入りが決定
です。よかったよかった。
FLのエジルの扱いについてはノーコメント
彼のアティチュード問題はともかくとして、まじな話し、アルテタがエジルをどうするかってのは今後の最大の関心事のひとつだなと。
サラリーの高さゆえ、事実上契約満了までクラブに残ることはほとんど確定で(オーンステインも「フェネルバチェとか(笑)」と語っている)、ということは彼を好むと好まざるとに関わらず、最高給選手を干すみたいなナンセンスを避けるなら、彼をどうにか使っていかねばならないことになる。
エメリのときはクラブ全体で彼を干して自ら移籍を志願してほしいと思っていたみたい?だけど、うまくいかなかった。
残り1.5年の£350kpw。これはもう最後までいくでしょ。もうガッポガッポですよ(古典的表現)。
アルテタはエジルの最高を引き出せると自信ありげだが。果たしてどうなるか。見てみよう。
アルテタのチームビルディングのキーワード
今後何度も引用したくなる重要キーワードを開陳していますな。
- コミットメント
- アカウンタビリティ
- アグレッション
- パッション
いくつかはUEとも重なっているが、もっとも重要なのはやはり<コミットメント>だなと。
This is evolving every day and I’m expecting you to perform and be in the right mindset every single day for me. If you do that, you’ll have a chance to play. If you don’t, you won’t.
毎日の正しいマインドセット。それがあれば選手はプレイするチャンスがあるし、そうでなければプレイはしない。ノーチャンスだと。
エメリもトレイニンググラウンドでの姿勢を見て使う選手を決めるということがフォーカスされた時期もあったけれど、それもつまりコミットメントなのだよね。選手がまっさきに問われるメンタリティ。
この点でぼくがいま一番心配しているのがニコラ・ぺぺ。
彼にチームへのコミットメントがないとはまったく思わないのだが、どうも彼はこのへんのアピールが苦手なのではないかと。そういう意味では少しエジルと似てるような。
おれはぺぺがもっともっと見たい。エジルとぺぺが最高に活躍する試合はきっとものすごく楽しいはず。
レイシズムについて
またなあ。
いい加減にしてほしいね。昨日はルディガーだけじゃなく、ソンにもあったようで逮捕者が出たとか。バカバカしい。
MAが云うとおり、もっとキツい制裁とか追加の対応が必要でしょうね。
会見については以上。
チョレイニン風景
後ろ手でボールをまわすみたいなのはやったことがないのか、えらいウケてるw 全体的にすごく楽しげで雰囲気は良さそうに見える。
インストラクションはとにかく自らハンズオンという感じだ。ボールを持ったら3人探せ、とかそういうのはやっぱりフイゴ・デ・ポシーシオンぽいんだろうか。
04:30あたりで、”We attract the opponent then we play to the other side.”と云っていると。
「相手を引きつけてからほかのサイドに出せ」。
ボールを持ってどうやってスペイスをつくるか教えてんのね。
感動したわ。
おわり
今シーズンエバートンのアンチェロッティとアーセナルのアルテタどっちが結果を出すのか。クラブの規模は違うとはいえ同じPLのクラブだし短期的にクラブの選択は正しかったのか答えが分かるのは面白い
この試合では誰がスタメンで選ばれるのか、フォーメーションは、監督のスタイルはサイドラインに立って鼓舞していくタイプなのか、色々楽しみすね
選手たちには暫定監督ではあんまり見れなかったパッションやアグレッションってものを見せて欲しいなと思う。俺も夜中やけど全力で応援させてもらうんで COYG
ついに始まりますね。
今おれたちはこれから始まる歴史の序章にいるのだと思うと、なんとも言えない誇らしい気持ちになります。
あたしがアーセナルに心を奪われたのはアンリがブレイクしたころですから、その頃からベンゲルさんは監督でしたからね。
アルテタには、そんな期待をしてしまいます。
こちらのブログには暇さえあれば来てるので、新シフト楽しみにしています。よろしくお願いいたしますm(__)m
数日前からここのブログ見始めました。
アルテタのコメントが頼もしくて期待してしまいます。アルテタのファンになってしまいそう。
トレーニングの動画10回は再生してしまいました。面白い。
自分ではこんな情報得られないので(翻訳含め)ありがたいです。
数年前から少しアーセナルの試合を見る程度のにわかですが、ここを見てアーセナルを見るのがさらに楽しくなりそうです。
よろしくお願いします。