FAカップサードラウンド。唯一のマンデイナイト（なぜ？）はアーセナル vs リーズ・ユナイテッド。

アルテタのヘッドコーチとしては初のFAカップだが、なんとAFCでの選手時代も最初のFAカップの相手はリーズだったそう。イングランドに数え切れないほどのフットボールクラブがあることを考えれば、どえらい偶然でありますなあ。

アーセナルにとってはアルテタが来て以降のPL3試合で見せた改革への道のりを、カップ戦でもどう見せるか。

またマルセロ・ビエルサのリーズは、現在チャンピオンシップでリーグリーダーという油断のならない相手。

通算13回の優勝を誇るFAカップマスターであり、今シーズンのタイトルにも本気だというアーセナルは、サードラウンドとはいえ細心の注意を払って挑む必要があるだろう。

PLの過密フィクスチャでロウテイションが必須ということもあり、なかなかトリッキーな試合になりそうである。

Arsenal v Leeds United, FA Cup third round

アルテタの試合前コメント

試合前のプレス会見はすでにこのブログで書いている。

【試合前記者会見】19/20FAカップ アーセナル vs リーズ・ユナイテッド（6/Jan/2020）1月の補強、ジャカ、オバメヤン…… | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

このあと、昨日にはまたアルテタのコメントがいくつかのメディアで伝えられていた。

ジャカについてアルテタ「キャプテンに戻るかどうかはわからない」

『football.london』（ジェイムス・ベンジ）より。5人キャプテンは変えない意向のようである。

アルテタ：（ジャカのキャプテンシーが復活する可能性）わからないね。そのうちわかるかもだ（time will tell）。

いま彼はここでハッピーだよ。完全にコミットしているし、いまはそれが大きなプラスになっている。

（ブーイングのせいで）おそらく彼はここがキャリアのために正しい場所だと思えなかったんだろう。

ファンのサポートについてアルテタ「ファンなしではなにもできない」

『GOAL』（チャールズ・ワッツ）より。

アルテタ：（ファンなしで勝てるか？）無理だね。

パワフルすぎるファンベイスがここにはある。歴史も。いったいどれだけたくさんの人々がこのフットボールクラブに関わってきたか。グレイトな選手とチームを見てきたか。

もしわれわれが彼らファンとまたつながれるなら、そんなパワフルなことはない。それなしでは不可能だと思う。

マンUを下したあとのアトモスフィアはすごくて、ゆっくりとそれを変えていっているとわかった。もっともっといい方向に。

それはわれわれ次第なんだ。われわれが彼らに与えねばならないし、もしそれができるなら、彼らはわれわれにもっと与えてくれる。

彼らはまたこのクラブでの成功を見たがっている。かつてそうであったように。そういった歴史があるんだ。

ファンをウェンブリーに連れていければ、それはまた違ったシナリオであっても彼らが誇れることだ。特別な日になる。家族と一緒にみんなで観に行くんだ。特別なことを生み出していると思う。

いい話。

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